シングルコートの猫の種類を解説!抜け毛が少ない猫の特徴

猫の魅力はなんといってもその可愛らしいフォルムと、艶やかな毛並み

なでるととてもふわふわ、
もふもふとしていてずっと触っていたいですよね。

猫吸いなんてしたらもう、幸福感で昇天してしまいそうになります!
猫吸いされている時の猫の、なんとも言えない視線もたまらない、、、!

でも、飼ってみたいけど抜け毛が多くて掃除が大変そう、、、。
抜け毛が猫アレルギーの原因になるかも、、、と迷っている方は多いと思います。

実際に筆者は猫を飼っていますが、
換毛期はブラッシングや掃除の度に抜け毛の多さに驚きます。

でも、実は抜け毛が少ない猫もいるんです。
猫の毛には「シングルコート」と「ダブルコート」という種類があり、
「シングルコート」は「ダブルコート」に比べて抜け毛が少ないのが特徴です。

この記事では猫の被毛についてや、抜け毛が少ない猫の種類・特徴について解説します。


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・猫の被毛について

そもそも猫の被毛にはオーバーコートアンダーコートの2種類の毛があります。

オーバーコートとは、猫の体の表面を覆う硬くてハリのある毛で、
外部の刺激から皮膚を守ったり、防水の役目も果たします。

対してアンダーコートとは、オーバーコートの下に高い密度で生える毛で、
主に防寒・保温の役割を果たしています。

・シングルコートとダブルコートの違い

シングルコートとは、オーバーコート、アンダーコートのどちらか一方だけが
生えている毛質のことです。

ダブルコートはこのどちらも併せ持った毛質のことで、
換毛期の春と秋に多量の毛が生え変わり、特にアンダーコートが多く抜けていきます。

日本にいる雑種猫の多くはこのダブルコートに分類されます。

シングルコートに換毛期はないのですが、1年を通して少しずつ生え変わり、
ダブルコートに比べてかなり抜け毛が少ないのが特徴。

特にオーバーコートのみで構成された毛質は抜け毛が少ないとされます。

防寒・保温の役目を持つアンダーコートがない猫は、暑い国で生まれたことが多いようです。

確かに日本のような寒い冬のある国では、
アンダーコートが無い猫は暮らしにくそうですね、、、。

シングルコートの猫は寒さに弱く、年中を通して気温を一定に保ってあげる必要があります。
室温の管理が飼育する際の重要ポイントです。

・抜け毛が少ない猫の種類

抜け毛の少ないシングルコートの猫ですが、代表的な猫種は

1・メインクーン
2・オリエンタルショートへア
3・シャム
4・シンガプーラ
5・ベンガル
6・コラット
7・バリニーズ 
8・コーニッシュレックス
9・デボンレックス

などになります。

シングルコートの猫はダブルコートの猫に比べて抜け毛が少ないため、
抜け毛の処理にかかる手間は大きく軽減
されるかと思います。

しかし、まったく抜け毛がないわけではなく、定期的なブラッシングは必要です。

また、猫アレルギーは抜け毛が主な原因と思われていることが多いですが、
実際には猫の皮膚や唾液に含まれる「セレクトグロビン」という物質が
猫アレルギーの主な原因と考えられています。

猫が自分の体を舐めて、毛についた唾液が乾燥して空気中に舞い、
それを人間が吸い込んでアレルギーが発症することが多いようです。

対策としては、こまめなブラッシングや、水に濡らしてかたく絞ったタオルで体を拭いて、
毛についた唾液を拭き取る。

掃除や洗濯、家の中を清潔に保つなど、地道な対策が必要になります。
なかなか大変かとは思いますが、猫のためなら頑張れる!、、、はず、、。

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まとめ

飼い始めてからアレルギーが分かったり、掃除が大変だったりして、
思っていたより負担が大きい、、、と感じることはあるかもしれません。

そのような事態を防ぐためにも、事前にお店の人やブリーダーに相談したり、
情報収集しておくのは必要ですね。

抜け毛が多いから良い、少ないから良いというわけではなく、
猫には多種多様な個性があるのが魅力です。

品種による特徴はもちろんあると思いますが、実際に猫と暮らしてみると、
それぞれにちゃんと性格や個性がはっきりとあって、うちの子はこんな性格で、
好きなご飯やおやつはこれ!と、食の好みもぜんぜん違うことが分かります。

本当に可愛くてわが子のような存在で、
心を開いて甘えてきてくれた時の喜びははかり知れません!

猫も飼い主もお互いに幸せな生活を送れるよう、猫のことをよく知って、
お世話をさせていただき、ふわふわの毛に顔をうずめさせてもらいましょう!

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