ジョージ クルーニーとニコール キッドマンが共演した映画とは?

ジョージ クルーニーとニコール キッドマンが共演した映画が
1997年に公開された『ピースメーカー』です。

アメリカとロシア間で締結された戦略核兵器削減条約によって
廃棄・解体される予定の核弾頭10基が何者かに盗み出され、
1基が事故と偽装するために爆破されました。

核爆発を確認したアメリカ政府は詳細を分析するために
核物理学者ケリー博士とロシア情勢に詳しいデボー大佐と共に
盗み出された核弾頭の行方を追うために世界中を飛び回ります。

ジョージ クルーニーニコール キッドマンが共演し、
『ディープ・インパクト』で知られるミミ・レダーが
監督デビューを飾ったスピード感あふれるサスペンス・アクション映画です。

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●1:息もつかせないスピード感あふれるサスペンス・スリラー

ジョージ クルーニーとニコール キッドマンが共演した映画
『ピースメーカー』は盗み出された核弾頭の行方を追う
陸軍大佐と核物理学者の姿を描いています。

走行する列車から核弾頭を盗み出す緊張感あふれるシーンに始まり、
ウィーンの街中で繰り広げられるカーチェイス、

ヘリコプターとトラックの追跡戦が展開され、
ニューヨーク市内で展開される核弾頭の追跡で一気に緊張感が高まります。

ジョージ クルーニーが演じるのはロシア情勢に
詳しい陸軍大佐トム・デボーで、任務遂行のためには多少の強硬手段は
当たり前という人物です。

ウィーン市内で自らハンドルを握ってカーチェイスを繰り広げたかと思うと、
核弾頭を積んでいるトラックにヘリコプターから降り立ちます。

ニューヨーク市内に持ち込まれた核弾頭を捜し出すために
街の中を右に左にと駆け回っていきます。

ニコール キッドマンが演じているのは核物理学者ジュリア・ケリー博士で、
ブロンドからブラウンへと髪の色を変え、知的な雰囲気を身にまとっています。

シンプルなデザインのジャケットやスカートに白いブラウスを合わせ、
スラリと伸びた脚にパンツスタイルで合わせていて、
より美しさと知的な雰囲気を生み出しています。

役作りのために東ヨーロッパ情勢と核物理学、
さらにロシア語も学びました。

映画の中でジョージ クルーニー演じる陸軍大佐トム・デボーに
流暢なロシア語を披露しています。

●2:ジョージ クルーニーとニコール キッドマンはオスカー受賞者

ジョージ クルーニーとニコール キッドマンはオスカー受賞者です。

映画『ピースメーカー』でロシア情勢に詳しい陸軍大佐トム・デボー役を
演じたジョージ クルーニーは2005年の映画『シリアナ』で
CIA工作員を演じてアカデミー助演男優賞を受賞しています。

俳優ベン・アフレックが製作、監督、主演を務め、
中東イランからアメリカ大使館職員を脱出させる実話を基にした

2012年の映画『アルゴ』でプロデューサーを務めたことから
アカデミー作品賞を受賞しています。

ジョージ クルーニーは俳優、製作者としてだけではなく監督としても才能を発揮し、
『スーパー・チューズデー~正義を売った日~』、
『グッドナイト&グッドラック』、『サバービコン 仮面を被った街』などで
メガホンを握りました。

映画『ピースメーカー』でジョージ クルーニーと共演し、
美しく知的な核物理学者ジュリア・ケリー博士を演じた
ニコール キッドマンもオスカーを受賞しています。

2002年の映画『めぐりあう時間たち』で小説『ダロウェイ夫人』の
原作者バージニア・ウルフを演じてアカデミー主演女優賞を受賞しました。

バージニア・ウルフを演じるために、左利きであるニコール キッドマンは
右手でペンを使えるように訓練しました。

タバコをよく吸っていたというバージニア・ウルフの習慣から声を1オクターブ低くし、
付け鼻で地味な顔立ちのバージニア・ウルフになりきりました。

ジョージ クルーニーが演じる任務遂行のためには
多少の無茶は当たり前という陸軍大佐トム・デボーと

ニコール キッドマンが演じる知的で美しい核物理学者ジュリア・ケリー博士が
行方不明となった核弾頭を追っていく中、お互いに信頼関係を築いていく姿が見られます。

●3:監督を務めたのはミミ・レダー

ジョージ クルーニーとニコール キッドマンが共演した
映画『ピースメーカー』で監督を務めたのはミミ・レダーです。

アメリカ・ニューヨーク州出身で、
アメリカン・フィルム・インスティチュートで映画撮影技術を学びました。

ジョージ クルーニーが医師役を演じた人気医療ドラマ『ER/緊急救命室』と
テレビ映画でも監督を務めました。

ジョージ クルーニーとニコール キッドマンが共演した映画
『ピースメーカー』で長編映画監督デビューを飾り、

スピーディーなストーリー展開とカメラワークを駆使した演出で話題となりました。

1998年の映画『ディープ・インパクト』では
巨大彗星衝突の危機に直面した人々とアメリカ政府の危機管理対策を描きました。

『ニュールンベルグ裁判』でアカデミー主演男優賞を受賞したオーストリア人
俳優マクシミリアン・シェル、『テンダー・マーシー』で
アカデミー主演男優賞を受賞したアメリカ人俳優ロバート・デュバルを起用しました。

マクシミリアン・シェルとロバート・デュバルの他に『ジュリア』で
アカデミー助演女優賞を受賞したイギリス人女優バネッサ・レッドグレイブ、

『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー助演男優賞を受賞したアメリカ人
俳優モーガン・フリーマンを起用しました。

『ペイ・フォワード 可能の王国』、『ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を追え~』、
『ビリーブ 未来への大逆転』でも監督を務めています。

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まとめ

ジョージ クルーニーとニコール キッドマンが共演した映画『ピースメーカー』に
ついて解説してきました。

盗み出された核弾頭の行方を追って世界中を駆け回るというスピード感と
緊張感に満ちたサスペンス・アクションです。

ウィーン市内で繰り広げられるカーチェイス、核弾頭を積んだトラックと
ヘリコプターの追跡戦、持ち込まれた核弾頭を追跡するためにニューヨークで
展開されるアクションには手に汗を握ります。

核弾頭流出という恐怖に今もなお続く民族紛争が盛り込まれ、
単なるアクション映画ではなく、社会的な一面も持つ映画です。

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