ブランキージェットシティの海外の反応を調査!

最近は海外で活動する日本のバンドも少なくない。

ONE OK ROCK、BABYMETAL、MAN WITH A MISSIONなど。

ひと昔前なら「日本のロックは世界に通用しない」と言った風潮があり
日本語にロックは合わない」など老害的意見もあった。

しかし欧米を中心にフェス型ライブが増え、
SNSの進化など音楽業界を取り巻く環境が大きく変った事により日本の音楽が少しずつ受け入れられ始めている。

ではブランキージェットシティはどうなんだろう?

2000年に解散しているバンドで海外向きバンドと評価された事もある彼らの海外の反応とは?

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●海外の反応

まずはネットでブランキージェットシティの海外での評価を調べてみた。

海外評価の記事は出てこない。

海外でライブやってないのかな?と思ったが、
ロンドンでレコーディングを行った際にライブをやってた。

小さいライブハウスだったが反応は上々だったようだ。
その他にニューヨークでもレコーディングの際にライブを行っている。

プロモーションを含むライブではないようで記事にもならなかったようだ。

解散後もYouTubeでブランキージェットシティの音楽は観ることができるが海外からの書き込みはなく、
やはりブランキージェットシティの海外の反応・評価は皆無といっていいだろう。

●ブランキージェットシティの時代


海外の反応が乏しい理由はブランキージェットシティが活動した時代にある。

彼らが活動したのは1991年~2000年。ネット普及率は低くYouTube(2005年)もSNSもない時代である事を考えると
海外に彼らの情報が届かなかったのが原因だろう。

海外志向ではなかったのもあり海外向けプロモーション行わなかったし、
当時はCD全盛期なのでCD、グッズ、ライブで十分活動ができるので

コストのかかる海外進出はメリットが無かったと言う事だろう。
これはブランキージェットシティに限った事ではないのだが。

●2020年代

ところが時代は流れ昨今では海外で活動しているバンドも多い。前記したが、
・BABYMETAL
・ONE OK ROCK
・MAN WITH A MISSION などなど。

彼らの海外進出の理由は環境の変化にある。

2000年以降、欧米ではCDが売れない時代になってゆく。

主な要因は携帯電話の普及だ。

CDを買っていたお金が通信費に変わり、
さらに時代が進むとネットが普及、違法ダウンロード時代へてサブスク時代となりCDが売れない時代に入る。

それに伴い欧米・日本で増えてきたのがフェス型ライブだ。

大小様々なフェスが開催され多くのバンドが参加している。

欧米諸国からのオファーもあり日本のバンドが海外進出に繋がっているのだ。

YouTubeやSNSの発達もバンドのプロモーションになり、
アニメの主題歌などでJ-ROCKが広まったのも大きい。

サブスクの普及で時代に影響されず色々な音楽が楽しめる時代になり、
その色々な音楽に触れる事が出来るフェスの需要が高まったのだろう。

英語詞じゃないと欧米はダメなんじゃない?という話もあったが、昨今では歌詞はあまり重要ではない。

そもそも読み書きがしっかりでき、
その意味を理解する「国語力」は日本人には誰でもあるが、海外だと十分な国語力がない地域も多い。

結果、歌詞の意味は二の次という考えだ。

こうした環境の変化が海外進出の後押しになってると言えるだろう。

●もしもの話

ブランキージェットシティが今の時代海外進出したらどうだろう?

フェス型のライブが多くYouTube、SNSなどでプロモーションもしやすく、
さらに英語歌詞以外の言語が受け入れられ始めてる状況。

そのままのブランキージェットシティが海外展開したとするならば??

まずはルックスがよく(Tattoo含め)、演奏力も高くて文学的な歌詞の世界観もよい。
実は海外向けのバンドなので間違いなく評価されるバンドであると言える、、、、がところが!

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●まとめ

ブランキージェットシティの海外の反応が無いのはバンドに問題があるのではなく時代が早かったという事だろう。

だからいまこの時代にブランキージェットシティがいれば、、、ところが。

実は今の時代、ロックが衰退し始めているのである。

時代はR&B全盛期でランキングに上がるロックバンドは数少ない。
ギターソロ不要論、イントロ間奏不要論などロックテイストな曲が嫌われる時代になってしまった。

こんな時代にブランキージェットシティは本当に評価されるのか?

ロック衰退の要因となっているのはサブスクだ。

サブスクで自由に曲を早送りする機能がギターソロ不要論、
イントロ間奏不要論となりロックを衰退に追い込んでしまったのだ。

海外進出を進めた要因のサブスクがロック衰退の理由とは何とも皮肉めいた話ではあるが。

ちょっとまて。じゃあONE OK ROCK、BABYMETAL、MAN WITH A MISSIONはロックじゃないのか?

いや彼らはロックはロックでもヘビィロック。ヘビィロックはコアな需要がある!ちょっと無理もありますが。

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