スキーインストラクター資格取得までの流れと習得すべき内容とは!?

ゲレンデを華麗に滑るスキーインストラクターは
どのようにして資格取得できるのかを具体的に解説します。

実技での上達はもちろんのこと、
事前に保有すべき資格や実務経験などについて調査しました。

まずは、簡単な流れをつかんで、
夢のスキーインストラクター資格取得に向けてチャレンジする道が見えてくることと思います。

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・スキーインストラクターの定義

まず、スキーインストラクターとは、公益財団法人全日本スキー連盟の規定に基づき、
認定された指導者のことを指します。

準指導員指導員という道をたどります。

また、指導者資格を得るために、講習会の受講などが必要です。

そのスキーインストラクターの講習会では、
公認スキー・スノーボードコーチ1 専門科目を取得することができます。

公認スキー・スノーボードコーチ1資格を取得するためには、
共通科目1の取得も必要になります。

・受験資格と必要知識

 
スキーインストラクターの受験資格としては、
次の事項を満たすものとなります。

①加盟団体会員としてその年度SAJ、SAT会員登録者であること。
②その年の4月1日現在で男女共18歳以上であること。
③受検の前年度までに級別テスト1級または、プライズテストを取得している方。
④前年度の指導者養成講習会全課程受講見込者(全過程修了にて資格受領)または、
前年度の修了報告書所持で、本年度の養成実技過程修了者となります。
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内容 は、理論・実技共に 指導者(準)に必要な
指導法・実技を行うものとなります。

スキーインストラクターの参考テキストは、

・スキー教程
・スキー教程「安全編」
・オフィシャルブック
・資格検定受検者のために
(書店、山と渓谷社ホームページまたはAmazonにて購入可能です。

・スキーインストラクター実技

実技としては、スキーインストラクターの指導者が3 つの基本動作を習得、理解している必要があります。

1、荷重動作

スキーに体重を預けたり戻したりする動作を、荷重動作といいます。
フラットなポジションをキープして、股関節・ひざ・足首を連動させた運動を意識します。

ターン中、エッジングが均一にするためには、
この体重を預ける動作が重要となります。

また切りかえでは、外側の足の伸び・縮みによってポジションを戻し、
谷まわりから山周りへターン姿勢を入れかえます。

さらに、ターン始動時の体勢についての理解も深める必要があります。

2、ポジショニング

上体だけでなく、下半身も力を入れずにリラックスさせた状態で、
自分の体重をスキーに預けられるポジションのことを、中央ポジションといいます。

股関節・ひざ・足首を連動させることによって、
ターンをしている間、このポジションをキープし続けます。

姿勢が高くても低くてもポジショはあります。

ターン中に、斜度が変わったりといった状況が刻々と変化する中でも、
このポジションを意識してキープすることが大切になります。

3、エッジング

ターン中は雪面抵抗や遠心力に対して、
エッジングによりターンポジ ションをキープすることが必要になります。

外脚の角度や内脚の角度に、
上下動を組み合わせてエッジングをコントロールすることにより、
滑走中の重圧変化に対してバランスを取ることができます。

ポイントは、力の釣り合う位置に重心を保つこと、
つまりセンターポジションをキープすることが重要です。

最大のポイントは、ポジションだけでなく、
さらに3つの事項を理解するということが重要です。

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まとめ

一番は、指導する側の生徒に対し、
雪上で安全に、自由に滑る楽しさを伝えていくことがポイントです。

そのためには滑走スピードとターン弧をコントロールしながら、
滑りを維持する方法を学ぶ必要があります。

滑りをコントロールするには、
ターン始動時にいかに雪面を的確に捉えられるかが重要になります。

スキーはスピードをコントロールし、
ターンする角度の調整などをしっかりと訓練していけば、
より洗練された滑りとなります。

よく、ゲレンデでスピードを出すことが上級者だという勘違いをしているスキーヤーもいますが、
暴走しているだけで本人も危険ですし、周囲の滑っているスキーヤーやスノーボーダーとの衝突の危険性もあります。

自信と過信は事故の元となりますので、正しい滑走知識をつけて安全に美しく滑るための指導を的確に行うために、
スキーインストラクターは日々鍛錬が必要です。

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