ロードバイクの中古は本当にやめたほうがいいのか?費用を抑えて賢く購入する方法

なるべく安くロードバイクを始めたい。
中古のロードバイクを選ぶときの注意点を詳しく知りたい。

ロードバイクを新車で買おうとすると10万円以上するものばかり。
やはり初心者はやめたほうがいいのでしょうか?

今回は中古ロードバイクを過去4回以上購入した経験を持つ筆者が、
実際に購入して感じたメリット・デメリット、おすすめの購入先、選ぶときの注意点を解説します。

結論から言って、初心者でも中古で購入することは問題ないですが、
きちんとした基準を持たなければ失敗する可能性が非常に高いです。

この記事を読めばコスパ良くロードバイクを手に入れることができますので、
中古車の購入に少しでも不安がある人はぜひ参考にしてください。

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●いいことだけじゃない?中古ロードバイクのメリットとデメリット

中古で購入すると安いというメリットがありますが、注意すべきデメリットもあります。

これを知っておかないと後悔する可能性があるので、丁寧に解説します。

*価格が安くて種類が豊富

中古市場の価格の安さは魅力的です。

年式にもよりますが、2~3年前のモデルでも定価の
30%割引で購入出来るロードバイクがあります。

エントリーロードと呼ばれる初心者向けの車体であれば
半額以下で購入できることも珍しくありません。

以前のスポーツバイク需要が落ち着き始めた現在は、
ロードバイクを手放す人達が増えているため、
安い価格帯でも種類が豊富であるのがメリットだと思います。

*売り手がわからず信用できない

メルカリやヤフオクなどの個人売買では、売り手が誰かわからないため、
信用できないのがデメリットです。

基本的にはノークレーム・ノーリターンですので、
車体に予想外の不具合があっても保証されません。

売り手によっては、落車した車体や盗難車を出品する方もいるので、
初心者が購入するのはリスクがあると言えるでしょう。

*購入後の消耗品の早期交換がデメリット

中古ロードバイクはある程度使用されたものが多いため、
ブレーキシューやワイヤー類などの消耗品が劣化している事がほとんどです。

例えばブレーキシューがすり減っていると、ブレーキをかけても止まれなくなり、危険です。
タイヤがひび割れているとパンクのリスクも高まります。

私が過去に個人売買で購入した車体も一件を除き全て、消耗品類の交換が必要なものでした。

*適切なサイズがわからない

新車の場合であれば、お店の人にサイズのチェックをしてもらう事ができますが、
ネットで購入する場合はサイズ確認が難しいと思います。

売り手も正確なサイズを覚えているとは限りませんし、
同じサイズでもロードバイクの種類ごとに微妙にサイズ感が異なる場合があります。

●経験したからわかる。中古ロードバイクの失敗しない購入先

初心者がロードバイクを中古で購入する際は信用できる場所で購入することが重要です。

私の経験則から言うと、個人売買はやめたほうがいいです。

中古を専門に扱うお店から購入すると、
失敗せずにロードバイクを始められると思います。

*サイクルパラダイス

サイクルパラダイスはロードバイクなどのスポーツバイクを専門に扱うネットショップです。

買取から整備までを専門の技術を持ったスタッフが行なっているため、
ハズレをつかまされる事はまずないと言って良いでしょう。

私はここで過去に一度、2016年製のグラベルロードバイクを購入した事があります。

実際に届いた商品は出品画面の写真通りの状態で、サイズもきちんと明記されていて、
初心者でも安心して購入できると思いました。

*バイチャリ

バイチャリは自転車の買取台数が多いため、常時多数の商品を在庫しているのが特徴です。

また、店舗での受け取りにも対応しており、東京、神奈川、埼玉に住んでいる方は、
実店舗で試乗ができるのが良い点だと思います。

購入後のメンテナンスもしているため、
アフターサービスがないと不安という方にはぴったりです。

*サイクルベースあさひ

新車のイメージが強いあさひですが、近年中古自転車の取り扱いが始まりました。

現在は一部店舗のみの取り扱いのようですが、
近所のあさひに取り扱いがあればラッキーですね。

購入後1年間は点検無料のサービスがついてくるのがとても魅力的だと思いました。

●初心者はここをチェック!中古ロードバイクの選び方

中古のロードバイクを選ぶときには以下のポイントを意識しましょう。

・年式に注意する
・フレームの状態を見る
・消耗品の状態をチェックする
・譲渡証明書が用意できるか確認する。

一つずつ解説していきます。

*ロードバイクの年式に注意する

ロードバイクの状態を簡単にチェックするには、年式を確認するのが良いでしょう。

一般的に年式が古いものほど状態の悪いものが多いので、
10年以上前の車体はやめたほうがいいです。

基本的には5年以内の車体を購入すると失敗する確率が低くなると感じました。

*フレームの状態を見る

年式が新しいものでも、フレームが錆びていたり、
最悪ヒビが入っていたりするものがあるので注意が必要です。

フレームの錆については、一見綺麗に見えるものでも、内部に錆が広がっている可能性があります。
購入前に必ず錆の状態をチェックするようにしましょう。

フレームのヒビや歪みについては、初心者が判断するのは難しいため、
信頼できる場所で購入するのが良いと思います。

*消耗品の状態をチェックする

車体の購入後に消耗品を交換すると、追加で費用がかかってしまいます。

そうならないためにも、できるだけ状態の良い車体を購入する事が重要です。
以下の部品をチェックし、状態の悪い車体はやめたほうがいいでしょう。

・タイヤ
・ブレーキワイヤー・シフトワイヤー
・チェーン

タイヤにヒビがあるとパンクのリスクが高まります。

ワイヤー類が錆びていると、走行中に切れてしまい、
最悪大きな事故につながりかねません。

チェーンが錆びていると切れる恐れもありますし、
同時にスプロケットやチェーンリングの摩耗に繋がってしまいます。

*譲渡証明書が用意できるか確認する。

中古でロードバイクを購入する際に忘れがちなのが、譲渡証明書です。
譲渡証明書は防犯登録をするときに必ず必要になりますので、必ずもらうようにしましょう。

個人売買の場合は相手が知らないことも多いため、購入前には確認することをおすすめします。
譲渡証明書を用意できない相手から購入するのはやめたほうがいいでしょう。

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●まとめ

今回はロードバイクを中古で買うときのメリット・デメリットと
購入場所、選び方について解説しました。

フリマアプリなどの個人売買はある程度知識がなければ、購入後のメンテナンスが困難です。
そのため知識や経験がない状態では、やめたほうがいいと言えるでしょう。

初心者の場合は個人売買で取引するのは避け、信頼できるお店かネットで購入するのが、
失敗しないためにおすすめです。

ロードバイクを正しく選んで、最高の自転車ライフを送りましょう。

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