ファミコン 「エレベーターアクション」 スパイとなって機密文書を盗み出せ!

スパイ(エレベーターで正面突破)になれ!

スパイがエレベーターを使ってはいけないルールなどない…。

どう考えてもバレバレな潜入方法でガバガバな敵基地から機密文書を強奪し、
脱出を図る縦スクロールアクション。

今回はこちらのゲームのご紹介です。


スポンサードリンク




エレベーターアクションとは

1983年にタイトーから業務用として発売されたアーケードゲーム。
後の1985年にファミコンに移植され、家庭で遊ぶことが可能に。

プレイヤー(スパイ)は敵基地の屋上からエレベーターで侵入、
扉から出てくる敵を銃で倒しながら機密文書のある赤い扉に入りつつ、
地下1階にたどり着くことができればクリアとなる。

アクション

基本的な動作はエレベーターの上下移動とフロアに降り立った時の左右移動+しゃがみとジャンプ、
そしてガンアクションのみのシンプルなもの。

敵の攻撃も銃による射撃で中段と下段どちらかに撃ってくる。(基本的には中段のみ。詳しくは後述)

プレイヤーは中段攻撃を伏せ、下段攻撃をジャンプしながら弾を避けつつ、
自らの銃で撃ち倒すか、各フロアの天井に設置されている照明を落とし敵に当てる事でも倒すことが可能。

さらにこのゲームのジャンプは攻撃性能も付随しており近接ジャンプキックでも敵を倒すことができる。
さらにさらに、エレベーターと天井または床で敵を挟むことでも倒すことができる。

天井の照明を壊すことで画面が暗くなり、
敵が見えづらくなるが最中に敵を倒すことでスコアアップとなる。

エレベーターアクションのシステム

上述したように多彩なノックアウト方法でスコアアップを狙いつつ、
敵をバッタバッタとなぎ倒していくわけだが

このゲームで最も重要なのは「機密文書を盗み出す」ことなのだ。
ジョン・ウィックが如く敵を倒しまくればいいわけではなく、
007のように目標を確実に遂行することも大事なのである。

赤い扉は1つだけではなく、複数存在しそのすべてを取り終えずに
地下1階へ行ってしまうと残された赤い扉まで戻されてしまう。

複数残っていれば、地下1階から最も遠い扉へと戻されることになる。

さらにこのゲームには制限時間も設けられており、
プレイ開始から一定時間経過後BGMが変化しエレベーターが操作不可、

敵が増加、更に敵が下段攻撃を行ってくるようになり
プレイヤーの銃弾を避けるようになる。

しかも厄介なのが、1度時間制限を迎えてしまうとミスをしても制限解除はされず、
ステージをクリアするかゲームオーバーにならなければ解けない仕様になっている。

ファミコン版は残機制のため、
1度こうなってしまうとクリアするのが非常に困難。

この鬼畜仕様を気合で乗り越え、
全4ステージをクリアすることができれば晴れてゲームクリアとなるのだ。

エレベーターアクションの変遷

このゲームはもともと業務用のアーケードゲームだと前述したが、
その後数多くの移植作(アレンジ版)が発売されている。

・ファミコン版・・・マシンガンを持った敵が追加
・GB版・・・ライフ制、武器追加、敵追加
・GBカラー版・・・キャラデザ刷新、新キャラ、BGM刷新
・GBA版・・・セーブ可、対戦可能
・PS2版・・・タイトーメモリーズに収録
・PSP版
・SS版・・・後述のリターンズのおまけ
・PS3版・・・ポリゴンでのリメイク、通信対戦、アクション要素の追加
・Switch版・・・タイトーマイルストーンに収録

もちろん後続作も存在し、
セガサターンには「エレベーターアクション リターンズ」、
アーケードガンシューティングの「エレベーターアクション デスパレード」が存在する。

ちなみにファミコン版はWii、WiiU、3DSのバーチャルコンソールでも配信されている。

スポンサードリンク




おわりに

アーケードからファミコンに移植され、その後も数多くの移植アレンジ作に恵まれ
今日でも最新機種のSwitchで遊ぶことができる本作。

シンプルなゲームではあるが、1988年にデビューしたことを考えれば
攻撃の選択肢の豊富さや制限時間によって難易度が増し、

ハラハラドキドキとした感覚を手軽に味わうことができるこの作品は非常に優秀と言わざるを得ない。

意外と瞬発力が試される場面も非常に多く、
「スパイ」の腕試しにはもってこいの作品といえるのではないだろうか。

気になった方は是非エレベーターアクションで
手ごろなスパイアクションを体験してみてほしい。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA