パニック障害を知るための自己啓発本。気持ちが楽になるかも

パニック障害は、100人に1人が発症するとされています。
目まいや発作に苦しみます。

れっきとした病気なので、
重度の場合は医師の指示のもと治療することが必要です。

しかし、「医者にかかる時間がないほど忙しい」
「障害に向き合うきっかけにしたい」という場合は、
パニック障害について書かれた自己啓発本が役に立つかもしれません。

この記事では、自己啓発本を精神の維持・向上に役立つ本、と定義します。

パニック障害に役立つ自己啓発本を4冊集めました。

性質の違う本を集めたので、「自分に合う」と思った本を選んでくださいね。

パニック障害の方に一言。
繰り返しますが、やばくなったらすぐに専門家に相談してください。

●パニック障害を知るための自己啓発本①『電車に乗れない人たち 最新版』


まずは、パニック障害を網羅的に学べる自己啓発本を紹介します。

著者は、臨床心理士の松本桂樹さんです。
パニック障害の発症から治療までの流れが順番に紹介されています。

リラックスできる体操の紹介など気軽な内容から、
専門家に相談するときのポイントまでがしっかりと網羅されています。

また、パニック障害のメカニズムをはじめ、
治療のプロセスや症例も数多く解説しています。

障害に向き合う家族の方など周囲の方にもオススメできる内容です。

興味を持った方は、「最新版」を探してみてください。
「スマートフォン時代のパニック対処法とは?」という章が追加されています。

読んで間違いのない内容なので、少しでも目を通してみてくださいね。

●パニック障害を知るための自己啓発本②『パニック症(パニック障害)の人の気持ちを考える本』


著者は医師の貝谷久宣氏。

「パニック障害を理解できない」という方に向いた自己啓発本です。

病院に置いてある分かりやすいパンフレット集のような内容です。

何がすごいって、大きな文字とイラストに目を通すだけで、
パニック障害を理解できることです。

家族の方など周囲の方が、パニック障害を持つ人と向き合うための基礎ができます。

ただし、「気持ちを考える」本なので、治療法には触れられていません。
治療と向き合うための心構えです。

そこを理解できていれば、病気と戦う全員のメンタルヘルスの維持・向上に
役立つと思います。

●パニック障害を知るための自己啓発本③『パニック障害 大丈夫! かならずよくなる: ひとりでできて不安がスーッと軽くなる画期的メソッド』


著者は、大学時代に心理学を専攻し、鎌倉で長年女性専用の鍼灸院を営む
影森佳代子さん。
パニック障害の経験者でもあります。

本書は、自宅でできるヘルスケアに重点が置かれた自己啓発本です。
具体的には、呼吸法やリラックスできるツボなどが紹介されています。

著者自身の経験談をはじめ、パニック障害を克服した方々のエピソードも
掲載しているので、気が楽になります。

治療中の息抜きや、軽い息切れや動悸に悩んだ時にあった一冊だと思います。

●パニック障害を知るための自己啓発本④『パニック障害と生きていく: パニック障害、うつ病になって得た10の生き方のヒント』


成功者の自己啓発本は多くあります。
パニック障害を克服した人は立派な成功者ではないでしょうか。

『パニック障害と生きていく: パニック障害、うつ病になって得た10の生き方のヒント』は、著者のmin氏が病気を克服した経緯が赤裸々に描かれています。

周囲の反応や、言われて傷ついた言葉まで載っています。

ここは賛否あるとは思いますが、自分の体調と相談して
「励みになりそう」という方は、本書を読む価値があると思います。

他の本と違う点は、パニック障害を克服した後の話にしっかりページが
割かれていることです。

パニック障害が収まっても人生は続きます。再発のリスクもあります。
この本は、パニック障害が治った方も勇気付けられる内容だと思いました。

もちろん、周囲の方がパニック障害になった方にとっても、役に立つ内容だと思います。

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●まとめ

以上、パニック障害の方に向けた自己啓発本を4冊紹介しました。

心が少しでも楽になるきっかけになれば幸いです。

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