主夫を情けないと思わないで!時代とともに変わる環境の変化。

主夫とは情けないものなのでしょうか?結論、そんなことはありません。

現代社会の変化として、女性が社会進出していることが挙げられます。
私の勤める会社でも女性が増えてきて、管理職にも多数女性がいるほどです。
女性の社会進出に伴い、家庭環境が大きく変わり主夫という言葉が広がりました。

主夫とは妻が外に働きに出て夫が家事育児をする、主婦の男性バージョンとも言えます。
今の時代イクメンパパと言われるほどに夫の家事に対する参加が増えてきています。

主夫やイクメンパパという言葉が広がってる世の中でも主夫を情けないと感じる人もいます。

この記事では主夫をなぜ情けないと感じるのか、
そしてそんなことはないと思えるための説明をします。

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●主夫を情けないと感じる理由

1.家事育児は妻の仕事だと思うため
2.稼ぎが妻に劣っていると思うため
3.勤め先の福利厚生が整っていないため

*家事育児は妻の仕事だと思うため

主夫は主婦という言葉から派生してます。

戦後の高度経済成長期に、夫が働きに出ている間
妻は専業主婦として家事育児に定着してました。

高度経済成長期よりもさらに前では明治民法に『無能力者』とされ、
働くには夫の許可が必要で、財産は夫に管理されていました。

昭和の時代まで妻が家事をすることが当たり前の世の中となり、
その役割を夫が担うことを情けないと思う人もいます。

未だに昔の風習が根付いています。

*稼ぎが妻に劣っていると思うため

女性の社会進出が増えてきた現在、社会に出てしっかり稼いでくる主婦が増えてきました。
少しずつではありますが管理職に女性が就いてる職場も見られます。

航空会社JALでは2024年1月17日に史上初となる、CA出身の女性社長が誕生日します。

社長や管理職に就いてる妻をもつ夫はプライドもあり情けないと思うでしょう。

*勤め先の福利厚生が整っていないため

会社の福利厚生に育休制度があります。
育児休暇と育児休業は会社が定める制度か国が定めた制度の違いですが
詳しい説明は割愛します。

育休は女性だけでなく男性も取得する権利が今の時代にはあります。
場合によっては夫が取るべき家庭も存在するでしょう。
しかし、制度はできても取りやすい会社は少ないです。

夫の育休が取りにくいため、1,000人以上の企業は会社側から
育休を提案しなければなりませんが、
ほとんどが中小企業で1,000人を超える企業は多くありません。

制度は整っていますが、実際に育休を取ることで
職場内からの扱いが悪くなることもあり、そんな立場の自分を情けなく思う夫もいるでしょう。

いろいろな問題が出てきましたが、主夫とは決して情けないものではありません。
主夫になることのメリットを私の周りの環境とともに説明していきます。

●主夫になるメリット

1.家事の分担が上手くいく

夫が働き妻が専業主婦の場合は家庭にもよりますが夫が家事に参加しない場合が多いです。

共働きでも妻が家事をする割合が高いです。
実際に私の周りでも夫が家事に参加しない家庭があります。

夫が専業主夫になることで家事の辛さも仕事の辛さもわかるため、
お互いに思いやり家庭も円満になります。

我が家は妻が働きに出たくないと言うため
私が働きに出ていますがいつも仲良く家事をしています。

役割をしっかり分担することでストレスもありません。

2.女性が社会に出やすくなる

私は以前カーディーラーで働いていました。実は店舗の店長は女性で、
30店舗近くある中唯一の女性店長でした。

個人的に男の店長に怒られるより悔しくて、結果が出ていたため
この記事を見た人は、企業の成長戦略として参考にしてみてください。

店長の夫は専業主夫として家庭を支えており、家庭円満を築けていました。

夫が主夫になることで妻は働きやすくなります。
妻は仕事に集中できて、社内でより高い地位を目指すことができます

今の日本企業は女性の管理職を増やしていこうと考えており直接ではありませんが、
大きな社会貢献活動とも言えます。

3.かわいい子供との時間が増える

自分の子供って本当にかわいいですよね。私には4歳の子供がいます。
本当にかわいくて、働かずにずっと一緒に居たいと思うほどです。

専業主夫は子供とずっと一緒にいることができるので本当に羨ましいです。

子供は産まれてから歩いて喋るまでの成長が特に早く感じるので、
その成長を見続けることができます。

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●まとめ

主夫を情けないと感じる人は未だに多くいることでしょう。
しかし、100年近くで家庭環境が大きく変化してきました。
これからも日本の制度が変わり主夫が増えていくことは間違いないでしょう。

この記事を見てくださっている夫さんもきっと不安な気持ちがあると思いますが
それ以上に良いこともあります。

お互いに持ちつ持たれつの関係になり家庭環境が良好になるでしょう。

まずは皆さんが主夫のパイオニアとなり日本社会に新しい風を吹かせていきましょう。

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