トイプードルのしつけ方はどうする?良きパートナーになるコツ

たくさんの犬種がいる中でも、絶大な人気を誇るトイプードル

そのふわふわとした可愛らしい容貌と、愛らしい目に誰もが思わず微笑んでしまいます。

トイプードルは、他に大型のプードル、ミニチュアプードルとサイズが異なる同種がいます。

フランスの16世紀頃から上流階級の婦人層を中心に人気を博したミニチュアプードルから作出されたのが小型のトイプードルでした。

性格は個体によって様々ではあるものの、一般的には利口で従順な芸達者と言われています。
筆者の知り合いのトイプードルも、とても賢くたくさんの芸をしては私たちを癒してくれます。

さて、ある日我が家にそんな可愛いトイプードルがやってきました。

しかし、

どうやってしつけたらいいの?

どうしたら良い子になってくれるの?

新しい家族が加わればどうしたものかと右往左往してしまいますよね。

そこで、今日から実践できるトイプードルのしつけ方をお伝えいたします。
特に「叱り方」「褒め方」のコツは重要です。

●吠えてしまう

頭の良いトイプードルは、飼い主の目をよく見て、飼い主の行動を観察しています。

小型犬でよくみられるのは、ワンワンと通りがかった他の犬に吠える場面ですが、
これは警戒していたり、憶病になっていたり、または興奮をしてアピールしている場合が考えられます。

うちの子の吠える姿は飼い主には気にならないことであったり、
可愛い面もあるかもしれませんが、甲高い鳴き声は時によって他の方の耳障りになりかねません。

更に吠え癖がついてしまうと、なかなか直すのは大変です。

他の犬が近くを通った際のトイプードルの様子を見てみると、
相手の犬のことをよく見ているのがわかるでしょう。

飼い主は、まずはうちの子の意識を飼い主自身に向けさせることが重要です。

例えば、おもちゃやおやつなどを手に持って犬の目線を集中させる、
もしも既にマスターしているならば「おすわり」「伏せ」などを言い聞かせてやらせてみるのも良いことです。

或いは、他の子とすれ違う際に恐怖を感じて吠えているようであれば、
異なるルートを歩かせるなど、
飼い主の気配りや配慮も大事なことです。

お散歩の時以外に、インターホンが鳴ると吠える、人を見ると吠えるなど状況は様々です。

飼い主に見られがちなのは、おやつを与えて静かにさせるという方法です。
当然大好きなおやつをカリカリ食べたら本人も嬉しいうえに、大好きなおやつを食べる事に集中するでしょう。

しかし、そもそも何かがある度におやつをあげることは、
健康を考えるとあまり推奨できませんし、

「吠えたらおやつがもらえる。」とインプットされてしまい、

今後おやつがもらえるまで吠え続けてしまうと考えられます。

これは非常に良くない状況です。大事なことは、飼い主も忍耐力と辛抱でもって、吠えたら反応しない、
犬が落ち着いたら褒めてあげるという動作を習慣的に行いましょう。

褒めてあげるときには、優しく撫でて、「いい子だね。」など
優しいトーンで声掛けをしましょう。

賢いトイプードルは「吠える→だまる→飼い主に褒められる」という一連の流れを学習し、
静かにしていると良いことがあると覚えます。

●噛む癖・甘噛みをやめさせる

トイプードルに限りませんが、やはり犬は子犬の時は歯痒いことを理由に甘噛みをしてきたり、
大人になっても遊びたくて、甘えたくて思わず噛んでしまったりということがあります。

しかし、これが他の人や他の犬に対して噛んで、
度が過ぎてしまえば問題になることもあります。

噛む癖をつけさせないようにしましょう。

子犬の時に甘噛みをするのは当たり前のようにあることです。

まずは、人や動物を噛まないと教えます。

甘噛みをしてくるようなら、おもちゃを差し出すと良いでしょう。
ストレス解消にもなるロープのおもちゃも売られています。

代替品を使用して、噛んで良いものといけないものをきちんと分ける必要があります。

知り合いのトイプードルも遊ぶ中で、
興奮し過ぎて、思わず噛んでしまったという出来事がありました。

子犬だけでなく、成犬でも噛む場合には、
噛んでしまった時の飼い主の対応が大事になってきます。

それは次の「叱り方」でご紹介しましょう。

●叱り方

飼い主が叱るときは、次の3点に注意しましょう。

(1) 声のトーン
(2) 使用する言葉
(3) 表情

筆者の飼う中型犬は、やはり同様に悪いことをしたときに、
飼い主である私のことをよく見て状況を判別しています。

遠慮がちになってしまい声がいつもと同じだったり、
違う言葉で怒っても反応しません。

叱るときには飼い主自身のメリハリある態度が大事です。

少し声を大きく強めに「ダメ!」と言います。
怒った表情で我が子の目を見たときに「ハッ」という何かに気づいた顔になるのです。

もちろん、叩くなどの体罰はご法度。
手を振り上げるなどの恐怖心を抱かせるのもいけません。

あなたの声と顔でもって「いけないよ」「私は怒ってるよ」と伝えるのです。

この時についついやりがちなのは、
家族でバラバラの言葉を使ったり、「〇〇ちゃん、ダメ」と犬の名前を入れてしまうことです。

犬は人間の言葉の意味を理解するというよりは、音で判断しています。

バラバラの言葉を使うと、どの音の時に怒られているのかがわからなくなってしまいます。

また、自分名前を入れて怒られると、
「自分の名前は怒られているときに言われる」というあまり良くないイメージが犬自身についてしまいます。

短い言葉で語気を強くした「ダメ」「コラ」「ノー」などと言うのがオススメです。

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●まとめ

しつけをすると聞くと、あれこれ教えなくてはいけないと気張ってしまいがちですが、
せっかく今日から相棒との楽しい生活が始まるのです。

飼い主も力を抜いて、時間をかけてしつけをしていくと良いですよ。

ご紹介したように、いけないことはいけない、
良いことは良いというメリハリをつけた習慣を、賢いトイプードルなら徐々に学んでいくでしょう。

良いことをしたときには、思いっきり褒めてください。

反対に悪いことをしたときには「それはいけないよ。」と伝えるために
飼い主の態度にメリハリをつけて叱りましょう

もちろんトイプードルも他の犬種全てに言えますが、
個体ごとに性格や好みが人間と同じように異なります。

飼い主が相棒となったうち子をよく見て観察して、
その子の性格に合わせてあげることも、これから上手に共に生活をしていく秘訣です。

お互いを知り、愛情を持って接していけば、
きっと楽しい時間を共有することができるでしょう。

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