幻冬舎の有川浩と言えば!心の内側からほっこり温まりたいあなたへ

「幻冬舎が出版している本で、有川浩の作品にはどんなものがありますか?」
と聞かれたら、

「どの作品もおすすめです!」と具体性のない返事をしてしまいそうなくらい、
彼女の作品に夢中になってきました。

本当に、幻冬舎以外の作品も含めてとにかく面白いです。

「そんなことを言われても…だから結局、幻冬舎の有川浩のおすすめ作品は!?」
そう思ったそこのあなた!

前置きが長くてすみません。

彼女の色んな作品を読んだ中でも、
だんだんと寒くなってきた今の時期にもってこいの三作品を紹介します。

彼女の作品を初めて読む方でも読みやすく、
ホットな作品ですので是非最後まで読んでみてください。

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●幻冬舎の有川浩と言えば①『阪急電車』


*たったの数分間でも、かけがえのない出会いです!

私の読書人生の中で、最も読み返し数が多い作品です。

私たちは日々、色んなせわしなさや悩みに囲まれて暮らしていますよね。

どこかへ行くため、電車に乗っている何気ない時間でさえ、
それをどうにかしようとしています。

誰かと連絡を取ろうとしたり、調べ物をしようとしたりして
スマホとにらめっこしている方が多いのではないでしょうか。

『阪急電車』は、そんなせわしなさや悩みを希望に変えてくれる作品です。

物語に登場する人物たちも、個性豊か。
それぞれ抱えている悩みがあります。

たまたま居合わせた数分間乗るだけの電車で彼らが出会い、

明日を変えるきっかけとなるのです。
そして季節が進み、きっかけがどうなったのかというところまで
書かれているところがスッキリポイントです。

●幻冬舎の有川浩と言えば②『植物図鑑』


*二人の世界にどっぷりと!
登場人物二人の日常が植物の記録とともに温かく描かれています。

二人で過ごす休日。

一緒に散歩をしたり、食事をしたりしながら何気ない会話をして笑いあう。

日々のちょっとした事の積み重ねで相手が大切な人になっていく。

その様子が読んでいると自然に情景として浮かび上がってくるような、
生活感、幸福感を味わえます。

二人の出会い方もポイントで、お母さん的立場からしてみれば

「家、入れちゃうのかい!」というところですが、
こんな世の中だからこそ、
自分たちで築き上げる関係性の大切さを実感できます。

「どういう出会い!?」と思った方、気になりますよね。
是非手にとって、一緒に突っ込みましょう!

●幻冬舎の有川浩と言えば③『キャロリング』


*重いテーマのままで終わらせない!最高のクリスマス。
登場人物たちがそれぞれ抱える問題が結構複雑なテーマになっています。

そこで終わらせないのが有川浩!『キャロリング』は
読み進めるほど良さがわかります。

『阪急電車』同様、登場人物たちが関わり、会話し気づいたこと。

思っていたことをちゃんと伝えること。

人間関係の醍醐味を教えてくれる作品です。

最悪だったクリスマスが、
最高に変わる奇跡の瞬間を感じてください。

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●まとめ

私の幻冬舎有川浩ワールドはいかがでしたか?
お楽しみ頂けたでしょうか?

彼女の作品はどれも登場人物一人ひとりの深い物語が交差し、
互いの人生に影響しあうような作品が多いです。

しかし、どんなに複雑なテーマにも、キャラクターの個性、
面白さが表現され、優しさや温かさで溢れています。

上記の作品は特にその特性が出ていて、
初めて読む方にも是非おすすめしたいです。

重くなりすぎずに、そっと優しさや思いやりで包んで世に伝える。

それが彼女の書き方であり、実際、私は何度も救われました。

寒くなってきた今の季節。この機会に、まずは幻冬舎の有川浩作品を読んで、
心の内側から温まってみてはいかがでしょうか。

きっとあなたも明日を頑張れるはずです。

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