キャンプでタープ初心者は風に困るかも? 安心できる3つの準備

キャンプに行ってタープを設営する時に、って気になりますね!

タープって強風時は危険では?
まだハードルが高いかな?

タープ設営でヘトヘトになった上、強風を心配しながら過ごすとなっては、
せっかくのキャンプがもったいないです。

何よりも、タープ設営を中止する決断も時には必要です!

その上で、わたくしはキャンプをタープの下で過ごすことをオススメします。

なぜならタープには、快適さ、空間の占有感、そして達成感があります。

いやいやそれだけじゃありません。

キャンプ場へ足を運ぶ何日も前からワクワクと準備を楽しむことだって出来ちゃいます!

そこで、安心してタープを楽しむために事前準備を3つの項目にして、
わたくしのタープ初体験談も加えてみましたので、良かったら最後までお付き合いください。


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●キャンプ場に着いたら、タープ設営の前に風を確認する!

*自分の身体で感じてみる

まずは感じて下さい。設営を開始してからでは、
意欲や勢いによって直感的な判断が難しくなりますからね。

何なら目を閉じて、感じて下さい。

それだけでタープ設営がOKなのか、際どい判断は無理です。
でも、ほとんど心配無いか、少しは考えるかなどの検討はつくと思います。

*葉っぱや枝の揺れを見る

風の予想をするなんて無理です。一般的なキャンプをする人は、
きっと風の専門家ではありませんからね。

でも素人なりに、タープを設営しても大丈夫?って目安はありますよ。

・葉っぱがちょくちょく振れている まあ大丈夫
・葉っぱがズ~っとパタパタしている やや不安
・枝がずっと揺れている タープは中止でしょう

この程度でも随分と違いますから、是非とも参考にして下さい。

*天気予報や風予報の情報で判断する

キャンプに行く前に、天気予報を見ましょう。
風予報ってのもあります。

タープ設営では、おおまかに風速5メートル以下を目安にして下さい。

自信が無ければ3メートル以下で。

中止の判断が必要なら、
客観的な情報から勇気をもらいましょう!

●キャンプ場によってはペグが刺さらない?地面を選んでおく!

タープはペグを地面に刺して固定しますが、
風を受けた時に想像以上にペグに負担がかかります。

どんなものか確認するのは難しいけど、いや絶対に想像以上だと思いますよ!

そこで、キャンプ場のサイト地面を大きく4分類に分けてみました。

・芝 刺さりやすい 抜けやすいかも
・土 刺さりやすい そんなに抜けない
・土(硬い) 刺さりにくい 抜けにくい
・石(河原) 初心者では殆ど刺さらない 刺さっても抜けやすい

タープ設営を中心にキャンプ場を選ぶなら、
そこは、やっぱり、地面でしょう!

キャンプ場のホームページを見ると、
詳細欄や概要欄に【地面:芝】など、キャンプサイトの地面に関する情報を提供してくれています。

ここでペグの刺さり具合に検討がつきます。

理想を言えば、「刺さりやすく抜けにくい」となるのでしょう。

また、芝でも土でも20㎝ほど地中で、
思いっきり石にぶち当たる場合も考えられます。

その辺までを事前に調べるには口コミも参考にしてください。

キャンプ場によっては、タープ設営がとても難しいことがあります。
だからこそ、しっかり調べて選びましょう。

●風の影響はタープの種類によっても違う。ペグもしっかり選ぶ!

*タープの種類

・コットン素材、ポリコットン素材 

火の粉には強いし破れにくい。
比較的に重いので風に煽られたときの負担が大きい。

・ポリエステル、合成繊維

火の粉に弱く比較的に破れやすい。軽くて風による負担が少ない。

・大きさ
タープが大きいほど風の影響も大きくなりますね。当然ですけど。

この点はグループでのキャンプだと、
中止の決断が難しくなるってことも念頭に置いた方が良いと思います!

*ペグの長さ

・10~15㎝ 軽いけど固定性が低く、強風でのタープ設営では無力。
・20㎝~ 荷物になるけど風対策には必要な長さ。
・30㎝~ かさばるけど風対策には望ましい。

*ペグの材質

・アルミペグ 軽くて安価。強度が弱く硬い地面では刺さりにくい。強風対策には不向き
・鋳造ペグ  重くてかさばる。強度があるので固い地面でも刺さる。
・チタン製ペグ 軽さと強度が両立する。ただ値段は高い。

タープは風に煽られたときがヤバいんです。タープの重さと大きさによってかなり違いがありますね。

また、ペグの強度によってはビックリするほど刺さりやすさが違います。

タープとの兼ね合いでペグを揃えましょう。

大きくて重いタープでは、ペグで強固にする必要があり、
余裕で10本以上を使用するので、地味だけど予算を割いて下さい。

●体験しないと解らないこともある。

ここでわたくしの体験ですが、友人と一緒にキャンプに行ったときの話しです。

その友人はキャンプの先輩でした。

その日はわたくしがタープを初めて設営する予定でしたが、
キャンプ場に着いたらやや強風。

しかし、わたくしは注意すれば問題は無いだろうと考えていました。
友人は「ギリギリかな~」と迷いながらもGOサインです。

初めてのタープ設営をわたくしは積極的に始めます。
持参したタープを広げてみると、大きい・・・想像よりも大きい・・・
そして、重い・・・想像よりもタープが重い・・・

使用するペグは15㎝程度で1本100円以下の劣化品。本数は30本以上ありました。
タープの材質はポリコットンで、大きさは4×5メートル

周辺の木の葉やすすきが絶えず振れており、
時には枝も揺れていました。

ペグでたくさん固定するから大丈夫だろうとタープを立ち上げたところで、
友人から中止命令が出ました。

トホホな気持ちでしたが、思い返せば素晴らしい決断をして下さったなと感謝しております。

さすがはキャンプの先輩です。

そして、中途半端に立ち上げた状態のタープを、
自分の手で支えて解ったことがあります。

風に煽られたときに、全力で踏ん張っていないとキツい。

ホントに凄かった。

タープやペグにはこんなにも強力な負担が掛かっているんだと実感する事ができました。

そして次回からは鋳造性のペグを20㎝×8本と30㎝×8本を購入しました。
ちなみにそれぞれ8本で20000~3000円くらいでしたよ。

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●まとめ

タープ設営での風対策として、現地で確認、キャンプ場選び、道具を揃える、
と3つの内容に分けて紹介しました。

この3つの兼ね合いで風対策の安心・安全が決まってきます。

そして中止を決断する勇気も準備によります。

準備とは、言い換えれば妄想することではないでしょうか。

現地に立った自分のことを妄想して、
どんなキャンプ場か妄想して、道具を使うことを妄想して・・・

妄想するほど風対策でも快適なキャンプでもワクワクしてきますよ。

体験することで経験値が上がって、また行きたくなるし欲しくなる。

キャンプの沼にはまっていく。
そんなお仲間が増えることを願っております。

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