ノエル ギャラガーの使用エフェクター。現役ギタリストのレビュー
zaku0909ロックバンド オアシスの元ギタリスト兼ボーカリストのノエルギャラガー
(ノエル・トマス・デヴィッド・ギャラガー)の使用エフェクターを
現役ギタリストの目線からレビューしていきます。
実際にライブやレコーディングで使うときの評価や、
代わりになるエフェクター等を紹介いたします。
Contents
歪み系
・Ibanez TS808
・Ibanez TS9
この２つを愛用してるところからわかることは、
ノエルギャラガーが真空管アンプで骨太のロックサウンドを出すことが好きということです。
この2つのエフェクターを使用して分かったのは、
家用のミニアンプなどで使用しても思ったような効果が得られず、何がいいのか分かりませんでした。
しかしこのエフェクターの真髄が発揮されるのは、
マーシャルアンプなどの巨大なスタックアンプをブーストさせたときに効果を出します。
もしノエルギャラガーの音を出したい！となった時には、
マーシャルアンプ＋上記のエフェクターが良いだろう、、、とは思いますが、家ではなかなか難しいので
性能が上がっているマルチエフェクター（ヘリックスやケンパー,BOSSのGT-1000など）で
対応してみるといいかもしれません。
・Klon Centaur
こちらはもう現在では100万を超える価格で手が出せません（笑）
そして続々とコピーモデルが出されていますが、
そちらも元々の価格設定が高く、品数が少ないためプレミアム価格となってしまい
結局手が届かない感じとなっております。
ただ、在庫数が多く、商品価格も3万以内で購入できるコピーモデルも多数存在しているので、
そちらも検討してみてほしいです。
余談ですが、こちらの本家のエフェクターは価格相応の価値はあると思います。
（本家が開発したKLON“KTR”も含め）
ただし他のコピーモデルに関して、
3万円を超えるものは果たしてその価値があるのか、自分では可なり疑問です。
というのも開発する際に、うたい文句として【本家を耳で聞いて開発した】という文句があります。
ただし人の耳は加齢とともに劣化していきます。
（モスキート音などが分かりやすいと思います）
そのような万人にとって確実性のない検証でのコピーモデルは
正直【大金をはたいて買う価値はない】と自分は考えます。
それよりも、パーツを同じのを使っている、波形などで判断しているほうが良いです。
やはりエレクトロハーモニクスのソウルフードなどが良いと考えます。
・JHS SuperBolt
このエフェクターは実際弾いたことが無く試奏動画での確認ですが、
現代のバンドの曲に適してるサウンドだと思います。
現在は派手なエレキギターの音はあまり好まれないので、
こちらの軽い歪みで綺麗な音が奏でられるものは1個でも持っておくとよいでしょう。
・JHS Muffuletta
こちらもJHSのペダルです。
歴代のファズの音が数種類出せるペダルでとてもお得です。
ファズの筐体は大きい物も多く、電源などもシビアになる必要があるので
このように小さな1つの個体にまとまっているものはとても便利だと思います。
・ProCo Rat2
こちらのエフェクターも歪みですね。
他の歪みエフェクターにはないfilterというつまみがあります。
ジャギジャギしたトーンというよりかは、鼻づまりのようなミッド感のある歪みです。
単体できくと籠りすぎに聞こえたりしますが、アンサブルに混じると耳障りの良いトーンで
聴いていて心地よいです。
・MXR M133 Micro Amp
こちらは自分が現在でもつかっているエフェクターです。
自分はレッドホットチリペッパーズのジョンフルシアンテが好きなので、ボードに搭載させてます。
本人は歪みを足すために、使ったりしています。
自分は現在ソロの時に踏んでおります。
ただし低音がブーミーになるのと、ボリュームがかなり上がる。
また3時の方向以降にすると急に歪みだすので、だいたいの人が11時くらいのセッティングで使っています。
まとめ
ノエルギャラガーはこの時代に活躍したギタリストらしく、
真空管の歪みや、古き良きエフェクターを使用しているギタリストと言えます。
最近はデジタルなものが高性能になり、アナログのエフェクターは今後価値があがりはしますが、
ヴィンテージギターのような骨董品のようになっていくと思います。
しかしその中で、アナログのエフェクターと真空管アンプを使うという原点に立ち返る際に
ノエルギャラガーの歪みエフェクターは大変参考になるかと思います。
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