太宰治が住んでいたことがあるまなびの家ってどんなところ?その紹介と見どころについて解説!

日本の有名な小説家の1人に太宰治という人がいます。

有名な作品に『人間失格』『斜陽』などがあり38年という短い生涯の中で
多くの小説を生み出しています。

そんな太宰治が学生時代に住んでいた家が残っているのを皆様はご存じでしょうか?この家は「太宰治まなびの家」として今も現存しており見学する事ができます。

この記事では「太宰治まなびの家」がどんなところなのかという紹介と
ここがおすすめという見どころについて解説します。

今まで「太宰治のまなびの家」に行った事がないという人や
すでに行ったことがある人にも
「行ってみたい」「もう1度行ってみよう」と思っていただけると幸いですので
最後までお付き合いください。

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●「太宰治のまなびの家」を紹介します。

「太宰治のまなびの家」とは彼が旧弘前高校に在学していた時に
3年間下宿していた家で青森県弘前市にあります。

持ち主は藤田という方だったそうでこの人は太宰治にとって親戚筋にあたります。

現代に大正時代の建物が残っている事は珍しく
弘前市の指定有形文化財になっています。

平成には弘前市の道路工事によって取り壊しの危機がありましたが
太宰治の研究者が中心となって「弘前太宰治下宿保存会」が結成され
全国から会員が集まり
1200名以上になり保存、管理される事が決定しました。

その後前述したように平成18年に弘前市の文化財となり令和の今も
当時の状況を私達に伝えてくれています。

●「太宰治のまなびの家」のここがおすすめ①

*太宰治についての展示がされていて、著名人による文学講座も開かれていておすすめです。

「太宰治のまなびの家」では学生時代の写真が残されていたり、
数式のような落書きが残されていたりと彼がここで住んでいたのだという事が
実感できる展示がされています。

太宰治の小説は芸能や芝居などがテーマになっている場合が多くそういった事に
興味を持ちだしたのが学生時代だったため
この場所は彼の小説の原点が生まれた場所であると言えます。

そう考えるととても貴重な場所だし、その雰囲気や空気が感じられるのは
とても心地よいと思います。

またイベントとして著名人による文学講座もこの場所では行われているので
彼の作品の原点が生まれた場所で文学について考え

その世界観にどっぷりと入り込むのもまた面白いと思うので
とてもおすすめです。

2023年にも10月~12月に1回ずつ「太宰治文学講座」が開かれています。

太宰治の小説を解説したり、どんな気持ちで書かれていたのかといった事が
学べるのでぜひお時間があれば参加してみてください。

●「太宰治のまなびの家」のここがおすすめ②

*当時の生活様式を見る事で太宰治がどんな学生生活を送っていたのか想像できるのでおすすめです。

「太宰治のまなびの家」は太宰治が学生時代に住んでいた昭和2年~昭和5年までの
状況をそのまま残しています。

この建物の特徴として「中廊下型平面」という様式がとられていて
自分の部屋に他の部屋を通らずに入る事ができるので
個人のプライバシーが重視された作りになっています。

この事実を聞いて私はこの時代からそういったプライバシーに対する考えが
一般の家庭に浸透していたんだと知って面白いと感じました。

また太宰治が実際に過ごしていた部屋も当時と同じ状況で残されているので
学生時代の太宰治がどのような考えを巡らせていたのか想像しながら過ごす事が
できておすすめです。

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●まとめ

ここまで太宰治が学生時代に過ごしていた「太宰治のまなびの家」を紹介し
その見どころについて解説しました。

当時の雰囲気を感じながら太宰治がどのような生活を送っていたのか
想像して楽しめる場所なのでぜひ一度いってみてください。

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