ダイビングって一人でも楽しめるの?申し込むときの注意点とは
ダイビングは、一人でも楽しめる趣味です。
「ダイビングショップ」に申し込めば、ほかのダイバーと一緒に潜れるので、
一人でも安心ですし寂しくもありません。
さらにダイビングを通じて、海好きな気の合う仲間が増えるのも魅力です。
しかし、
「ダイビングって一人でも楽しめるの?」
「一人で寂しくないの?」
と疑問を持つ人もいると思います。
そこで今回は、いつも一人で潜りに行っている私が考える、
ダイビングを一人で楽しむためのコツと、
申し込むときの注意点について、詳しく解説します。
Contents
●ダイビングは一人でも楽しめる趣味
ダイビングは一人でも楽しめます。実際私は、
潜りに行くのはほとんど一人です。
ダイビングを知らない人と話すと必ず、
「一人で行って寂しくないの?」と聞かれますが、
寂しく思ったことは一度もありません。
なぜなら、いつも「ダイビングショップ」を使って潜っているからです。
●ダイビングショップは一人ダイバーの味方
ダイビングはもともとバディシステムがあるので、一人だけでは潜れません。
バディシステムとは、
必ず二人一組で潜りましょうという決まりです。
海の中でトラブルがあっても無事に戻れるように、
助け合えるバディが必要なのです。
バディシステムもあるし、友達と行った方が楽しいから、
ダイビングは二人でやった方がいいよね、と考える人もいると思います。
しかし、いつも同じバディと潜るのは、
現実的にはかなり難しいです。
なぜなら、仕事や家庭の都合があるため、
ダイビングの予定を人と合わせられないことが多いからです。
また、人それぞれ好みが違うので、
誰かと一緒にダイビングに行こうとすると、行先を自分の希望で決められない可能性もあります。
自分の好きな時に好きな場所で潜りたい、でもバディがいない、
そんな一人ダイバーには「ダイビングショップ」が強い味方になります。
「ダイビングショップ」を利用すれば、
他の人とバディを組ませてもらったり、チームを組んだりして、一人でも潜れるからです。
「ダイビングショップ」は、大人のサークル活動のようなものです。
そこには、潜るのが好きな人たちが集まっています。
もちろん、一人ダイバーもたくさんいます。
ほかのダイバーと初対面で最初は緊張しても、
すぐに海の話で盛り上がれるのが魅力です。
「ダイビングショップ」によっては、
潜り終わったあとにダイバー同士の交流ができるような企画してくれるお店もあります。
私は実際、「ダイビングショップ」でほかのダイバーと知り合い、その後一緒に潜ったり、
海の情報交換をしたりと、仲良くなったことがありました。
大人になって新しい知り合いや趣味のコミュニティが増えるのは、なかなか貴重です。
●2種類のダイビングショップを使い分けよう
ダイビングショップは、
「都市型ダイビングショップ」と
「現地ダイビングショップ」の2種類があります。
旅の楽しみ方によって、使い分けるのがおすすめです。
*都市型ダイビングショップなら移動中も仲間と一緒
「都市型ダイビングショップ」とは、東京・大阪などで営業し、
潜りに行くツアーを企画しているお店です。
車で行ける範囲の海や、沖縄など遠くの海に行く旅行を企画して、お客さんを集めます。
「都市型ダイビングショップ」は都市にあるお店に集合して、
そこから海まで参加者が全員で移動することがほとんどです。
出発から仲間と一緒なので、一人で参加しても、移動中も寂しくありません。
しかし、お店がツアーを企画するので、
お店の日程に自分の予定を合わせなければいけないのがデメリットです。
また、行先も自分の希望で決めることはできません。
*現地ダイビングショップなら移動中は一人
「現地ダイビングショップ」とは、海の近くにあるダイビングのお店です。
都市型と違い、「現地のダイビングショップ」に一人で申し込むと、そこまでは自分で移動します。
そのため、一人での旅行が苦手な人には、寂しく感じるかもしれません。
ただ、現地に着けばもちろん他のダイバーと一緒に海を楽しめます。
「現地ダイビングショップ」を使うと、
潜りに行く場所や日程を自分で好きに決められるのが、大きなメリットです。
私は、ライセンスをとりたての頃は「都市型ダイビングショップ」も利用していましたが、
今は「現地ダイビングショップ」ばかりです。
一人での移動も慣れれば寂しくなく、
現地でのほかのダイバーとの出会いも楽しみの一つになっています。
●一人でダイビングショップに申し込むときの注意点
ダイビングは、ショップに申し込めば一人でも楽しめますが、注意点があります。
それは、「お店が混んでいる時期」をなるべく避けて申し込むことです。
というのも、お店が混んでいると、スタッフも余裕がなくなりがちだからです。
それぞれのお客さんへの気配りが、
普段よりも減る場合もあります。
すると、一人での寂しさを感じやすくなるかもしれません。
また、私の経験談ですが、ハイシーズンに申し込んだところ、
日にちによって空いているチームの人数合わせにされてしまい、
ダイビングを落ち着いて楽しめなかったことがあります。
ダイビングショップのスタッフはプロなので、
基本的にはきちんとケアしてもらえます。
しかし、一人での参加で心配な人は、
予約が混んでいないか、事前にお店に確認するのがおすすめです。
●楽しみが広がる一人ダイビング
一人でのダイビングと聞くと、不安や寂しさを感じる人もいるでしょう。
しかし、「ダイビングショップ」を上手に使えば、
一人でも楽しく潜れます。
さらに一人だと、お店で気の合う仲間に出会える魅力もあります。
もちろん、知り合いと一緒にダイビングできれば、
楽しさも2人分かもしれません。
一方、一人でも潜りに行けるようになると、
いつでもどこでも誰とでも潜れて、ダイビングの楽しみが広がります。
「ダイビングショップ」を利用すれば、一人でも楽しく安全に潜れるので、
一度は試してみるといいと思います。