スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバースの情報まとめ
zaku0909今回は、全米で大ヒットしたアニメ映画
「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」について、
様々な情報を調べてみました。
2023年現在、「ストレンジ・ワールド」「ザ・フラッシュ」「ブルービードル」など多くのハリウッド大作が製作費を越えた赤字で失敗したり、
様々な意味で痛い目にあっています。
しかし、そんな中、大ヒットを記録した
「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」。
今回は、本作について様々な情報・トリビアなどをまとめてみました。
Contents
スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバースの概要
「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」は、
2023年6月に日米で公開されたSFアニメ映画です。
2018年に公開されたアニメ映画「スパイダーバース」の続編で、
多元世界のスパイダーマンたちが集まる組織「スパイダーソサイエティ」に
追われてしまうこととなったスパイダーマンの
マイルズ・モラレスの苦悩を描いています。
本作の脚本を務めているフィル・ロード&クリス・ミラーは、
かつてMARVELのライバル会社であるDCコミックスの作品であるバットマンの
アニメ化作品「レゴバットマン」を大ヒットさせた過去がありました。
様々なスパイダーマンが登場！レオパルドンはできたのか
多元世界にいる様々なスパイダーマンが登場するということで、
本作には文字通り様々な世界のスパイダーマンがカメオ的に登場します。
まず、本作には現在続編が発売中のゲーム「Marvel's Spider-Man」の
スパイダーマンが登場します。
あまり、ストーリーには絡まないカメオ的な出演ですが、
なんと吹き替え声優もTVゲーム版と同じ興津和幸さんです。
さらには、2008年～2009年にかけてディズニーXDで放送されていたアニメ
「スペクタキュラー・スパイダーマン」のスパイダーマンも
セリフ付きで登場しました。
このアニメは、そのかわいいキャラデザインなどから好評であったものの、
ダークで陰鬱な展開が原因で視聴率に苦しみ1年程度で打ち切りになって
しまった伝説のアニメでした。
それ以外にも、1999年に放送されたアニメ
「スパイダーマン・アンリミテッド」のスパイダーマンが登場するなど、
数多くのカメオ出演がありました。
さて、日本人にはなじみ深い東映版スパイダーマンこと山城拓也と
レオパルドンについてですが、今回は登場しなかったものの、
脚本家のフィル・ロード&クリス・ミラーのコンビはその存在が
実在することを確認しています。
全米で大ヒット！三作目が製作される
本作、「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」は
全世界で700億ドルを超える大ヒットを樹立しています。
この大ヒットから、「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」は
シリーズ3作目の成功が約束されています。
本作のオチはマイルズの危機を救うために
スパイダーグウェンやピーター・B・パーカーといった
数多くのスパイダーマンたちが駆けつけるというところで
映画が終わっています。
このオチは、「スターウォーズ帝国の逆襲」に影響を受けていることを
多くのスタッフは語っています。
現在、インフレで高い予算の映画が製作されることが見送られている
ハリウッドの中で本作は低予算でも高い利益率があったことから、
シリーズが製作される事が約束されています。
中東諸国では公開中止になっている
そんな「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」ですが、
世界中で好評を集めている一方で、
実は中東諸国では上映禁止処分になるなど、かなり手痛い目にあっています。
米国芸能誌「バラエティ」によると、
アラブ首長国連邦は本作の試射をするにあたり、
「Protect Trans Lives」というポスターが背景になっていることを指摘、
これは日本語に訳すと「トランスジェンダーたちの命を守ろう」という意味に
なっております。
劇中でこのポスターは1秒程度しか映らないのですが、
このポスターをよく思わなかったアラブ首長国連邦の映画関係者は
土壇場で本作の上映を中止にしました。
アラブ首長国連邦だけではなく、
サウジアラビアでも上映禁止となりました。
イスラム教の厳格なアラブ首長国連邦やサウジアラビアといった
中東の国々では同性愛者やトランスジェンダーを意味する
LGBTQの人々は弾圧の対象となっており、
それを映画で出すのは禁止になっています。
また、かつて親米国家の多かった中東では、
バイデン大統領が就任して以降は関係が悪化することが増えていきました。
この背景にはバイデン大統領が所属するアメリカ民主党が、
かつてのトランプ大統領が所属していた共和党と比較すると、
同性愛者の人権などに口うるさい事に嫌気をさしているというものがあります。
つまり、本作は中東とアメリカの政治的対立の格好の
ターゲットとなってしまったとの事です。
恐らくバイデン大統領あるいはアメリカ民主党が
アメリカの政治を決定する権利を握っている以上は、
この対立は続いていくでしょう。
まとめ
今回は、「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」について
様々な情報を調べていきました。
今回わかった情報をまとめると以下のようになります。
・「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」は、
2023年6月に公開されたSFアニメ映画
・「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」には
アニメ版やゲーム版のスパイダーマンが登場するが、
東映版とレオパルドンは出てこない
・「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」は全米で
大ヒットをしたことで続編が製作される
・「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」は、
「トランスジェンダーたちの命を守ろう」というポスターのせいで
中東では上映禁止となった
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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