太宰治が書いた小説で小栗旬が出演している映画はある?小栗旬が主演の『人間失格』について解説!

日本の有名な小説家の1人に太宰治という人がいます。

有名な作品に『人間失格』『走れメロス』『斜陽』などがあり
38年という短い生涯の中で多くの小説を生み出しています。

太宰治の小説は多く映像化されていて様々な俳優が出演し
小説の世界を映像や舞台など実際に見て、
聞いて体験できるメディアとして表現されています。

そんな映像化された太宰治の小説に小栗旬が主演しているものがあるのを
皆様はご存じでしょうか?

2019年に公開された『人間失格 太宰治と3人の女たち』で
小栗旬は太宰治を演じています。

この記事では小栗旬が主演した『人間失格 太宰治と3人の女たち』の
あらすじとここが面白いという見どころについて書きます。

今まで小栗旬が主演している『人間失格』を見た事がないという人や
すでに見た事があるという人に「見てみたい」「もう1度見よう」
と思っていただけると幸いですので最後までお付き合いください。

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●小栗旬が太宰治を演じた映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』のあらすじです。

この物語は太宰治の自伝であり遺作となった『人間失格』を執筆開始して
完了させるまでの話です。

太宰治と関係の深かった妻そして2人の愛人をメインにどのようにして
『人間失格』は生み出されたのかを実際の証言や資料をもとに制作されています。

小説家として自分の作品に人生の全てを賭けている主人公と
彼を取り巻く3人の女性達の人間ドラマです。

●小栗旬が太宰治を演じた映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の見どころ①

*様々に移り変わる主人公の性格や行動を小栗旬が見事に演じています。

この映画の主人公は小説を書く事に人生の全てを賭けています。
しかしその熱い決意の内側でとても繊細で傷つきやすい部分も持っています。

シーン毎に感情の浮き沈みや静かに表現する部分と
激しく動く部分がころころと変わり続けるのですが
主演の小栗旬がそんな難しい役を見事に演じています。

視聴者は激しく行動していたり、普通の人はやらなかったりするシーンを
演じている時には「自分にはできない事を平然とやっている」という憧れを
抱いて楽しめます。

それとは逆に悩んだり、悲しんだりしているシーンでは
「私も同じような辛い時があった」と共感して感動できます。

●小栗旬が太宰治を演じた映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の見どころ②

*主人公の周りの女性達がそれぞれに違った魅力を持っていて面白いです。

この映画では主人公と関係が深かった3人の女性が登場するのですが
それぞれに違った魅力が感じられて面白いです。

妻の美智子は献身的で強がっていながらも打たれ弱い主人公を支える心優しく、温かいまさに母親といった女性です。

これに対して愛人の静子は自由奔放で男性に愛される事を生きがいにしている
女である事をとても重要視している人です。

妻の美智子とは真逆のタイプですがその自由な振舞いや考え方も
とても魅力的です。

もう1人の愛人である富江は太宰治と同様に自分を壊してしまいたいと
いう欲求が強い女性に感じられます。

男性としては少し重いように感じられる事もあるかもしれませんが
可愛らしい顔をして「一緒に闇に落ちましょう」と言われる
ドキっとする気がして美智子や静子とは違った魅力や美しさがあります。

このように全く違った魅力を持った女性3人がそれぞれに主人公に
アプローチする様子は見ていて面白くそしてとても
気分が盛り上がるのでぜひ見て欲しいです。

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●まとめ

ここまで小栗旬が主演の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の
あらすじとここが面白いという見どころについて書きました。

太宰治の小説を映画化したのではなく彼自身を主人公にした映画は
とても斬新ですのでぜひ見て欲しいです。

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