プリズンブレイクのセオドアってどんな人物? その独特なキャラを解説

プリズンブレイクは2005年にアメリカで放送を開始した大ヒットドラマ。

主人公マイケル・スコフィールドは、
死刑囚として投獄された兄リンカーン・バローズを救出するため、
自ら罪を犯して同じ刑務所にはいります。

主に凶悪犯を収容する、警備も厳重な刑務所「フォックス・リバー」を舞台に、
脱出を目指して知略が繰り広げられます。

実はマイケルはフォックス・リバー刑務所の改修工事の設計にたずさわり、
脱獄のために全身に設計図のタトゥーを入れて、この計画に挑んだのでした。
 
そんな骨太なストーリーのプリズンブレイクのなかで、
群を抜いて印象深い登場人物がいます。

今回はその人物、セオドア・バッグウェルについて紹介しましょう。


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●セオドア・バッグウェルってどんな人物?

ファイナルシーズンまで活躍しつづけるセオドア・バッグウェル。
彼はマイケルが収監されたフォックス・リバーの囚人として登場し、殺人罪で投獄中でした。
劇中では通称「ティーバッグ」と呼ばれており、ファーストネームとラストネームの頭文字をつなげた愛称です。

そんな一見するとかわいらしい愛称の彼は、刑務所内で力を持っていたのです。
収監中でも自分の手下たちを使って殺人を犯していくのでした。

一見ひょろりとした外見からは想像できないほど凶悪かつ、複雑な精神の持ち主です。
さらに両性愛者のため、所内でもその力を使って恋人を作るなど、やりたい放題。

しかしその性格を形成した背景はとても複雑で、兄妹のあいだに生まれた子供として育ち、
それゆえ彼の愛情も非常にゆがんで育成されたことがうかがえます。

刑務所内での恋人セスを殺したり、マイケルに興味を持ったりしますが、
シーズン2以降では脱獄後、裏切られた女性に抱く複雑な心境がうかがえるシーンも。

危険だけど単純には憎めない、そんなキャラクターでもありました。

個人的にはアメリカのアニメに出てきそうな、ダメキャラクターな印象です。
人を殺したり襲ったりしますが、肝心な時にたくらみがうまくいかず、結局自分を追い込んでしまう。

それでも懲りずにまた謀略を企てる様は、アニメの悪役さながらとも言えます。

途中で腕を切ったり、切られたり、
傷だらけになりながら欲望のままに生きる姿は、視聴者に強烈な印象を残しました。

●セオドアのラスト

出生の秘密や母の死などを考えると、
彼の不安定な精神や行動は胸が痛むこともあります。

そのためか、役どころのわりにセオドアはわりと好かれていた登場人物だったのではないでしょうか。

そんな彼もシーズン5ではいったん出所できたのに、
また殺人を犯して刑務所に逆戻りします。

同じ間違いをくりかえしてしまうところも、
アメリカのキャラクターみたいでした。

●セオドアの俳優・声優はだれ?

ロバート・ネッパーはアメリカで下積みを長く続けていた俳優です。
セオドアの役をつかまなければ、別の仕事をしていたほどだったそう。

ところがこの役で一転、その独特な役で一気に有名になり、現在もさまざまなドラマで活躍しています。
彼自身はセオドアとは全く異なり、人種差別に反対する、謙虚で紳士的な魅力のある人物です。

日本語吹き替え版の声優は若本規夫さんが担当しました。
「かわいこちゃーーーん♡」その特徴的な語り口は、1度聞くと病みつきになること、間違いありません
普段は字幕派の方もプリズンブレイクのセオドア役は、ぜひ吹き替え版で見てほしいと思います。

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●まとめ

今回はプリズンブレイクのティーバッグこと、セオドア・バッグウェルについて紹介しました。
その役どころだけでなく、吹き替えも楽しませてくれたセオドア。
シリーズが完結してから何年もたちましたが、今も私たち視聴者の記憶にしっかりと残っています。
まだ見ていない方は、この機会にぜひ見てみてみませんか?

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