トム クルーズが主演を務めた映画の中からおすすめ3作品を一挙に紹介

トム クルーズは1981年のデビュー以来、
ハリウッドのトップ俳優として活躍を続けています。

浮き沈みの激しいハリウッドの映画業界の中で常に
トップの地位を維持し続けている理由は

弁護護士、吸血鬼、刑事、軍人、スポーツエージェント、カーレーサー、
秘密工作員、バーテンダーと幅広い役を演じてきたからだと言えます。

還暦を過ぎても活躍を続けるトム クルーズが主演する映画の中から
厳選したおすすめの作品3本を一挙に紹介していきます。

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●1:トム クルーズを一躍スターへと押し上げたメガヒット作

トム クルーズ主演のおすすめ映画1本目は『トップガン』です。

1986年のアメリカ映画で、監督は『スパイ・ゲーム』、
『エネミー・オブ・アメリカ』など娯楽性とストーリー性を巧みに織り交ぜ、
2大スター同士の演技の化学反応を引き出すことを得意とするイギリス出身のトニー・スコットです。

天才的にして野性的な操縦技術を持つ青年マーヴェリックが
アメリカ海軍のエリートパイロットを目指して厳しく過酷な訓練と
美人教官との恋を通して成長していく姿を描き出していきます。

戦闘機を操縦しているような気分を味わえる訓練シーンや
空中戦のシーンに加え、

大きな困難に遭ったとしても負けないで乗り越えていくことの大切さ、
向き合う勇気を教えられます。

海軍の白い制服に身を包むトム クルーズの姿、
戦闘服にレイバンを掛けたトム クルーズの姿は何度見てもまぶしいです。

若手俳優トム クルーズを瞬く間にスターへと押し上げたヒット作です。

レイバンのサングラス、カワサキのバイク、
フライトジャケットなど登場するアイテムが魅力的ですが、

『デンジャー・ゾーン』や『愛は吐息のように』など
胸躍る音楽も映画の魅力です。

●2:トム クルーズがスターから演技派俳優へ成長した渾身の作品

トム クルーズ主演のおすすめ映画2本目は『7月4日に生まれて』です。

1989年のアメリカ映画で、『ウォール街』、『JFK』、
『スンオーデン』など社会派作品を手掛けるオリバー・ストーン
メガホンを握りました。

第62回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、監督賞、脚色賞、録音賞、
撮影賞、編集賞、作曲賞の8部門にノミネートされ、監督賞と編集賞の
2部門を受賞しました。

原作はロン・コビックによる自伝的小説『7月4日生まれて』です。

アメリカ独立記念日に生まれたロン・コビックは愛国心に
駆られて海兵隊へ入隊します。

自ら志願してベトナム戦争に従軍しますが、味方兵士の命を奪い、
さらに自身は負傷したことで車椅子生活を余儀なくされます。

アメリカへ帰国した彼を待ち受けていたのは反戦運動と
周囲からの冷ややかな視線でした。

実在の人物であるロン・コビックを演じたトム クルーズは役作りのために
およそ1年間の車椅子生活を送りました。

まるでロン・コビック本人かと思うほどのなりきりぶりは圧巻です。

やり場のない怒りと悲しみを全身で表現するトム クルーズの姿は
まさに演技派俳優の言葉がふさわしいです。

国のために命懸けで戦うことの意味、愛国心とは何か、
戦争とは何かを問い掛ける作品です。

『トップガン』のヒットで一躍スターとなった
トム クルーズが演技派俳優へと成長を遂げた姿を見せつけられる
渾身の実話です。

『7月4日に生まれて』でトム クルーズはアカデミー主演男優賞
初めてノミネートされました。

●3:トム クルーズが巨匠とのタッグを実現!近未来SFアクション

トム クルーズ主演のおすすめ映画3本目は
2001年のアメリカ映画『マイノリティ・リポート』です。

監督は2度のアカデミー監督賞に輝いている巨匠にして
ヒットメーカーであるスティーブン・スピルバーグです。

SF作家フィリップ・K・ディックの短編小説『少数報告』を原作に、
近未来の世界を映像化しました。

犯罪予知システムが施行されている西暦2054年のワシントンD.C.を舞台に、
見ず知らずの男の殺人を予知されたトム クルーズ演じる刑事が容疑を
晴らすために決死の逃亡を繰り広げていきます。

嘔吐棒、ジェットパック、網膜スキャン、個人に語りかける広告には
実現するのではないかという期待が膨らみます。

ざらついた映像、雨や夜のシーン、主人公が犯罪に巻き込まれてしまう
という展開はフィルム・ノワールで、スピルバーグ監督自ら意識したといいます。

トム クルーズによる体を張ったアクション、
真犯人を見つけるミステリー、追う者と追われる者との間に生まれる
サスペンスも味わえる娯楽大作です。

犯罪予知システムを用いて、罪を犯す前に犯人を逮捕することが正しいのか。

犯罪を未然に防止することはできても、
まだ罪を犯していないので犯罪者と言えるのか。

娯楽大作の中に深いメッセージ性を盛り込む監督スピルバーグの手腕は見事です。

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まとめ

デビューから40年以上経ってもなお、トップ俳優として活躍を続けているトム クルーズ主演のおすすめ映画を3本紹介してきました。

各作品で異なる役柄を見事に演じていて、俳優としての実力を強く感じます。

それぞれの役柄に誠実に向き合い、
持てる力を全て出し切っているからこそスティーブン・スピルバーグや
キャメロン・クロウ、ロン・ハワードら有名な監督とのタッグが
実現しているのです。

映画『マイノリティ・リポート』の宣伝で来日した際、
「映画の中では逃げ回っているけれど、

現実の世界では逃げずにどんなことにも立ち向かっていたよ」、
と言っていました。

難しい役柄を演じることから逃げずに向き合うこと。

周りからどのようなことを言われようとも俳優として自分が信じた道を歩く。

還暦を過ぎてもなお俳優として活躍するトム クルーズの姿は
多くのファンを魅了し続けるでしょう。

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