ジェットスキー(水上バイク)の選び方!2ストと4ストを選ぶ基準とは?!

「水の上を颯爽と走る姿がかっこいい」
「暑い日に風を浴びて気持ちよさそう」
「普通と違う乗り物にのってみたい」

そんなあなたへ

ジェットスキーは車やバイクと違って
「人・物を快適性を担保して長距離運ぶ」ような複雑な移動手段ではありません。

単純に運転を楽しむ乗り物です。

そして車やバイクのように決められた道があるわけでもありません。

航行区域さえ守ればどういうルートを走るかは貴方次第。

そして天候に左右されやすい波間を読んで、
自分の手足のように船体を操る快感は他では味わえないもの!

ぜひこの記事を読んでジェットスキーのことを知り、
購入の手助けになれたらうれしいです。


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まずジェットスキーのエンジンの種類を知ろう

「乗れればなんでもいい!」
「借りるからどっちでもいい!」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際借りて乗ってみると欲しくなるのが人の性。

せっかく買うなら自分に合ったほうを買ったほうがよいですよね?

知らないで操るより知って操った方が機械は面白いもの
ぜひ購入の参考にしてください。

基本的には2ストローク(2スト)と4ストローク(4スト)の2種類があります。

エンジンは基本的に、吸気・圧縮・燃焼・排気の4行程を1サイクルとして、
繰り返し行うことで動力とします。

その1サイクルをピストン何往復で行うか、
言い換えるとピストンの何往復で1サイクルを終えれるかで

2ストと4ストが変わり、2ストはピストン1往復で1サイクル、
4ストはピストン2往復で1サイクルを行います。

2ストのメリット・デメリット

2ストは同排気量の場合、4ストよりもピークパワーが出やすいのが特徴です。

部品点数も少ないので購入時、
修理時の費用も安く抑えることができるというのも大きなメリットです。

その反面、シリンダーの潤滑油をガソリンと空気の混合気で行うという構造上、
推進力以外にガソリンを消費するため燃費が悪くなってしまいます。

また潤滑油として使用された分はほとんど燃焼されないため、
生ガス(燃焼できなかったガソリン)が排気ガスと同時に排気されます。

道路を走るバイクと違い、排気ガスが水中に出てしまうジェットスキーの都合上、
どうしても生ガスも水中に出てしまい、それによって環境汚染につながる可能性があります。

現在の琵琶湖でも規制がかかっており、
今後もしかしたら日本中で規制がかかる可能性があります。

4ストのメリット・デメリット

環境問題もあり、現在のジェットスキーの主流は4ストとなっており、
メーカーのラインナップが豊富なのがメリットの一つです。

また使用したガソリンを推進力のためだけに使える分、
2ストよりも燃費が良いです。

今の車がほとんど4ストであることを考えると、
2ストに比べて燃費が良いかがわかると思います。

運動性能としても、エンジンの回転数の全領域でトルクが強いため乗りやすく、
発進前後の波に揺られているような状況でも安定して発進・加速することができ、
初心者でも簡単に乗ることができます

デメリットとしては、部品点数が多いため、
購入時、修理時の費用が高くつくということが挙げられます。

また同排気量だった場合ピークパワーが2ストに比べて低いというのも挙げられます。

そして普通のバイクと違うのは、
トレーラーで水辺まで運搬するというところ。

そのためまた部品点数が多い分船体も大きくなりがちな4ストは車体も大きく重くなりがちで、
その分トレーラー大きくする必要があります。

そのため運搬時の車の燃費が2ストに比べて悪くなったり、
保管時の場所を大きくとってしまう
などのデメリットもあります。

特に自宅保管の方は、車を道路に出してトレーラーを道路に出して連結して。
という工程を経てから移動開始になると思いますが、
一人でトレーラーを移動させるのには1kgでも軽い方が楽なのは想像できると思います。

水辺の近くに住んでいてよく通う人なら気にならないかもしれませんが、
隣県まで運んで遊ぶような人だと交通費も無視できないものになるでしょう。

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まとめ~結局どちらを選ぶべき!?~

ということで今回の記事のまとめです
・2ストは、ピークパワーが出やすく購入費用が安く済むが、燃費が悪く今後遊べる場所が減るリスクがある。
・4ストは初心者でも遊びやすく燃費もいい。またメーカーのラインナップも多く

購入の選択は増えるが、購入費用が高く運搬時保管時が2ストに比べてちょっと大変である。

購入するのであれば多少コストがかかっても遊べなくなる可能性を鑑みると
4ストをおすすめします。

レンタルであればピークパワーが高くじゃじゃ馬度の高い2ストをおすすめします。
どちらも楽しいのでぜひ両方乗って自分が「これだ!」と思うジェットスキーを選んでみてください。

最後に~遊ぶ時の注意~
自動車やバイク同様免許が必要です。ただし2日の講習でほとんどの方が合格できるうえに、
免許更新さえサボらなければ永久に乗ることができます。

陸と違い道路がないので、「左側通行」のような概念がありません。
広い水面を自由気ままに運転できることがジェットスキーの魅力の一つですが、
その分周りへの注意は車やバイク以上に必要なので気を付けましょう。

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