ジョジョの奇妙な冒険のディオってどんな人?彼の魅力を解説!
ジョジョの奇妙な冒険にディオブランドーという人気のキャラクターがいます。
知らないという人でも名前や「貧弱、貧弱ぅ~」「無駄無駄無駄」といったセリフには
聞き覚えがあるのではないでしょうか?
ディオの名セリフには思わず使いたくなるものが多く人気の一因だと思います。
また完璧な悪を体現したようなキャラクターですがその振舞いや考え方、
セリフが魅力的なのかとても人気があります。
ディオは第1部「ファントムブラッド」第3部「スターダストクルセイダース」
第6部「ストーンオーシャン」に登場しています。
またそれ以外の部でも会話の中でのみの登場もありジョジョの奇妙な冒険全編にわたって
重要なキャラクターです。
この記事ではそんなディオの魅力について書きます。
これまでディオが好きではなかったという人に
「意外にディオが好きかもしれない」と思ってもらえると幸いですので
最後までお付き合いください。
●ジョジョの奇妙な冒険ディオの魅力①
*小悪党だったディオが力を手に入れた事で大きな野心に
目覚めるところが魅力的です。
最初に登場した時のディオは自分の生まれや周りの環境のせいで
正当に評価されていない事をひがんでおり名門のジョースター家の養子になったのを
きっかけに自分がこの家を乗っ取ると考えています。
やりたい事は大きいのですが動機は自分の不遇から世の中を恨んでいる小悪党と
いった印象を受けます。
そして自分の考え通りに物事が運ばないと周りに八つ当たりするなど
人間味はありますが魅力的といった感じはしません。
しかしそんな彼が人間を超越した力を手に入れた事で心に余裕が生まれ
ジョースター家どころか世界を自分の物にするという大きな野望に目覚めます。
この小悪党から完璧な悪へと進化する様子が魅力的です。
●ジョジョの奇妙な冒険ディオの魅力②
*自分の仲間に引き入れる時の言葉がとても巧みで魅力的です。
完璧な悪となったところで同類の悪党から憧れられ
仲間を増やす事を得意としていたディオですが
物語が進むにつれて根っからの悪党ではなく
心に弱さを持っている人間を仲間に引き入れるのが
とても上手くなります。
相手の弱さや恐怖に対して自分にも分かると
共感や優しい言葉をかけて自分の仲間にしていきます。
もともと持っていたカリスマ性に加えて人間の感情や境遇について
優しく語る口調とそれとは真逆の冷酷で残忍な部分とが入り混じっていて
その2面性が何とも魅力的に感じます。
●ジョジョの奇妙な冒険ディオの魅力③
*好きな悪役のセリフから彼らの理想のディオを想像できて面白いです。
ディオの仲間になった悪役の口からは尊敬の言葉や
実に魅力的であるという事が語られます。
しかしどのキャラクターのディオ像も微妙に受け取り方が違うように感じます。
そのキャラクター毎のディオの印象を想像できるのもディオの魅力だと思います。
ちなみに私が一番好きなディオに対する評価の言葉が
「悪には悪の救世主が必要なのだ」というものです。
悪役は最初からそうだったのかというとそうではなく
様々な体験を得て悪の道に走っているのだと思います。
そんな人達にもこの人のためになりたいという意識や願いがあり
その対象や居場所のない悪役たちの居場所や受け皿が
ディオであると私はこのセリフから解釈しました。
そんなあらゆる悪役を包み込み魅了して放さないところも
ディオの魅力だと思います。
●まとめ
ここまでジョジョの奇妙な冒険に登場するディオの魅力について書きました。
実際に読んでもらって皆様が魅力に感じられるディオを発見して欲しいです。
この記事を読んで今までジョジョの奇妙な冒険を読まなかった人も
すでに読んでいる人もまた読み返してみようと思っていただけると幸いです。