吹奏楽でリード楽器をかっこよく魅せるコツ ~リード楽器の魅力と楽しみ方~

皆さん、リード楽器は好きですか?もちろん好きですよね!

それぞれ、個性的な音で繊細な楽器です。私が一番音を出すのが苦手なのもリード楽器たちです。
そもそも、私の担当は打楽器なんですが…。吹奏楽経験が10年もあれば、多くの楽器に触れる機会はたくさんあったので、リード楽器ももちろん吹いたことがあります。
個人差はありますが、私はリード楽器だけは音を出すことさえもできなかったです。(今は鳴らせますよ?)

今回は、数多くあるリード楽器の中から、吹奏楽で使われるリード楽器の魅力と、初心者でもかっこよく吹けるようになるコツをお伝えします。

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その1 シングルリード

・クラリネット

吹奏楽でのクラリネットと言えば、「前から2列目に半円型に並んでる」「比較的人数が多い」そんなイメージです。なんじゃそりゃ…(笑)
冗談はさておき、私が思うクラリネットの魅力を紹介しましょう。

一つ目は、どんな曲にも溶け込むような多様な音色
バラード曲も、ポップスも、クラシックも、クラリネットがメロディーを演奏することは多いですが、
どんな曲調でも浮いたりせずに、その曲に合った雰囲気を保てるのは、クラリネットだからこその魅力ではないでしょうか?

二つ目は、音域の広さです。音域が広いだけで演奏できる曲の幅は大きく変わります。
深みのある低音から軽やかな高音まで、クラリネット一つで表現できてしまうのです。
そんな表現豊かなクラリネットでいい音を出すために意識すべきことは、
ほっぺを膨らませない」、「マウスピースを咥える深さに気を付ける」です。
ほっぺを膨らませても音は鳴ります。
しかし、楽器に真っ直ぐ入るはずに息が、ほっぺに溜まってしまうため、
息のスピードが落ちてしまい、本来の音量や音色を出せなくなってしまいます。

そしてマウスピースの咥え方ですが、これは人による部分かもしれませんが、
咥えるのが浅すぎると音は出にくく、深すぎると音が濁ってしまいます。自分に合った場所を探してみてください。

・サックス

次に紹介するのは、サックス。「前から3列目の上手側にいるなぁ」「ソロかっこいいなぁ」というイメージをしています。
まずサックスには、主にソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4種類があります。
サックスだけで4種類もあるのはずるいですよね。
そりゃ、アンサンブル曲もかっこいいですよ。

情熱大陸」や「名探偵コナンのメインテーマ」、「ルパン三世のテーマ」なんて、悔しくなるほどかっこいいです…!

それにジャズをやらせたら、右に出る楽器はいないのではないでしょうか?
お気づきかもしれませんが、管楽器の中でサックスは特に好きな楽器なので、つい舞い上がってしまいました。
サックスはもうビジュアルだけでかっこよすぎて惚れてしまいますが、さらにかっこよくするには、
マウスピースは噛むように咥える」、「口でマウスピースをしっかり固定する」です。
私が小学生の頃、ある先輩に「梅干しを出す感じでっ!」と言われましたが、未だにその感覚はわかってません。(笑)
思いっきり吸い込んだ息が全て音になるように意識して、マウスピースを固定してくださいね。

その2 ダブルリード

ダブルリード楽器は、学校や団体によってはいないというところもあるかと思います。
私自身も本当に難しい楽器だと思っているので、今回は触る程度に紹介します。

・オーボエ

オーボエ、皆さんご存じかと思います。
世界一難しい木管楽器としてギネス記録にも載っているくらいです。
「音を出すのが精一杯だ!」という方も多いのではないでしょうか?
やはりそれだけ難しい楽器だからこそ、奏でられる音も繊細です。オーボエの最大の特徴ともいえる甘い音色でメロディーを吹けば、まるで本当に歌っているかのように聴こえてきますね。
曲の途中でオーボエソロが来れば、一気に気持ちまで溶かされてしまいますよね。

・ファゴット

最後に低音楽器とされるファゴットです。大きくて不思議な形なので、印象強いですよね。
同じダブルリードでも、高音のオーボエとは似ても似つかないですね。
そしてファゴットの特徴は、他の管楽器とは違い、指を10本全部使うことなんです!楽器自体大きくて、指も全部使うということで、体が小さい人にはかなり厳しい道のりかもしれません…。私も小さいので、落ち込まないでくださいね。

そんなとにかく難しく、不思議な楽器のダブルリード楽器ですが、吹くときの注意点はやはり、「リードの咥え方」です。
ただ、シングルリードであるクラリネットやサックスとは違い、名前の通りリードを2枚使って音を鳴らすので、力を入れすぎてリードを潰してしまわないように気を付けてください。でも、軽く咥えるだけでは息が漏れて音が鳴りませんので、上下の唇を丸めるようにリードを咥えて、唇でリードを固定しましょう。

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まとめ

今回は、リード楽器の魅力とコツについて紹介しました。
人には得手不得手がありますから、リード楽器が向いてる人もいれば、別の楽器の方が合っているという人もいます。(私はやっぱり、打楽器が好き…)
楽器一つ一つにそれぞれの魅力があり、それぞれの難しさがありますから、練習方法は一概には言えませんが…。
管楽器の練習では、呼吸を自在に操る練習、すなわち腹式呼吸を基礎練習に組み込むと良いでしょう。リード楽器は特に、ロングトーンの上達が楽器の上達に繋がりますから、正しい姿勢、正しい口の形を覚えて、よりかっこいい演奏を一緒に目指していきましょう!

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