ブルース ウィリスはアカデミー賞を受賞しているのかどうかを解説
ブルース ウィリスは『ダイ・ハード』、『アルマゲドン』、『シックス センス』、
『アンブレイカブル』など数多くの作品に出演している俳優ですが、
アカデミー賞を受賞したことは一度もありません。
ブルース ウィリスはアカデミー賞を受賞したことがなければ、
ノミネートされたこともありません。
アクション、サスペンス、SFとジャンルを問わずに映画に出演して
ファンを魅了してきたブルース ウィリスが
アカデミー賞についてどう考えているのか解説していきます。
●1:アカデミー賞受賞をあきらめている
ブルース ウィリスはアカデミー賞受賞をあきらめています。
ハイテクビルを占拠したテロリストに立ち向かう刑事を演じた『ダイ・ハード』では、
腰に消化ホースを巻き付けて屋上から飛び降りるアクションを見せた
俳優ブルース ウィリスの姿は今も目に焼き付いています。
体を張ったアクションを見せるブルース ウィリスですが、
『シックス センス』では誰にも言えない秘密を抱える8歳の少年を見守る精神科医を
演じて演技派としての一面を見せてくれました。
『アルマゲドン』では地球に衝突する隕石を破壊するために宇宙に飛び立ち、
『マーキュリー・ライジング』では自閉症の少年を保護するなど、
ジャンルを問わず幅広い役を演じているのですが、
ブルース ウィリスはアカデミー賞を受賞したことはなく、
ノミネートされたこともありません。
あるインタビューで、ブルース ウィリスはアカデミー賞について、
あまり考え込むことはないよ、と発言しています。
コメディー映画でオスカーを受賞できないし、
アクション映画で人を撃ったとしても受賞はできないだろうね、と言っています。
人を魅了する物珍しさがないとダメだ、と語るブルース ウィリスですが、
あくまでも俳優として役を演じきることに徹する姿が目に浮かんできます。
●2:ブルース ウィリスは俳優業を引退した
ブルース ウィリスはアカデミー賞を受賞したこともなければ、
ノミネートされたこともない俳優ですが、2022年3月に失語症と診断されたことを機に
俳優業から引退しました。
失語症で引退したブルース ウィリスですが、
2023年2月には認知症を患っていることが明らかになりました。
失語症の診断を受けたブルース ウィリスですが、
失語症が進行して前頭葉型認知症という診断を受けたそうです。
『ダイ・ハード』でテロリストに立ち向かう刑事を体当たりで演じていた
ブルース ウィリスを観てきたファンとしては失語症で引退したことだけではなく、
前頭葉型認知症であることも知り、大きなショックを受けました。
今現在は有効な治療方法がないという前頭葉型認知症ですが、
ファンとしては治療方法が見つけることを心から願っています。
●3:ブルース ウィリスの経歴をおさらい
ブルース ウィリスは1955年3月19日に旧西ドイツでアメリカ軍兵士の父親と
ドイツ人の母親の間に生まれ、1957年にアメリカ・ニュージャージー州へ移りました。
高校時代は吃音に悩まされていたそうですが、ステージで自分自身を表現すると
吃音はすぐに消えたそうです。
高校卒業後は原子力発電所の警備員や工場での労働を経験し、
私立探偵として働いた後、テレビシリーズ『こちらブルームーン探偵社』に
オーディションで選ばれて出演します。
1988年の映画『ダイ・ハード』では、ハイテクビルを占拠したテロリストに
立ち向かう刑事を演じ、体を張ったアクションを披露しました。
『ダイ・ハード』のヒットによってスターとなり、続編である『ダイ・ハード2』、
『ダイ・ハード3』、『ダイ・ハード4.0』、『ダイ・ハード/ラスト・デイ』にも
出演しています。
『シックス センス』、『アンブレイカブル』、『マーキュリー・ライジング』、
『穂ステージ』、『サロゲート』などに出演し、『エクスペンダブルズ』では
シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーと共演しました。
アカデミー賞を受賞したこともなければ、ノミネートされたことがない
ブルース ウィリスですが、探偵役を演じたテレビシリーズ
『こちらブルームーン探偵社』でエミー賞主演男優賞(ドラマ・シリーズ部門)と
ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞しています。
2000年のテレビシリーズ『フレンズ』ではエミー賞ゲスト男優賞
(コメディ・シリーズ部門)を受賞しています。
スバル自動車が製造している「レガシィ」のテレビコマーシャルに出演し、
日本コカ・コーラが製造する缶コーヒー「ジョージア」のテレビコマーシャルにも
出演しました。
まとめ
ブルース ウィリスがアカデミー賞を受賞しているかどうか解説してきましたが、
30年以上の俳優人生の中で、ブルース ウィリスはアカデミー賞を
受賞したこともなければ、ノミネートされたこともないことがわかりました。
アクション、コメディー、サスペンス、SFと幅広いジャンルの映画に出演してきた
ブルース ウィリスがアカデミー賞とは無縁であることには驚きましたが、
本人はアカデミー賞について考え込むことはないとインタビューで発言しています。
アカデミー賞について深く考え込むことはないという言葉の裏には、
俳優として与えられた役を演じ切るという姿勢が感じられます。