ペルソナ4ってSwitchで遊べる?他のゲーム機との違いは?

お家にあるモニターがフルHD(1920x1080)の解像度ならば、
Switchで快適に遊べます♪

4K(3840x2160)などのフルHDより大きな解像度ならば、
Switchでは性能が不足しているかもしれません…。

また、Switchの携帯モードでゲームを遊びたい場合には、
十二分に快適なゲーム体験が出来ますよ♪

この記事では、
どうしてSwitchでペルソナ4を快適に遊ぶことが出来るのか、解説していきます!

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●ペルソナ4って、どんなゲーム機で遊べるの?

2023年8月現在、ペルソナ4は次のゲーム機で遊べます。

・ペルソナ4
発売日
PlayStation2
・ペルソナ4 ザ・ゴールデン
発売日 2012年6月14日
PlayStation Vita
・ペルソナ4 ザ・ゴールデン Steam版
発売日 2020年6月14日
Steam
・ペルソナ4 ザ・ゴールデン リマスター版
発売日 2023年1月19日
Xbox Series X|S
Xbox One
Windows
PlayStation®4
Nintendo Switch™
Steam

一番最初のバージョンであるペルソナ4が発売されたのは、2008年!とっても息が長いゲームです!
作品に魅力を感じる人、発売を望む声が大きいんでしょうね~。

ちなみに、スピンオフ作品である、ペルソナ4の2D格闘ゲーム
ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールドもSwitchで遊べますよ

●ペルソナ4 リマスター版は、高精細&滑らか!どんな点が優れているの?

*3Dモデルを作り直すのは大変!

15年前に粘土をこねて作った作品と全く同じ作品を、
今年買ってきた粘土でどこから見ても全く同じように作り上げるのは、とっても難しそうですよね?

同じように、2008年に作った3Dモデルを、現在の技術でリメイクするのはとても難しい仕事です。

もちろん、プロの3Dモデルのデザイナーさんたちに技術がない、という訳ではありません。

「同じような見た目」の3Dモデルなら、1キャラクターあたり2週間もあれば作ることが可能です。

しかし、「既に完成しているゲーム中の全ての動作に破綻無く対応出来る」3Dモデルを新しく作り直すのは、
単純に作るだけでは作業が終わらず、動作が問題ないか検証するのに非常に時間がかかります。

ペルソナ4のようにボリュームのあるゲームなら、
1キャラクターあたり2か月かけても検証が終わらないでしょうね…。

そのため、リマスター版で使用している3Dモデルは2008年のモデルと同一のはずです。

*高精細&滑らかって?

では、それなのにどうして、グラフィックが進化しているのでしょうか?
公式ページでも言及されている、高精細&滑らかというキーワードから、
その事情を推測することが出来ます。

つまり、
・高精細なグラフィック テクスチャを高解像度にしている
・滑らかな操作感 UIのアニメーションなどの作りこみを向上している

であると考えられるのです!

高精細で高解像度なテクスチャとは、つまり、
3Dモデルに使用する画像のサイズを大きくしているということです。

これにより、細かいデザインを表現することが出来るようになりますし、
ボヤけた絵ではなく、ハッキリした絵を映し出すことが出来ます

リマスター版の比較動画を見てみると、昔のゲーム画面は見た目がボケてしまっていますが、
リマスター版ではメリハリのついたハッキリとした絵が出ています!

滑らかな操作感とは、メニュー画面等の操作の際のアニメーションや、
SEを作り替えている
ということです。

3Dモデルの変更と異なり、UI画面を変更しているだけなので、
検証が必要なパターンも限られます。

ゲーム機の性能向上によりかなりの余裕が出来たでしょうから、
UIデザイナーさんたちは思う存分、技術の粋を注ぎ込むことが出来たでしょうね♪

●ペルソナ4のSwitch版でも、高精細なグラフィック楽しむことが出来るの?

先ほど、テクスチャが高解像度になったことで、
高精細なグラフィックを楽しむことが出来るようになった、とお話しましたよね。

PlayStationやXBoxといった高性能ゲーム機と、
何かと性能を比べられがちなSwitchでも高精細なグラフィックを楽しむことが出来るのでしょうか?

そのためには、テクスチャを高解像度にするための仕組みと、
それぞれの機材のメイン・メモリの容量を見ていく必要があります。

*テクスチャを高解像度にするための仕組み

ゲームで使用するテクスチャのサイズは、
128x128や、256x256、512x512といったサイズにしないといけないのです。

なぜ、そのようにしないといけないのか、と言うと、
ゲームのグラフィックを描画するための技術であるDirectXが、そのサイズしか使えない、と決めているためです。

そのため、テクスチャを1段階高解像度にするたびに、
テクスチャのピクセル数が4倍になっていきます。

ピクセル数が4倍になるということは、ゲーム画面を描画するためにテクスチャ情報などを保存している
メイン・メモリの容量が4倍必要になる、ということなんです!!

*それぞれの機材のメイン・メモリの容量

まずは、一番最初にペルソナ4 ザ・ゴールデンが発売された
PlayStation Vitaのメイン・メモリ容量を見てみます。

PlayStation Vita メイン・メモリ 512MB

そのため、テクスチャを1段階高解像度にするためには、
512MBの4倍で、2GB必要になります。

2段階高解像度にするためには、2GBの4倍で、8GB必要になります。

リマスター版が発売された各機材のメイン・メモリ容量を比較してみましょう!

Nintendo Switch™ メイン・メモリ 4GB
PlayStation®4 メイン・メモリ 8GB
Xbox Series X メイン・メモリ 16GB
Steam PCの構成次第

Steam版の場合、PCの構成次第でいくらでも大容量のメモリを積めるので、
今回は話から除外しますが、メイン・メモリの容量という面では、

Switchは1段階、それ以外の機種は2段階、グラフィックを向上できるようですね。
すると、Switchでは高精細なグラフィックを楽しめないのでしょうか?

*どこまで高精細なグラフィックにする必要があるのか?

一番最初にペルソナ4 ザ・ゴールデンが発売されたPlayStation Vitaの解像度は、960×544でした。

今でいえば、クウォーターHDと呼ばれる解像度とほぼ同等です。

そもそもは、この解像度で快適にプレイできるようにゲームが作られていたんですね。

この画面を1段階高解像度にすると、
昨今の主流となっているフルHDと呼ばれる解像度、1920x1080と同等になります。

また、Switchの携帯モードでは、画面サイズがフルHDより少し小さい1280x720になります。
そのため、テクスチャが1段階高解像度になれば、十分にゲームを楽しむことが出来ますね♪

一方で、最近出てきている4Kと呼ばれる解像度、
3840x2160で遊ぶ場合を考えると、さらに画面のサイズが大きくなっていますから、

テクスチャを2段階高解像度にした方が快適なゲームプレイが出来そうです。

その場合には、Switchでゲームを遊ぶと物足りなく感じてしまうかもしれませんね。

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●まとめ

ペルソナ4 ザ・ゴールデン リマスター版の特徴である、
高精細&滑らかなゲーム体験について、

特に、高解像度なグラフィックが楽しめるかどうか、
という部分をお話してみました。

お家で使っているモニターの解像度がフルHDなら、
Switchで楽しくゲームを遊ぶことが出来そうですね。

一方で、家電量販店の店頭にある一番大きなテレビと同じぐらいの大きさのテレビがお家にあって、
4K以上の解像度でゲームを遊びたい場合には、Switchでは物足りなく感じてしまうかもしれません。

ちなみに、Switchをモニターに繋がず携帯モードで遊びたい場合には、
十二分に鮮やかなグラフィックを楽しむことが出来ますよ♪

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