ルイスレザーにレッドウィングはNG?ダサくならない組み合わせ

少し前にSNSにストリートコーデを投稿した少年のコメント欄が
荒れてたのをご存じだろうか?

理由は少年が西海岸発祥のブランドのパーカーに、
東海岸のNYキャップを被っていたためだった。

一般人からしてみればこれの何がいけないのか疑問に思う人も多いと思うが、
一部のファッションオタクからするとブランドの発祥地は統一しないとダサいらしい。

ではルイスレザーレッドウィングの組み合わせはどうだろうか?答えはもちろんNG。

この記事ではダサいなんて言わせない、
最高にかっこいい漢の革ジャンとワークブーツの着こなし方を解説する。


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●英国ライダースジャケットで有名なルイスレザー

*ルイスレザー誕生の歴史


ルイスレザーとはイギリス発祥の有名レザーウェアブランドのことである。

創業当初は紳士服などを生産していたが、
1930年にイギリスでバイク産業が発展したことによるライダースジャケットの
需要の高まりと、トップレーサーたちがこぞってルイスレザーを愛用したことによる

バイカーたちからの高い人気で、ルイスレザーの代名詞であるライダースが誕生した。
そして現在でもライダー達から熱い支持を受けている。

*定番モデル「ライトニングタイトフィット」


ルイスレザーの定番モデルといえば1960年~1970年にかけて生産された
ライトニング タイトフィット」。

特徴は両胸に縦方向とその下に垂直に2つずつジップポケットが付いており、
両サイドに前方に向かってダブルストラップのアジャスターが配しているところである。

レザーは最高レベルの革が使われており、普通なら隠されてしまう傷を敢えて残すことで
味とし、同じデザインは二つとしてないオンリーワンのジャケットが人気の秘密。

そして当時イギリスで大流行したカフェ・レーサーというレース仕様のバイカーに
人気だった名残で、着丈が少し長めの作りなのもロンジャンらしくかっこいいデザインである。

●米国ワークブーツ代表のレッドウィング

*レッドウィング誕生の歴史


対してワークブーツで有名なレッドウィングは、1905年アメリカのミネソタ州、
レッド・ウィングシティにて誕生したワークシューズブランドである。

1912年にミネソタ州で農業が盛んだったことから、
農家に向けた「ブラウンチーフ」シリーズを発売したところ爆発的に売れ、
レッドウィングは現在の人気を獲得した。

その後レッドウィングは高い耐久性や機能性が認められ、
屋根を修理するルーファーや木こり、カウボーイ、エンジニアなど様々な労働者に愛用された。

*レッドウィング定番モデル「アイリッシュセッター」


レッドウィングの定番モデルといえば「アイリッシュセッター」。

1952年にハンティング用に発売された、白い平らなクッション性に富んだ
トラクショントレッド・ソールが特徴の6インチ丈のワークブーツである。

ゴールドラセット・セコイア・レザーという赤茶色のカラーリングが一番有名で、
このような明るいカラーは焦げ茶っぽく革に深みが増していくためエイジング過程を
楽しめるのも人気の一つの理由。

ちなみにアイリッシュセッターとはレザーのカラーリングが
猟犬アイリッシュセッターの毛並みに似ていたことが名前の由来である。

●最高に漢らしい組み合わせ

*ルイスレザー×ドクターマーチン


ルイスレザーと同じイギリス生まれのドクターマーチンは間違いなしの組み合わせ。
タイトな作りのロンジャンには武骨なマーチンのブーツが良く映え、
バランスの良いスタイルに。

2020年に開催された「DR.MARTENS 60YEARS ONLINE FESTIVAL」ではバイきんぐの小峠英二が、
自前のルイスレザーのサイクロン タイトフィットにドクターマーチンの8ホールブーツを
組み合わせていて、最高にキマッている。

*レッドウィング×ショット

レッドウィングに合わせるならアメジャンで有名なショットの革ジャンがマスト。
アメリカでは昔チョッパー仕様のバイクが流行っていたため、
身幅や腕幅が広いライダースが好まれた。

そんなアメジャンにはボリューム感のあるレッドウィングのブーツが抜群に似合う。

バイカーらしい渋いスタイリングが好きなら、ショットのワンスターにデニム、
足元はレッドウィングのアイリッシュセッター(黒)がおすすめ。

シンプルながら漢らしい着こなしの鉄板コーデで最高にキマるはず。

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●まとめ

これまでイギリス発祥のルイスレザーと、アメリカ発祥のレッドウィングの組み合わせは
反対だと主張してきたが、実際ブランドや歴史の背景まで考慮してコーデを組んでいる人は
少数派だし、そんなにこのブランドは〇〇だから、あのパンツは〇〇発祥だから~なんて
考えていてはおしゃれをすることが怖くなると思う。

しかし、せっかく古き良きブランドであるルイスレザーとレッドウィングを
身に着ける機会があるのなら、誕生の歴史や背景を知ったうえで組み合わせることで、
ファッションが2倍にも3倍にも楽しくなるのではないだろうか。

この記事を読んだからには最高にイカした組み合わせで両者を着こなしてほしい。

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