チバユウスケの音楽愛がよく分かる著書、「eve of destruction」とは?

かつて日本のロックシーンを牽引していたミュージシャン、チバユウスケ

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTやThe Birthday等のバンドに所属し、
数々のアーティストや日本の音楽業界に影響を与えてきました。

そんな彼ですが、2023年11月に亡くなってしまいました。

多くの功績を残してきたチバユウスケですが、
彼が出した著書の中に「eve of destruction」というものがあります。

内容はチバユウスケ自身の音楽人生を形成してきたレコードを紹介するといったもので、
彼のルーツを知ることができるものとなっています。

今回は、チバユウスケの著書「eve of destruction」について
いろいろ調べてみました。


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●「チバユウスケ」という男

*デビューから訃報が報じられるまで


神奈川県出身、1991年にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTというバンドで
ミュージシャンとしてメジャーデビューを果たしました。

数々のライブやフェスに参加し、当時のロックミュージックの流行の最先端を
行っていたと言っても過言ではない存在となっていましたが、2003年に解散してしまいます。

以降はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのドラマー、クハラカズユキとともに
The Birthdayを結成し引き続きバンド活動をしていました。

The Birthdayもライブ以外に映画やテレビCMのタイアップがあるなど
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTに負けないくらいの勢いで活動をしていました。

しかし、2023年4月にチバユウスケの療養を理由に活動を休止しています。

その後同年11月にチバユウスケの訃報が報じられることとなりました。

*彼を構成する「音楽」というもの

チバユウスケは自他共に認めるお酒好き、タバコ好き、そして音楽好きでした。

本格的に音楽好きとなったのは高校時代からだそうで、
高校の在学中にパンク・ロックバンドを結成していたみたいです。

そして大学時代にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTを結成。

本格的にライブを行うようになりました。

大学を卒業後も活動を続け、メジャーデビューを果たしました。

学生のころから音楽漬けの人生だったみたいですね。

大学は多くのバンドが生まれる場所ですが、
卒業まで続けてその後デビューできるバンドなんて
ほんの一握りだと思われますが、よほど人気があったんでしょうね。

●チバユウスケのルーツを知る。著書「eve of destruction」とは?

生前のチバユウスケは「eve of destruction」という著書を発売しています。

それはチバユウスケの音楽人生に影響を与えてきたレコードの数々を
紹介するというものになっています。

学生のころから音楽を続けてきたチバユウスケですが、
彼が何を聴いてきたのか、彼を構成する音楽のルーツとは
何かを知ることができるものとなっています。

レコードの紹介だけでなく、チバユウスケ自身が紹介に合わせて
音楽愛について語っているそうです。

以下は一例ですが、チバユウスケがロック好きになるきっかけになった曲から、
現役の時も聴き続けていた曲まで多くのレコードが紹介されています。

・ジョニー・サンダース
・ストレイ・キャッツ
・ザ・ルースターズ
・ドクター・フィールグッド
・マイ・ブラッディ・バレンタイン
・ザ・クランプス

特にドクター・フィールグッドはNHKの某番組でも
大ファンであることを語っていました。

掲載されているレコードは250枚以上とのことで、
非常に多くの楽曲によってチバユウスケが構成されていることがわかりますね。

ロックに限らず、様々な曲を作ることができるのはこの影響なのでしょうか。

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●「eve of destruction」はチバユウスケを知るうえで必須アイテム!本記事まとめ

今回はチバユウスケの著書、「eve of destruction」について調査・紹介してみました。

こういった「好きなアーティストはどんな曲から影響を受けたのか」を
知ることができる本ってファンにとってとても嬉しいですよね。

しかも本人直々の言葉で書かれていますし。

そしてルーツとなった音楽を聴いてみると、
なんか納得できる部分があるんですよね。

「あ、この曲この人っぽいな」みたいな。

そしてその楽曲の影響をモロに受けた曲を探したりするのも楽しいです。

今は既に亡くなっているため、新しく話を聞くことはできなくなってしまいました。

だからこそ、「eve of destruction」のような貴重な著書は絶やすことなく、
受け継がれていくべきだと思います。

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