【豆知識】グラミー賞で一番すごい賞とは？ほかの賞と受賞者も紹介

1959年に、アメリカ国内の音楽産業において、
素晴らしい作品を作り上げたクリエイターを讃えるために開催された
グラミー賞は、今や世界で一番権威のある音楽賞として知られています。

その中でも、最優秀アルバム賞は一番すごい賞であると言われており、
先日開催された2024年のグラミー賞では、
テイラースウィフトさんが4回目の受賞という偉業を成し遂げました。

この記事では、最優秀アルバム賞の内容や他のすごい賞、
これまでの受賞者を紹介します。

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最優秀アルバム賞の選考基準

最優秀アルバム賞は、その名の通り、
最も素晴らしいアルバムをたたえるもので、
アルバムの製作者チームと演奏者に賞が送られます。

選考には、アルバムの販売数や売上のランキング、
さらには、アルバムの芸術性や技術力などが基準として含まれています。

そして、これはグラミー賞全体における最低限の基準ですが、
グラミー賞の選考を受けることできるのは
アメリカ国内で発売された楽曲に限られています。

グラミー賞の四大部門

他にも、グラミー賞には多くの賞部門があり、
その数は80以上になります。

そしてその中に、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞、
最優秀新人賞に今回紹介している最優秀アルバム賞を含めた
主要四部門が存在します。

これらのなかで一番すごい賞が、最優秀アルバム賞というわけです。

次のトピックからは、最優秀アルバム賞を
これまでに受賞したアーティストたちを紹介します。

コンセプトアルバムの先駆けのビートルズ

日本にも来日をしライブを行ったことで有名な60年代のバンド、
ビートルズもこの最優秀アルバム賞を、1968年に受賞しています。

この時の受賞作品は、「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」です。

この作品は、ビートルズが、日本やアメリカなど、世界中を飛び回り、
数年にわたって行っていた公演活動を終了した1966年にとられた、
3か月の活動休止期間中のアイデアをもとに製作されました。

架空のバンドというテーマで作られたこのアルバムは、
それまで、ただの楽曲集だったアルバムにテーマや世界観をつけたもので、今でいうコンセプトアルバムの先駆けと言われています。

実はアルバム？マイケル・ジャクソンの有名曲

マイケル・ジャクソンさんも、1984年に、「スリラー」で
最優秀アルバム賞を受賞しています。

スリラーは、一つの曲というイメージが強いと思いますが、
実は「スリラー」というアルバムの表題曲が「スリラー」なのです。

私も調べて初めて知りましたが、
意外と知らない人も多いかもしれません。

このアルバムは、2012年、アルバム売上数が7000万枚を突破したことで
ギネス世界記録に認定されたことでも有名です。

史上初の快挙を遂げたテイラー・スウィフト

テイラー･スウィフトさんも、
最優秀アルバム賞を受賞している1人ですが、

先日授賞式が行われた2024年のグラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞し、
通算4度目の最優秀アルバム賞受賞となりました。

これまで、2010年に「Fearless」、2016年に「1989」、
2021年に「Folklore」で3度の最優秀アルバム賞に輝いてきました。

今回のグラミー賞で、最優秀アルバム賞は4回目の受賞です。

スティービー・ワンダーさんやポール・サイモンさん、
フランク・シナトラさんが持つ最優秀アルバム賞の
3回受賞記録を越えたのです。

今回受賞した作品、「Midnights」は、2022年にリリースされたもので、
深夜、一人寂しい気持ちを表しつつ、
一方で夢見心地な気分を感じさせるような楽曲が収録されています。

今回のグラミー賞で4度目の最優秀アルバム賞を受賞した
テイラー・スウィフトさんは、

授賞式の中で4月19日に新しいアルバムをリリースすると発表しました。
再びの受賞の可能性もある嬉しい発表ですね。

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まとめ

今回は、グラミー賞で一番すごい賞について紹介しました。

グラミー賞四大部門の一つである最優秀アルバム賞が、
一番すごい賞だと言われていますが、
その賞を受賞した方々もまた、ビートルズやマイケル・ジャクソン、
テイラー・スウィフトさんなど、すごい方ばかりでしたね。

みなさんもぜひ、世界で最もすごいとされる音楽賞、
グラミー賞の一番すごい賞、最優秀アルバム賞に輝いた
アルバムの楽曲を聴いてみてはいかがでしょうか。