キャンプで焚き火を楽しむためにトラブルの対策をしよう

キャンプの醍醐味といえば、やっぱり焚き火ですよね。

これからの寒くなる季節に焚き火で暖をとりながら過ごす時間は
キャンパーにとって至福のひと時です。

そんな焚き火ですが、注意を怠ると思わぬ事故につながってしまうこともあります。

また、自分だけではなく他の方々やキャンプ場に迷惑をかけてしまうこともあるのです。

今一度、焚き火の基本を知り、事前にトラブル対策を心がけてください。


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●焚き火に必要なものをしっておこう

最低限、焚き火をする際は焚き火台焚火シートトングは用意が必要です。

焚き火トラブルの多くは準備不足と知識不足からなるものなので、
対策を知っていれば怖いことはなにもありません。

最近のキャンプ場では、ほとんどが直火禁止のルールがあります。
直火可能なキャンプ場でも、灰の片付けなどを考慮すると、焚き火台を使用すのが望ましいと思います。

焚き火台の下に敷いて使用するのが焚き火シートです。 “耐火シート” “スパッタシート”とも呼ばれます。

これは、耐熱性の高い素材で作られており、
焚き火の際に発生する熱や飛び散った火の粉から地面を保護する役割があります。

芝生のキャンプ場では、焚き火シートを使用しないと芝生が焦げてしまい、元に戻るまでには時間がかかります

キャンプ場とのトラブル対策にもなるので、
ぜひ用意しておいてください。

薪をくべる際には、トングがあると便利です。

専用のものでなくても大丈夫ですが、
長さのある丈夫なものを用意しましょう。

●焚き火をする位置にも一工夫を!

焚き火をする際には、焚き火台を置く位置にも注意が必要です。

それは、燃え移りを防ぐためです。
キャンプ場には、立ち木や枯れ木など燃えやす物がたくさんあります。

テントやタープにポリエステル素材が使用されていれば、
非常に燃えやすい性質となります。

近くに燃え移りやすいものがあると、火災の原因になります。

自身のサイト内に焚き火スペースを設けることはもちろんですが、
人が集まるリビングスペースやキッチンスペースから十分に離して設置し、
小さなお子様がいる場合は、子どもが走りまわることもあるので、とくに距離感に注意しよう。

また、近隣サイトに火の粉や煙が直撃しないよう、
風向きにも配慮することも大切なトラブル対策です。

●もしもの時の対処法

万が一、焚き火が大きくなってしまった時や
燃え移ってしまった時はすぐにキャンプ場に連絡しましょう。

もしもの時の対処法を知っておくのが、一番のトラブル対策だと思います。

キャンプ場でボヤ騒ぎなんて、あまりないのではと思われがちですが、
実際に多くのキャンプ場で起きているトラブルです。

筆者も一度、焚き火による火災を見たことがあります。

某キャンプアニメに登場した富士山が一望できるキャンプ場でソロキャンプ利用の方が
焚き火中に、火の粉が自身のテントに飛んでしまい丸焼けになっていました。

あたりは騒然とし、キャンプ場のスタッフの方々と周りの利用者たちが総出で、
消火器とバケツで鎮火させていました。

こんな事が起きてしまったら、
トラウマでキャンプを楽しめなくなってしまいます

焚き火が自分の手に負えないくらい大きくなってしまったら、
すぐにキャンプ場に知らせて下さい。

燃え移りが起きた場合は、周りのキャンパーに声をかけましょう。

キャンパーなら必ず助けてくれます。
臆せずに、人の手の借りましょう

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●まとめ

キャンプでの焚き火のトラブル対策は知識を付け、
きちんとギアを用意することで防ぐ事ができます。

トラブルは起こらないに越したことはありません。

いま一度、火の取扱いについて注意するとともに、
キャンパーが一丸となってより良い環境を作っていくことが大切だと思います。

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