チバユウスケは晩年まで活動していた?2023年の活動内容を調べてみた。
チバユウスケという男が2023年11月26日に亡くなりました。
チバユウスケはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTやThe Birthdayを始めとしたバンドで
ボーカルとギターを務めていた方でした。
様々なバンドで精力的に活動していましたが、
2023年の4月頃から食道がんと診断され治療に専念するために休養を続けていました。
しかし、同年11月に闘病むなしく亡くなってしまいました。
死因は明言されていませんが、食道がんが直接的な原因ではないかと言われています。
今回は、チバユウスケの病気の発覚から死去といった怒涛の1年となった、
2023年の活動内容などについて調べてみました。
食道がんと診断されてからは休養をしていたそうですが、
その前後はどのような生き様だったのか、本記事で紹介していきます。
Contents
●チバユウスケとは?
チバユウスケは1991年から2023年まで活動していたギタリスト・ボーカリストです。
神奈川県出身であり、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(以下:ミッシェル)を結成し
バンドマンとしてメジャーデビューしました。
ミッシェルがチバユウスケのバンド人生の始まりだったわけです。
惜しまれつつミッシェルは2003年に解散してしまいますが、
チバユウスケはその後もThe Birthdayというバンドを始め、
引き続きアーティストとしての活動を続けていました。
しかし、そんなチバユウスケですが2023年4月24日に食道がんと診断され、
治療に専念するためにバンド活動を休業していました。
しばらく治療は続けられたようですが、同年の11月26日に息を引き取ってしまいます。
チバユウスケのバンド人生は突然幕がおりてしまいました。
●チバユウスケ晩年のバンド活動
チバユウスケはミッシェルを始めとした様々なバンドで活動してきましたが、
調べてみると2023年まで活動が続いていたバンドは以下になるようです。
・Midnight Bankrobbers
・SNAKE ON THE BEACH
その中でも、バンド活動の主軸であったThe Birthdayの2023年以降について調べてみました。
*多くのライブ開催や音楽フェスの参加が決まっていた
2023に入ってから、The Birthdayのフェスへの参加ニュースがいくつか見られました。
・OTODAMA’23〜音泉魂〜
・FUJI ROCK FESTIVAL’23
・ARABAKI ROCK FEST.23
・さよなら中野サンプラザ音楽祭
様々なライブ開催やフェス参加のお知らせが公式ホームページ上で
2023年3月まで続いていました。
ただ、この間のライブの予定はなかったようで、
この時にはすでにチバは歌い続けることが難しい身体になっていたのかもしれません。
それでもこの予定の入り方からして、
「俺は必ずステージに戻ってくる、これからもいつも通りのライブを続けてやる」という意思を
感じました。
なお、2023年4月24日にチバの休養が発表され、
上記イベントはすべて出演が見送られることとなりました。
*映画『THE FIRST SLAM DUNK』オープニング主題歌に抜擢
リリースや放映は2022年12月ですが、「LOVE ROCKETS」という曲が
THE FIRST SLAM DUNKのOP主題歌となっていました。
THE FIRST SLAM DUNKは非常に大人気だったみたいで、
劇場版の公開が終わった今でも、有線やテレビ番組で主題歌を耳にすることがあります。
とても流行っていたこともあり、
2023年以降はライブでたくさん披露していきたいという思いもあったのではないでしょうか。
*東京スカパラダイスオーケストラのライブにゲストボーカルとして参加
2023年1月19日の東京スカパラダイスオーケストラ(以下:スカパラ)のZepp Osaka Bayside公演時、
ゲストボーカルとして参加していたそうです。
後にスカパラがリリースするミニアルバム内のBlu-rayに、
ライブ映像が収録されているみたいです。
ダイジェスト動画を公式ホームページやYouTubeで見られるのですが、
我らがチバユウスケはまだまだ健在でした。
とても3カ月後に休養を発表するようなパフォーマンスには見えませんでした。
圧倒的なスカパラの演奏にも負けないくらいの歌声を聴くことができますよ。
●チバユウスケは休養直前までバンドマンだった。本記事を振り返って。
今回は2023年のチバユウスケについて語らせていただきました。
こうやって調べてみると、チバは休養する直前までバンドマンでした。
今やれることを全力でやり、ファンに心配をかけさせまいと
弱さを見せずにずっと音楽を続けていました。
おそらく2023年の年明け以降から体調が優れない日も多かったかもしれません。
それでもできる限り、ライブではしっかりパフォーマンスをやり遂げるそのプロ根性、
脱帽ものですね。
改めて、惜しい人をなくしてしまったことを実感しました。
「お疲れ様でした、今はゆっくり休んでください。」と伝えたいです。