ブラッド ピット出演映画『トゥルー ロマンス』について詳しく解説

ブラッド ピットが出演した『トゥルー ロマンス』は

1993年公開のアメリカ映画で、マフィアと警察から追われる身となった
若い男女の逃避行と恋を描いています。

主人公の若者クラレンス役を『薔薇の名前』で
ショーン・コネリーと共演したクリスチャン・スレーターが演じています。

スレーター演じる若者クラレンスと恋に落ちて共に逃避行を続ける
アラバマ役をティム・バートン監督作『エド・ウッド』に出演した
パトリシア・アークエットが演じています。

『トップガン』、『デイズ・オブ・サンダー』などで知られる
トニー・スコットが監督を務めました。

ブラッド ピットが映画『トゥルー ロマンス』で演じた役柄と
映画の内容について解説していきます。

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●1:豪華な出演者が魅力的な映画

カンフーとエルビス・プレスリーを愛する若者クラレンスは、
勤務先の上司が送り込んできた女性アラバマと瞬く間に
恋に落ちて結婚します。

成り行きからアラバマの元ヒモの命を奪ってしまったクラレンスは
勘違いから麻薬の入ったスーツケースを持ち帰ってしまいます。

その麻薬を売って生活資金に充てようと考えますが、
クラレンスとアラバマは警察とマフィアから追われる身となってしまいます。

ブラッド ピットが出演した映画『トゥルー ロマンス』には
豪華な俳優陣が起用されています。

クリスチャン・スレーター演じるクラレンスと恋に落ちて結婚し、
逃避行を続けるアラバマ役をパトリシア・アークエットが演じています。

彼女は2014年の映画『6才のボクが、大人になるまで』で
主人公の母親役を演じ、アカデミー助演女優賞を受賞しました。

1978年の映画『ディア・ハンター』でベトナム戦争に従軍したことで
精神を病み、ロシアン・ルーレットに傾倒する青年を鬼気迫る姿で演じ、
アカデミー助演男優賞を受賞したクリストファー・ウォーケンが
出演しています。

クリストファー・ウォーケンはマフィアのビンセント・ココッティを
演じています。

上質なスーツに身を包み、スカーフと派手なネクタイを合わせた姿は
貫禄たっぷりです。

実はオスカー俳優アル・パチーノは、『トゥルー ロマンス』で
クリストファー・ウォーケンを見て、「自分が演じたかった」と
悔しい思いをしたそうです。

2017年の映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で、イギリスの首相チャーチルを演じ、
アカデミー主演男優賞を受賞したゲイリー・オールドマン
出演しています。

『トゥルー ロマンス』でゲイリー・オールドマンは、
自分の黒人と思い込んでいる白人ドレクスルを演じています。

役作りのためにブルックリンにいる若者に話し方や
セリフを確認してもらっていたそうです。

2019年の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
でアカデミー助演男優賞を受賞したブラッド ピットも
『トゥルー ロマンス』に出演しています。

ブラッド ピットは『トゥルー ロマンス』に出演した時間は
合計4分間です。

撮影は2日間かけて行われました。

セリフは全てブラッド ピット自身がその場で考えたもので、
マフィアに友人の行き先を聞かれて、何のためらいもなく教える
薬物中毒者の男フロイドを演じています。

●2:ブラッド ピットはトニー・スコット監督作に2回出演している

1993年の映画『トゥルー ロマンス』で出演シーンがわずか4分間だった
ブラッド ピットはトニー・スコット監督と2度タッグを組んでいます。

2001年に公開された映画『スパイ・ゲーム』にも
ブラッド ピットが出演しています。

1992年の映画『リバー・ランズ・スルー・イット』を
監督したロバート・レッドフォードと共演しています。

『トゥルー ロマンス』では薬物中毒者の男を演じていた
ブラッド ピットですが、

トニー・スコット監督作『スパイ・ゲーム』では
CIAの若手工作員を演じています。

共演したロバート・レッドフォードはピット演じる工作員に
スパイ活動を教える伝説の工作員を演じています。

●3:脚本を担当したのはクエンティン・タランティーノ


ブラッド ピットが出演した映画『トゥルー ロマンス』で
脚本を担当したのはクエンティン・タランティーノです。

1994年の映画『パルプ・フィクション』と
2012年の映画『ジャンゴ 繋がれざる者』で
アカデミー脚本賞を受賞し、クリストフ・バルツに
アカデミー助演男優賞受賞に導いています。

『トゥルー ロマンス』に出演したブラッド ピットも
出演した2009年の映画『イングロリアス・バスターズ』では、
クリストフ・バルツにアカデミー助演男優賞をもたらしました。

2019年の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では
ブラッド ピットをアカデミー助演男優賞受賞に導いています。

『トゥルー ロマンス』で脚本を担当した
クエンティン・タランティーノは、

映画のエンディングをめぐってトニー・スコット監督と対立しました。

監督が主張するエンディングをタランティーノは気に入らなかったため、
脚本の権利を返却させようとしました。

既に映画『トゥルー ロマンス』の撮影は始まっていたため、
撮影が中断すれば多額の損失が出てしまいます。

主演を務めたクリスチャン・スレーターは
タランティーノへ直談判したことで撮影は続行され、
トニー・スコット監督が希望するエンディングで
渋々ながら了承したと言われています。

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まとめ

ブラッド ピットが出演した映画『トゥルー ロマンス』について
解説してきました。

映画『トゥルー ロマンス』にはブラッド ピットと同じく
アカデミー賞を受賞したクリストファー・ウォーケン、

パトリシア・アークエット、ゲイリー・オールドマンという
豪華な俳優が出演しています。

脚本は2度のアカデミー脚本賞を受賞したクエンティン・タランティーノが
務めていて、とても豪華な映画であることがわかりました。

ブラッド ピットはわずか4分間という出演時間でありながら、
即興で考えたセリフを披露しています。

豪華な俳優陣と脚本家が作り上げた映画『トゥルー ロマンス』を
もう一度鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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