小説の名作は何がおすすめ?1人の偉人と日本についてよく分かる小説を紹介!

小説の名作はたくさんありますが日本について考えたり、
知る事ができるものには何があるだろうか?

どの小説について書けばいいか悩みました。

そして私が行きついた答えは司馬遼太郎さんが書かれた小説
竜馬がゆく』という名作でした。

この記事では小説『竜馬がゆく』のあらすじとなぜ日本について考えたり、
知る事についておすすめなのかその理由を書きます。

今まで時代小説をあまり読んだ事がないという人にも
読んでみたいと思っていただけると幸いですので最後までお付き合いください。

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●司馬遼太郎さんの名作『竜馬がゆく』あらすじです。

物語は歴史上の偉人坂本龍馬が19歳の時に剣術修行のために
江戸へ旅立つところから始まり数々の偉業を成し遂げた末に33歳の時に
近江屋で亡くなってしまうまでが書かれています。

坂本龍馬の視点で物語は進行し
幕末という動乱の時代を彼がどういう考えで駆け抜けてきたのか
よく分かり実際にその時代にいるような感覚や彼の人生を追体験できる名作です。

物語自体もとても面白く魅力的なのですが作者の司馬遼太郎さんが
当時の資料や証言から日本についての考えを述べられていて
そこもとても面白いですし勉強になります。

●司馬遼太郎さんの名作『竜馬がゆく』おすすめの理由①

*物語を楽しみながら日本が当時どういう国であったのか知る事ができます。

あらすじでも書いたのですがこの小説は坂本龍馬の人生と一緒に
その当時日本が外国からどう見られていたのか?

どういう文化を持っていたのか?それらを丁寧に解説してくれています。

今とは違って県をまたいでの移動が厳しく制限されていたため
狭い日本の中でも独自の文化や環境があった事が分かって面白いです。

またその地域ごとでの格差や違いによってその土地で育った人達の考え方や行動に
全く違った個性が出てきていて、当時の日本の状況を知り考察できます。

こういった当時の状況を知って私は思うのですが今の時代は
個性を大切にしているもののつながりが増えすぎたせいで
自分らしさを逆に見失いやすくなっているのではないかと感じています。

つながりがあるのは便利で助かる事も多いのですが
それゆえに周りの意見に流され染められやすくなっているように感じるのです。

当時の日本の状況を知る事は今と比較して便利になったけど
問題もあるかもしれないなと考えたり、

これからの時代を生きていく中で参考になる事もあると思うので
それらを考えるためにもこの名作はおすすめです。

●司馬遼太郎さんの名作『竜馬がゆく』おすすめの理由②

*坂本竜馬がこの時代で成し遂げた事は今の時代で
特に必要なスキルだと感じています。

当時の分断されていた日本において坂本龍馬の成し遂げた事は2つあります。

⑴自分の知った情報を他者に伝えて具体的な行動につなげて世の中を動かした
⑵いがみ合っている2つの勢力を利益が生まれる事を提示して1つの大きな勢力に変えた

この2つです。

⑴は今でいうインプットとアウトプットです。

彼は物事の要点をつかんでそれを人に伝え
自分の立場ではできない事を代わりにやってもらう事で世の中を変えました。

当時と違って今は誰もが発信者になる事ができて
身分制度もないためその意見が良ければすぐに採用されたり、役立てられたりします。

⑵は今でいうマッチングです。

空き物件や結婚相手など
今も色々なマッチングが存在しますが
彼はどうやってこのマッチングを成功させたのか?今でも参考になると思います。

200年近く前の話であっても彼のしている事は動かすものの
大きさは違っても私たちがしているのと同じです。

この小説を読んで坂本龍馬の人生を追体験する事は今、
特に求められているスキルを身に付ける役にたつのでおすすめです。

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●まとめ

ここまで名作『竜馬がゆく』のあらすじとなぜ日本について考えたり、
知る事についておすすめなのかその理由を書きました。

時代小説として楽しむだけでなくこれから生きていく参考にもなりますので
ぜひ読んでみてください。

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