ファイナルファンタジーXVをプレイしてみたら、映画だった件
zaku0909ファイナルファンタジーXVは、スクウェア・エニックスより
2016年11月29日に発売された
ファイナルファンタジーシリーズナンバリングタイトル15作目です。
ファイナルファンタジーシリーズからは久しく離れていたのですが、
久しぶりにファイナルファンタジーの世界に行って参りました。
今と昔、どの様にファイナルファンタジーが変化を遂げたかと言うと、
一言で言えば
ハリウッド映画！！？？
です。
Contents
●ファイナルファンタジーXVについての賛否両論
まず初めに、このファイナルファンタジーXV、やる前に少し調べましたら、
まあ出てくる出てくる非難の嵐。
検索予測に既に『FF 15酷い』だの、『FF15 気持ち悪い』だの…。
やる前から不穏な空気ですが、いざプレイしてみると、
私は嫌いじゃなかったです、この感じ。
確かにゲームシステムとしては物足りない感も否めないところは
あるとは思いますが、ストーリーがなかなか良かったのと、
オープンワールドでリアルタイムに暴れられるところが私は気に入りました。
今までのFFだとフィールドをうろうろして急に画面が切り替わって戦闘、
だったり、シンボルにぶつかって戦闘画面、というのが常でしたが、
敵と出会ってそのまま戦闘！となるのが最近の主流らしくて
（例えばモンハンの様に）、旅をしてる感が増す感じでした。
オンライン版のFF14と似てるかな？
●冒頭から魅力的な実写さながらのCG技術
久しぶりとは言いましたが、これでもFF10まではかじったことがあった為、
CGが素晴らしいというのはわかっていましたが、このファイナルファンタジーXV、
もうこれ実写映画じゃん！と思わず呟いてしまう程のグラフィック…。美しい…。
特にノクティスたちの旅立ちの時の陛下の美しさといったら！
CVの磯部勉さんの美声も手伝って、
陛下がハリソン・フォードに見えるわ…と思っていたら、
あれ？陛下のご尊顔はまんまハリソンじゃん！！
調べてみましたが、CGモデルがハリソンだという根拠はなかったものの、
あれは絶対ハリソンだよね…と同居人とも言い合っておりました。
とてもスターウォーズが観たくなりました（年代が…）
●ファンタジーどこいった？
FF7辺りから常々思っていましたし、
当時の友人たちにも散々言っていたのですが、
ファイナルファンタジー…いやこれリアリティだろ…。
9、10あたりはまだファンタジー要素はあるものの、
ファイナルファンタジーXVに関しては、
完全にサイバーパンク＋アメリカンカントリー的な何か！（序盤）
道中はたまにチョコボは出てくるものの、殆ど車移動だし、
ガス欠するし、モーテルまで車押してくし、ファンタジー要素皆無！！
でもそれがいい！！
車移動ではずっとパーティ間で世間話なんかしてるのもなんかほっこりするし、
喋りかたも本当に最近の若者って感じで私的にとてもツボでした。
●要所要所に散りばめられたFF『らしさ』
とはいえ、ファイナルファンタジーXVはちゃんとFFらしく、
前述したチョコボだったり、クリスタルだったり、メテオの話だったり、
召喚獣だったりがきちんとストーリーに組み込まれています。
やっぱりFFといえば召喚獣！なところもあると思うので、
召喚獣を受け入れるために召喚獣と戦闘する、という要素があるのは
昔懐かしのFFプレイヤーにとっては嬉しいことだったのではないでしょうか。
でも、召喚、というコマンドがある訳じゃなく、
一定の条件で発動するってところは、ちょっとなぁ…と思うところでした。
ファンタジー要素ぉ…。
●とにかく、これはゲームじゃない、映画だ！
かなり強引な考えかもしれませんが、とにかくストーリーを進めて、
ノクティスたちの会話を楽しんで、たまに寄り道なんかをしたりして、
映画を観る様にストーリーを重視して、ゲーミング要素はおまけ程度に、
というゲームがあっても、それはそれで私はいいと思いました。
え、それなら最初から映画でいいじゃん？って。
それを言ったら身も蓋もありませんが、
少しでもノクティスのことを操作したりすることで、
やっぱり自分の分身として感情移入できるというのは、
映画では叶わないことだと思うので、
映画のようなゲーム、ゲームだけど映画、そんな一本があってもイイんじゃない？
私はこのファイナルファンタジーXVをプレイしながら、
ノクティスに感情移入ができましたし一緒に冒険してる感覚が味わえました。
クソゲーとも呼ばれる本作ですが、
私はプレイできてよかったと思います。
まとめ
私はゲームが好きで、映画も大好きです。
その二つを同時に味わえるなんて、なんて素敵なのスクウェア・エニックス！
と叫びたいぐらいに楽しいゲームです。
実は、このファイナルファンタジーXVですが、
私まだ全クリできてません。
この後の展開も、どうなっていくのか、
エンディングではどんな感動をもらえるのか、これから楽しみで仕方ありません。
涙腺の弱々な私は、ファイナルファンタジーのテーマが流れただけで
涙腺崩壊してしまうので、多分エンディングはボロボロ泣いていると思いますが、
今までのナンバリングと遜色ないストーリーですよ！
皆様も、一部の言葉に惑わされず、違った視点でゲームをしてみると、
また違う面白さが見えてくるかもしれませんね。
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