ハリーポッター、4 つの寮の特徴について解説・考察

世界中で人気のある「ハリー・ポッター」シリーズ。
そんな「ハリー・ポッター」シリーズには4つの寮が登場します。

その4つの寮というのは、グリフィンドール・スリザリン・レイブンクロ―・ハッフルパフの4つです。

では、これらの4つの寮の特徴というのは一体それぞれ、どのようなものがあるのでしょうか。

今回は、そんな非常にバラエティあふれた4つの寮の特徴について、
それぞれ解説していきたいと思います。

ぜひ、最後までお楽しみください。

グリフィンドールの特徴



グリフィンドールは、ハリー・ポッター世界に登場する4つの寮の中でも、
かなり特徴的な物で、主人公であるハリーたちが所属する寮となっています。

このグリフィンドールには、
勇気・気力に優れ騎士道精神にあふれた人物が多く通うといわれています。

グリフィンドールをつかさどる色は赤色と金色で、
まさに主人公カラーにふさわしい色となっています。

ライオンと鷲を混ぜたような神話上の怪獣であるグリフォンが名前のモチーフになっているのか、
グリフィンドールを象徴する動物はライオンとなっています。

これは、余談ですが、中世イギリスで活躍したといわれる、
獅子王リチャード1世の影響でライオンはイギリス社会においては「名誉・勇気」を代表する動物として慕われています。

これらの影響もあり、
グリフィンドールの象徴としてライオンが選ばれたのだといわれています。

ちなみに、グリフィンドールを創設したのは、ゴドリック・グリフィンドールといわれる中世の魔法使いで、
スリザリンの創設者であるサラザール・スリザリンとは親友でしたが、

両親が非魔法使いである「マグル生まれ」がホグワーツに入ることを拒絶したことから
スリザリンとは決別したといわれており、この因縁もあり、スリザリンとグリフィンドールは天敵同士として語られています。

ちなみに、そんなグリフィンドールですが、ホグワーツ校長のダンブルドアからはかなり気に入られており、
頻繁に点数をあげられていくなど少し依怙贔屓されすぎている節があります。

レイブンクロ―の特徴



レイブンクロ―は、4つの寮のなかでも特に知能が高い生徒が多く所属しています。

このレイブンクロ―には、比較的個人主義者が多く、俗にいう変人が多く集まっているクラスとなっています。

レイブンクロ―をつかさどる動物は鳥・あるいはカラスで、つかさどる色は青色と銅という比較的地味なものとなっています。

そんな、レイブンクロ―ですが、実は多くの闇を抱えています。

それはいじめです。

このレイブンクロ―は、非常にいじめも多く、頭脳明晰な生徒が多い反面プライドが非常に高く、価値観のあう生徒には寛容的な反面、合わない生徒はいじめてしまうという偏屈なところがあります。

また、レイブンクロ―は、非常に日和見主義的な生徒が多く、4つの寮のなかではもっとも勇気に欠けており、最終決戦の際には、保身を考え逃げ出す生徒が多くいたことから、4つの寮の中では最も結束力のなく役に立たないクラスとなっていることがわかります。

現実で例えると大学のオタク系サークルがその代表例かもしれません。

性格が悪く・戦闘では役に立たない・オタク集団なのにいじめがあると、4つの寮の中では最も扱いが悪く居心地が悪い寮なのかもしれません。

ある意味では本作シリーズでは明確に悪役として扱われているスリザリンよりも、最も性格が悪い人間が集い、絶対に所属したくないクラスとなっています。

ハッフルパフの特徴



ハッフルパフは、4つの寮の中で最も地味で目立たない寮となっています。

しかしながら、生徒間での結束は非常に強く、ほかの寮と比較しても「闇の魔法使い」を産んだ経験はあまりなく、
ハッフルパフの特徴としては「勤勉・献身・慈愛・寛容」といったものが多くあげられており、非常に他者に寛容で、スリザリンを除けば、どの寮生とも仲のいいというすばらしい一面があります。

ハッフルパフをつかさどる動物はアナグマで、つかさどる色は黄色と黒というものになっています。

このように地味で目立ちませんが、実際に通うとなれば他の寮よりものびのびとした青春を過ごせる過ごしやすさについてはナンバーワンの寮となっています。

作者のJKローリングさんも「自分の子供をいれるならハッフルパフに入れる」と語っていることから、作者公認で「住みやすい寮」として扱われています。

スリザリンの特徴



スリザリンは、他の寮と比較しても悪役が多く所属しており、
純血主義者が多くいる閉鎖的な寮となっています。

通う生徒は狡猾な現実主義者・エゴイスト・野心家が多く所属しています。

他の寮とは仲が悪いですが、非常にグリフィンドールを敵視しており、両社は犬猿の仲となっています。

闇の魔術師死喰い人といった悪人を多く輩出していることなどから、
このスリザリンに通う生徒は、倫理よりも己の野心を優先する物が多く、実は政治家などに向いている生徒が多く通う寮でもあります。

良くも悪くも上昇志向の強いエリート主義者が通うクラスであるといえるでしょう。

スリザリンのシンボルカラーは、青で、スリザリンをつかさどる動物はキリスト教社会においては悪の代表として扱われる蛇がいることから、本作のを代表するクラスとして君臨しています。

と書くと、他者に冷たいのではないかとおもわれますが、実は他のクラスと比較してもクラス内部での結束は強くある、
ある意味では閉鎖的な姿勢がうまく作用しているという長所もあります。

まとめ

今回は、ハリー・ポッターに登場する4つの寮について、その特徴について様々な情報をお調べしました。

今回わかったことについてまとめると、以下のようになっています。

・ グリフィンドールは勇敢な生徒が多く所属している
・ レイブンクローは賢い生徒が多い反面、いじめが多い
・ ハッフルパフは地味な反面、過ごしやすく穏やかなクラス
・ スリザリンは多くの闇の魔法使いを出す反面、生徒間での結束力の強いエリート集団

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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