ピアノは1歳から楽しめます

今も昔もピアノは人気の習い事です。
有名なピアニストは小さな頃からピアノに接していたと言われているので、
赤ちゃんの頃からピアノを与えたいと考える方もいるでしょう。

しかし、「良いものを与えてやろう」と
親の気持ちを押し付けすぎると、失敗します。

選ぶのは子供自身です。

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【ピアノは1歳から親子で楽しもう】

1歳児検診の項目に「音楽に合わせて体をゆすりますか?」の設問があるくらい、
多くの子供は1歳の頃になると音楽を聞くと笑ったり、体を動かして喜びます。

どの子供も音楽が好きだと言えそうですが、
どの音が好きか、どんな曲が好きかはそれぞれでしょう。

子供にピアノの楽しさを知って欲しいと思うのなら、
親がピアノを楽しむことです。

まずはピアノ曲からスタートします。

パパやママが好きな曲を聞いている時は、
ゆったりした落ち着いた気持ちになるでしょう。

子供と一緒に聞けば、子供にパパやママの喜んでいる雰囲気が伝わります。

パパやママがいつも聞いている曲がなければ、
子供向けのテレビ番組で使われている曲やディズニーなどを
ピアノで演奏している曲を一緒に聞いてみましょう。

これがいい曲だ」と押し付けるのではなく、
子供の好きな曲はなんだろう?」と探すつもりくらいでちょうどいいです。

【ピアノを1歳に与えるには】

まずはピアノの曲を子供に聞かせて、
子供が気に入ったことがわかったら、ピアノのおもちゃを与えましょう。

ピアノは他の楽器と比べて、
音が出しやすいので、子供に与えやすい楽器と言えます。

1歳くらいの子供なら、好奇心が旺盛ですから、
自分で音を鳴らす、鳴らした音を楽しめるピアノは、とても優れています。

1歳に与えるピアノは、最初から本物のピアノである必要はありません。
おもちゃのピアノでも十分楽しめます。

1歳位の子供は、よだれも多いので乞われる危険性もありますし、
ピアノを叩く力の加減がわかりにくいので、
乱暴に叩いてしまうこともあります。

本物ではないほうが良いこともあります。

家に本物のピアノがある場合を除いて、
初めはおもちゃのピアノからスタートします。

【ピアノを1歳から与えた経験談】

<ピアノの先生だった友人の子供>

私の友人は自宅でピアノの先生をしていました。
妊娠してからピアノ教室はお休みしていましたが、友人は時々ピアノを弾いていました。

友人の子供は生まれた時からピアノがあった生活をしていたので、
ごく自然に1歳ころになると本物のピアノで遊ぶようになりました。

恵まれた環境にありましたが、
友人の子供は音楽の道に進むことはありませんでした。

<我が家の息子の場合>

我が家の息子は、
くまのプーさんがキーボードを抱えたおもちゃを見つけて買い与えました。

鍵盤が1オクターブしかないおもちゃでしたが、
息子が喜んだので、鍵盤が2オクターブあるおもちゃも買い与えたところ、
自分でも弾いて遊ぶようになりました。

我が家は夫も私も音楽が好きなので、嬉しく思いました。
息子の集中力と感性はこの時に養われたと考えています。

<我が家の娘の場合>

息子と5歳離れて娘が誕生しました。
同じように育てて、娘にもピアノのおもちゃを買い与えました。

NHKの子供向け番組などで聞き馴染みがあるハズの童謡などを
私が弾いて聞かせたこともありますが、反応は今ひとつでした。

同じ育て方をしたのに、こうも違うのかと不思議に思いましたが、
小学校に入って楽譜が読めるようになった頃から、音楽が好きになりました。

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【まとめ】

ピアノを1歳の子供に与えたいと考えるなら、
まずはピアノ曲を親子で一緒に楽しむことからスタートしましょう。

パパやママの好きな曲を一緒に聞いてもいいし、
童謡やディズニーなどでもいいでしょう。

「子供に良いものを与えてあげよう」という気持ちでは失敗します。
「子供の好きな曲はなんだろう?」くらいの気持ちでちょうど良いです。

ピアノを1歳の子供に与えるならば、おもちゃのピアノからスタートします。
本物のピアノを与えると、子供のよだれで壊れてしまったり、
叩く力が加減できずに壊れてしまうこともあるからです。

おもちゃのピアノで十分なので、是非、一緒に音楽を楽しんでください。

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