ギブソン SG スペシャルの魅力や特徴について調べてみました!

今日は「ギブソン SGスペシャル」の魅力や特徴についてお届けしましょう。
最後までお付き合いください。

SG(エスジー)は1961年にギブソンから発表された
エレクトリック・ギターのニューモデルです。名称の「SG」はSolid Guitar、ソリッド・ギターを表しています。

エレクトリック・ギターは通称エレキや、エレキギターと呼ばれていますね。
エレキギターと一言で言っても構造によって種類がいくつかあるようです。

通常エレキギターと呼ばれるものは、木材の板をそのまま貼り合せせ、
した比較的に薄目なボディで、ピックアップが内蔵されたタイプの
ソリッド・ギターのことを呼びます。

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このソリッド・ギターは細い弦の特徴を活かした
独特の奏法(テクニック)が多数存在します。
アコギとは全く違った奏法も確立されています。

さて、このソリッド・ギターであるSGには
スタンダード」と「スペシャル」があります。

スタンダードとスペシャルを見分けるポイントは
ヘッドネックにあります。

スタンダードはヘッドにクラウンインレイ、
指板にトラペゾイド(台形)インレイがあるのが特徴。

スペシャルはヘッドにロゴ以外の装飾なし、
指板にドットインレイありというが特徴です。

SGスタンダードとSGスペシャル、本体の品質にはそれほど差がないようですよ。

仕様を次のように分けて、それぞれの特徴としているようです。
選ぶとしたら装飾の好みでしょうか。

SGスタンダード:グローヴァー式ペグ、ハムバッカーピックアップ2基、TOMブリッジ
SGスペシャル:クルーソン式ペグ、P-90ピックアップ2基、バーブリッジ

SGスペシャルを愛用した人たちを紹介しましょう。

1 フランク・ザッパ(Frank Zappa,1940〜1993)

個性の強すぎる音楽性から「変人」とも言われるザッパ。
生涯で極めて広範囲な音楽にトライしました。グラミー賞受賞という評価も受けたギタリストです。
S
Gスペシャルは彼のトレードマーク。
パラメトリックイコライザーを始めとする多くの回路が仕込まれており、
どのバンドサウンド内においても美しく響くギターサウンドを奏でていました。

とても愛妻家で、奥さんの身体に名前をつけていたそうです。
彼の息子のなまえは奥さんの足の指の名前に由来しているのだとか。

2 トニー・アイオミ(Tony Iommi、1948-)

ブラックサバスの中心人物であり、サウスポーのギタリスト。
超タイトスケジュールの中、レコーディングの時に起こったハプニングがきっかけで、
SGスペシャルがトレードマークになったのだそうです。

メインギターが故障。控えようとして持っていたSGスペシャルを使ったら
これがすごく良かったとか。人生なに起るか分かりませんね。

3 ピート・タウンゼンド(Peter Dennis Blandford “Pete” Townshend, 1945-)

タウンゼンド氏のメインのエレキギターは時代とともに変遷しています。
デビュー〜1966年:リッケンバッカー360/12
1967年〜1968年:フェンダー・ストラトキャスター
1968年〜1972年:ギブソン・SGスペシャル(P-90)
1972年〜1982年:ギブソン・レスポール・デラックス(ミニハムバッカー搭載機)
1979年〜1985年:シェクター・テレキャスタータイプ(ハムバッカー2基搭載)
フェンダー・テレキャスターも並行して使用
SGスペシャルを愛用していたのは1968年からですね。

4年愛用したSGスペシャル、やめた理由はなんと、
「酒を飲んで弾くと、たまにバラバラになっている」からなのだとか。

私なんてお酒飲んだら何を弾いてもバラバラになりそうですけど。
そんな状況での弾き心地も重要なポイントなのですね!!

4 CHAR(竹中 尚人、1955-)

さて、最後は日本人です。
日本人で最初のロックギタリストとして有名です。
多くのギターコレクションの中に70年代のSGスペシャルがあります。
普段はムスタングやストラトを抱いているイメージが強いですね。

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さて、今回はSGスペシャルについてお届けしました。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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