メガネがずれる。これに欠かせない対策は

メガネは、それが必要な人にとっては、朝起きてから夜寝るまでずっとかけるもの。
度付きレンズを使う人にとって、メガネは生活必需品です。

メガネを外している時といえば、寝る時とお風呂に入る時くらいでしょうか。

メガネが体に触れている時間は下着と同じくらい長時間であるともいえますね。
そして、古来より(たぶん)多くのメガネユーザーを悩ませるのが「メガネがずれる」こと。
この問題を解決する対策を見ていきましょう!

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フィッティングはとにかく重要

よいメガネとは「よく見える」ことよりも
長時間かけられるメガネ」であることと言われます。

メガネを購入すると、店員さんがフィッティングをしてくれますが、
これは長くかけ続けるためには必須なものです。

購入したメガネを、
かける人の顔かたちや見え方に合わせて調整する作業です。

これは必ずお店で行ってもらってくださいね。
自分で行うと、場合によっては破損の原因になりますし、
さらにかけ心地が悪くなってしまう心配もあります。

また使用中に、メガネのこんな状態が気になってきたら、
定期的なフィッティング時期が来たサインです。

✳︎顔を正面から見たときにメガネの左右バランスが悪い
✳︎見え方に違和感がある、目が疲れやすくなる
✳︎下を向くとメガネがすぐズレる

メガネがずれたままで過ごすことは、
目にも体にもよくありません。

見え方だけでなく、体に余計なストレスがかかることで、
さまざまな影響が出てしまいます。

そのままメガネをかけ続けると、
以下のようなことが起こることもあるので気をつけましょう。

✳︎見え方が身体にストレスを与え、頭痛や吐き気を生じる

目は脳の出張所」と言われます。
見え方が脳に影響してしまうことがあるのです。

ずれたままのレンズを通して見える空間がストレスを起こし、
神経に影響して頭痛を起こす原因となってしまいます。

個人差がありますが、吐き気を生じる人もいるようです。これは困りますね。

✳︎メガネが顔に当たっている部分に痛みを感じる

これではメガネを長時間かけ続けることができません。

✳︎集中力がなくなる

調子が悪いメガネを常にかけ直したり、痛みを感じた状態では、
仕事や作業に集中することができません。

✳︎その他

いつもずれたメガネをかけていては、仕事相手に会う時などに、
ちょっと頼りない印象になってしまうかもしれませんね。

こんなことにならないためにも、
メガネのフィッティングはいつも心がけてください!

メガネの扱い方

フィッティングと並んで大切になるのが日ごろのメガネの扱い方です。
丁寧に扱うことでメガネは長持ちします。

せっかく選んで手に入れたメガネですもの、
長い人生ずっと一緒に過ごしたいものです。そのポイントを挙げました。

✳︎メガネを外すときは両手を使う

ついつい片手でメガネを外していませんか。
この動作は、片方のテンプル(つるの部分)だけが広がる原因になります。

メガネをかけたり外したりする時は両手でゆっくり行うことを意識してくださいね。

✳︎外した後はメガネケースに入れて保管

メガネを枕元に置くときは必ずメガネケースに入れましょう。
実はこれ、私自身がついやってしまい、そのたびに反省しております!

寝るときにメガネを枕元に置いたまま眠りこんで、
気がついたときには半分潰してました。

それも数回やりました…あわててメガネを確認したところ、
とりあえず壊れてはいないのですが、
これではメガネフレームに相当なダメージを与えてしまいますよね。

こんなことがないよう、破損防止のために
メガネを外したらメガネケースに保管することが大切です。

✳︎蒸気や熱が原因にもなる

蒸気や熱がメガネに直に当たると、
プラスチック製のレンズや金属部品にダメージを与えます。

料理の湯気やドライヤーの熱は、なるべく避けるようにしましょう。

✳︎鼻パッドも清潔に

メガネを拭くときに、レンズだけをきれいにして
鼻パッド部分をそのままにしてしまうことがあると思います。

この鼻パッドには皮脂やメイクが残りやすいもの。
ここも清潔にすることでメガネのずれを防げます。

では最後に、鼻パッドについて少し触れましょう。

鼻パッドについて

メガネを構成するパーツのひとつが鼻パッドです。
ノーズパッド、鼻あてともいいます。
メガネをかけたときに、フレームを鼻で支えている大切な部品です。

✳︎二つのタイプがある

鼻パッドは、フレーム一体型と独立型(クリングスタイプ)があります。
見え方に合わせた細かい調整を行いたい場合は、
やはり独立型をおすすめします。

✳︎素材

シリコンなどの柔らかいソフト素材のものと、セルロイドなどのハード素材があります。
ソフト素材のメリットは肌への摩擦があり、滑りにくいことです。

一方、汗や皮脂を吸いやすく劣化しやすいというデメリットがあります。
ハード素材はその反対です。
それでもきちんとフィッティングすれば、
ハード素材も滑りやすさは防げます。

✳︎長持ちさせるには

清潔に保つことです。メガネを洗うときは鼻パッドもきちんと洗うことを心がけましょう。
中性洗剤で洗い、柔らかい布でやさしく拭き取ってください。

✳︎交換時期

独立型の鼻パッドは、定期的(1年くらい)にお店で交換してもらえば、
安定したかけ心地を保つことができます。

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まとめ

いかがでしょうか。私たちの体は、日々状態が変化するもの。
目の見え方も、天候や体調によって変わったりもします。

そんな体に合わせてメガネの調子もまめに見てあげましょう。
ずれを防止するための対策はやはりフィッティングです。

自分のためにもメガネのためにも、
メンテナンスは忘れずに行ってくださいね。

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