キャンプで人気のお座敷スタイルは秋の定番!?
zaku0909最近流行りの「お座敷スタイル」のキャンプは試してみましたか?
肌寒い秋でもぽかぽかで過ごすことができるといわれているので
気になりますよね。
しかし、実際にどのように作るのか、何で暖を取るのか、
どんな物が必要なのか等、わからないことがたくさん浮かんでくるかと思います。
その疑問を解決し、お座敷スタイルの魅力をお伝えいたします!
Contents
●お座敷スタイルとは
お座敷と聞いてまず思い浮かぶのは「畳」のイメージですよね。
靴を脱いで、床に座って寝転んだり、ごろごろしていたら
ウトウトしてしまうような、日本人なら誰しもが居心地の良いと感じる畳。
まるで畳の上の癒しの空間で過ごしているようなキャンプ、
それがお座敷スタイルです。
●お座敷スタイルの方法と必要なもの
お座敷スタイルは床で過ごすのがメインとなるため、
居心地の良い床を用意する必要があります。
そして肌寒い季節でも温かい空間を作りださなければなりません。
では、具体的にどのようにしたらよいかを解説いたします。
＊地面には四隅が立ち上がった「お座敷シート」を敷く
まず最初に地面には汚れても良いグランドシートを敷きます。
お座敷スタイルでは四隅が立ち上がった「お座敷シート」タイプの
グランドシートを使用する事をおすすめします。
この上に置く物の汚れや破損防止、そして虫や雨水の侵入を通常の
グランドシートよりも防ぐことができるので、
通常のグランドシートよりもおすすめです。
＊断熱のためのアルミシート（銀マット）
秋の地面は冷たいです。そのまま座ればお尻が冷たくなり、
全身が凍えてしまうでしょう。
冷たい温度を断熱するために銀マットを敷く必要があります。
この上に敷く温かいカーペット等の熱を跳ね返す効果があり、
効率よく温めてくれますので必ず用意してくださいね。
＊座っても痛くないマット
テント内では直接寝転ぶと凸凹して痛いので、寝心地が良くなるように
クッションとなるマットを必ず敷きますよね。
それと同様にお座敷となる床も座り心地が良くなるようにクッション性のある
マットが必要となります。
一番かさばりますが、収納には蛇腹タイプとロールタイプがありますので
小さくして運びましょう。
尚、これは先ほど申し上げた「断熱の為の銀マット」と兼用であると
荷物が少なく済むので理想的です。
＊ホットカーペット
温かい季節には不要ですが、これがなければ秋のぽかぽかな御座敷スタイルを
楽しむことはできません！
ホットカーペットはお家で使用しているような物で構いません。
これには必ず電源が必要となりますので、電源が取れるキャンプサイトを選ぶ、
もしくはポータブル電源を持参することをお忘れなく。
●お座敷スタイルの魅力
お座敷スタイルに必要な物やその方法についてはおわかり頂けたかと思います。
さて、そんなお座敷スタイルにはたくさんの魅力があります。
その魅力に迫ってみましょう。
＊安心してゴロゴロできる
このスタイルの最大の魅力、それはゴロゴロできること! 床は温かく、
まるで野外の床暖房のようです。
肌寒いはずの秋のキャンプで寝転んでゴロゴロしたり、
ウトウトしたりできるなんて最高ですね。
＊荷物が少なくすむ
秋は夏よりも寒いので防寒具や毛布などの荷物がかさばり車に積むのも大変です。
しかし、お座敷スタイルなら、かさばる人数分の椅子が不要ですので
荷物が減ります。
座り心地が気になる方は座椅子やクッションを用意すると心地よく過ごせますよ。
モコモコなものは圧縮袋等で小さくしてしまえば
荷物をコンパクトにまとめられます。
＊テントやタープ内を広々と使える
テントやタープ内ではイスやテーブルを置くと狭く感じる事があるでしょう。
しかし、お座敷スタイルは椅子はないですし、
テーブルも低いので空間を広く使用することが出来ます。
隅っこまで寝転ぶ事や、荷物を置くことができるので広く使えます。
＊片付けが楽
撤収の際、あちこちに広がってしまった荷物を集結するのは毎回大変です。
しかし、シートの上にすべて置いて過ごすスタイルなので、
１か所に荷物がほとんどまとまっているため、
片付けを一気に終わらせることができます。
＊キャンプギアが汚れにくい
ほとんどをお座敷シートの上で過ごすので、
使用するギアは土で汚れることはありません。
また、靴も脱ぎますので泥が跳ね上がることもないでしょう。
また、片付けの際には土汚れを落とす必要もないので
余分な手間がいらないだけでなく、手や服が汚れ無いのは嬉しいですね。
●お座敷スタイルの注意点
お座敷スタイルの魅力はお判りいただけたところで、注意点があります。
これらを守れば必ず楽しいキャンプになりますのでしっかりと確認してください。
＊低温火傷の危険性
ホットカーペットの上でずっと同じように座って居ると
低温火傷になることがあります。
ホットカーペットの上にラグをひいたり、時々体勢を変えてカーペットと
肌の接地面を定期的に移動させる等の対策をすると良いでしょう。
＊侵入する虫に注意
お座敷シートは通常のグランドシートよりも虫の侵入は防げます。
しかし完全ではありません。アリやムカデの侵入を防ぐために
防虫剤等の虫よけスプレーを持参することをおすすめします。
＊雨の日
雨の日や雨が降った直後のお座敷スタイルキャンプはおすすめできません。
水が浸入してくることもありますし、水はけの悪いキャンプ場では
靴を脱いでも色々なものが泥だらけになってしまいます。
＊調理がしにくい
お座敷スタイルで調理を行うのは至難の業です。包丁は使いにくく危険ですし、
火傷を伴う可能性が高いです。調理は別の場所で行う方が安全ですし、
作業がはかどるでしょう。
●まとめ
いかがでしたでしょうか。
床に座ってのんびりぽかぽかできるお座敷スタイルは最高なことが
お分かりいただけたかと思います。
キャンプは春夏だけでなく、是非お座敷スタイルで秋まで
長くお楽しみくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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