ブラッド ピットのデビュー作とは何か？ 作品内容についても徹底解説!
zaku0909ブラッド ピットのデビュー作は1987年に公開された映画
『追いつめられて』です。
クレジットはありませんが、
ブラッド ピットはパーティーのゲスト役で出演しています。
レオナルド・ディカプリオと共演した映画
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で
アカデミー助演男優賞を受賞した経歴を持っています。
俳優として活躍するだけではなく、『ディパーテッド』と
『それでも夜は明ける』でアカデミー作品賞を受賞するなど、
プロデューサーとしても活躍しています。
ブラッド ピットのデビュー作『追いつめられて』について
解説していきます。
●1：デビュー作『追いつめられて』とは？
ブラッド ピットがデビューを飾った映画が『追いつめられて』です。
デビュー作でブラッド ピットが演じていたのは
「パーティーのゲスト」という役で、クレジットはありません。
『追いつめられて』はアメリカ国防総省を舞台にしたサスペンス映画です。
国防長官の愛人女性が殺害され、
その濡れ衣を着せられた海軍将校の孤独な戦いを描いていきます。
1945年に公開された映画『失われた週末』で
アカデミー主演男優賞を受賞したレイ・ミランドが主演し、
1948年に公開された映画『大時計』のリメイクです。
『追いつめられて』に出演したのは『ダンス・ウィズ・ウルブズ』で
アカデミー監督賞と作品賞を受賞し、
『ボディガード』や『JFK』などで知られるケビン・コスナーです。
映画の中では海軍の制服姿やパーティーでの正装姿を見せています。
出演当時はまだ30代という年齢であったことから、
若々しさを感じさせました。
『フレンチ・コネクション』でアカデミー主演男優賞、
『許されざる者』でアカデミー助演男優賞を受賞した
ジーン・ハックマンも出演しています。
ケビン・コスナーとジーン・ハックマンは実在の保安官を描いた
1994年の西部劇映画『ワイアット・ワープ』でも共演しています。
●2：監督はオーストラリア人が務めた
ブラッド ピットのデビュー作『追いつめられて』で
監督を務めたのはロジャー・ドナルドソンです。
ロジャー・ドナルドソンはオーストラリア生まれで、
1965年にニュージーランドへ移住します。
写真家として生計を立て、
ニュージーランドのテレビ番組の演出を手掛けるようになっていきます。
1977年に『テロリストたちの夜/自由への挽歌』で映画監督デビューし、
メル・ギブソン、アンソニー・ホプキンス、ローレンス・オリビエ、
ダニエル・デイ＝ルイスというアカデミー賞受賞俳優を起用した
1984年の映画『バウンティ/愛と反乱の航海』でアメリカへ進出し、
高い評価を得ました。
トム・クルーズがバーテンダーを演じた1988年の映画『カクテル』、
イギリス人スパイを演じた1995年の映画『007 ゴールデンアイ』で
知られるピアース・ブロスナンが地質学者を演じたパニック映画
『ダンテズ・ピーク』でも監督を務めました。
2003年のサスペンス映画『リクルート』では
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』で
アカデミー主演男優賞を受賞した名優アル・パチーノを起用し、
CIA工作員の訓練過程をスリリングに描き出しました。
映画『追いつめられて』で主演を務めたケビン・コスナーとは
2000年の映画『13デイズ』でもタッグを組んでいます。
2005年の映画『世界最速のインディアン』では1984年の映画
『バウンティ/愛と反乱の航海』に出演し、
『羊たちの沈黙』と『ファーザー』でアカデミー主演男優賞を受賞した
アンソニー・ホプキンスを起用しています。
1995年の映画『スピーシーズ 種の起源』では1982年の映画
『ガンジー』でアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングズレーを
起用しています。
2006年の映画『ラストキング・オブ・スコットランド』で
アカデミー主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカーも
『スピーシーズ 種の起源』に起用しています。
●3：『追いつめられて』と『大時計』の違いとは？
ブラッド ピットのデビュー作『追いつめられて』は
1948年公開の映画『大時計』のリメイクです。
ニューヨークにある出版社で探偵小説雑誌の編集部に勤務している
ジョージ・ストロードが社長の愛人女性を殺害した犯人探しを
依頼されますが、
ジョージ自身が社長の愛人女性を殺害した罪を着せようとしていることを
知る内容です。
タイトルである『大時計』とは、レイ・ミランド演じる出版社にある
大きい時計塔を指し、クライマックスで意味を持ってくるそうです。
ブラッド ピットのデビュー作『追いつめられて』は
ケビン・コスナー演じる海軍将校が国防長官の愛人女性を殺害した
犯人捜しを長官から命じられ、自身に罪が着せられてしまうという内容です。
『大時計』の舞台はニューヨークにある出版社、
『追いつめられて』の舞台は国防総省となっています。
『大時計』の主人公はニューヨークにある出版社に勤務する
探偵雑誌の編集部員、『追いつめられて』の主人公は海軍将校
という設定です。
オリジナル作品とリメイク作品を鑑賞し、
それぞれの違いを比較してみると面白いでしょう。
まとめ
ブラッド ピットのデビュー作について解説してきましたが、
アカデミー賞受賞者であるケビン・コスナーと同じく
アカデミー賞俳優であるジーン・ハックマンが出演している
サスペンス映画『追いつめられて』であることがわかりました。
この映画でブラッド ピットはパーティーのゲスト役で
出演しているそうなので、ファンとしては映画『追いつめられて』を
見直したくなりました。
ケビン・コスナーとジーン・ハックマンとセリフを交わすシーンが
あるのかどうかは実際にデビュー作『追いつめられて』を鑑賞して、
確かめたいです。
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