坂本龍馬 何をした人なのか簡単に解説していきます。
zaku0909坂本龍馬 何をした人なのか簡単に述べていきます。
徳川幕府は従来、外国との貿易は行わない、いわゆる鎖国政策を行って
いました。
しかし、幕末期の19世紀になり世界が一つになる状況下で多くの国々が
貿易を行おうと日本にやってきます。
このため従来採用していた鎖国政策を、幕府としても改めなければいけない
必要性に迫られていきます。
しかしいざ外国と交易を始める段階となるや、外国との貿易方法を巡り
日本人の意見が対立していき、やがて日本は混乱期を迎えていきます。
この時期既に幕府は国内の統治能力が衰退しており、国内の混乱を
収拾していく能力が無くなっていました。
こうした幕末の混乱の時期に坂本龍馬は登場します。坂本龍馬は、混迷する
日本の状況を解決するためにとても重要な役割を演じました。
それでは具体的に坂本龍馬 何をした人なのか簡単に説明していきます。
● 亀山社中の設立
坂本龍馬 何をした人なのか簡単に説明するという事で最初に
挙げたいのが亀山社中の設立です。
坂本龍馬は、薩摩藩の協力の下、主に脱藩浪士を中心とし、日本初の
会社である亀山社中を設立させます。
亀山社中では航海技術を学ぶとともに通商を行う事で利益拡大を
目指し、やがては自らの船を所有する組織を成立させようと
坂本龍馬は行動していきます。
坂本龍馬 何をした人なのか簡単にいうと、まず会社の原型とも呼べる
団体である亀山社中を設立させました。
● 薩長同盟の締結への協力
次に坂本龍馬 何をした人なのか簡単に説明するという事で
ご紹介したいのが薩長同盟の締結です。
幕末期に日本有数の藩であったのが薩摩藩と長州藩です。
時代の経過と共に衰退していく幕府に変わりうる存在と
して日本中から注目されていました。
実はこの薩摩藩と長州藩は実力がある藩だけにお互い対抗心が
強い事で有名でした。
この対抗心のために幕末期には、お互いの関係性は上手く行かず
それぞれの藩の方針の違いが原因となり、戦をした事があるほど
両藩は、かなり険悪な仲でした。
この薩摩藩と長州藩の関係性を改善するため大きな役割を演じた
のが、坂本龍馬と言われています。
坂本龍馬は薩摩藩と長州藩の仲立ちをし、両藩のこじれた関係性
の仲裁に入ります。
幕末期に幕府と長州藩は、激しく対立しており幕府の命により
長州藩は武器を自由に購入できない状況にありました。
このため、坂本龍馬は薩摩藩に働きかけて長州藩の為に、武器を
薩摩藩に購入してもらうよう依頼します。
そしてこの武器を亀山社中が運搬し、長州藩に運ぶ事でお互いの
関係性を改善させようと坂本龍馬は努力します。
こうした地道な坂本龍馬の努力が実を結び、最終的には両藩は
薩長同盟を締結します。
この薩長同盟の締結に坂本龍馬は多大な貢献をした人である事も
坂本龍馬 何をした人なのか簡単に説明する事のひとつに挙げる事
ができます。
● 大政奉還へ尽力
坂本龍馬 何をした人なのか簡単に説明するという事で最後に
ご紹介したいのが大政奉還の実現に尽力したという事です。
幕府は、250年以上日本の政治を朝廷より任されて行ってきました。
しかし幕末期になると内外共に難しい難問を抱え、もはや幕府が
政治を行う事は時代に適合しない状況となってきました。
このため、幕府の政治の行い方に徐々に批判が強くなってきました。
そして幕末期になると幕府を武力を使ってでも倒そうとする勢力が
次第に強くなってきました。
坂本龍馬はこうした日本の状況をとても心配していました。
もしも幕府と幕府に反対する勢力の間で武力衝突が起きると
国内で戦乱が発生する可能性があります。
坂本龍馬は戦乱状態の中で発生する事が予想される多くの犠牲者
が出る事は避けたいと考えました。
この結果、坂本龍馬は土佐藩の重臣であった後藤象二郎に
大政奉還の意見を述べます。
大政奉還とは要するに、政治を行う権利を徳川家が朝廷に返還し
今後は諸大名と同じ、一大名としての立場になるという事です。
徳川幕府の政権運営に批判する人が多くいる現状を鑑みて徳川
幕府の幕引きを行う事が大政奉還の趣旨です。
後藤象二郎は、この案を土佐藩の意見とするため、土佐藩の
実力者であった山内容堂に大政奉還を行うべきだと提言します。
この提言に基づき山内容堂は、15代将軍である徳川慶喜に大政奉還
すべきだと意見し徳川慶喜はこれを受け入れます。
これにより徳川幕府は終焉を迎えます。
坂本龍馬 何をした人なのか簡単にいうと、大政奉還においても
極めて重要な役割を坂本龍馬は演じました。
まとめ
坂本龍馬 何をした人なのか簡単に3つに分けて説明してきました。
亀山社中に設立、薩長同盟の締結への協力そして大政奉還へ尽力の３つは、
どれも重要な事ばかりだと考えます。坂本龍馬は、幕臣でも無ければ薩摩藩や
長州藩といった大きな藩の武士ではありません。土佐藩の脱藩浪士です。
しかし持ち前の行動力と、時代を先取した斬新な考えで脱藩浪士の立場であるにも
関わらず、新しい時代を切り開いていった偉大な功績ある人物といえます。
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