キャンプでも災害時にも使えるご飯の炊き方!焚き火でご飯を炊こう

アウトドアやキャンプが流行してから〝キャンプ飯〟という言葉が浸透してきましたね。
皆様は、どんなキャンプ飯に挑戦したことがありますか?

焼く、煮るは定番の調理法で多くのメニューが紹介されています。
メスティン(四角いアルミ製の飯盒)を使用したご飯の炊き方も多く紹介されていますが、
ほとんどがコンパクトなアルコールストーブやバーナーでの調理となります。

今回はキャンプの焚き火を使ったご飯の炊き方をご紹介したいと思います。
焚き火を使ったご飯の炊き方をマスターすれば、キャンプだけでなく、災害時にも役立つ知識となります。


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●ご飯の炊き方の基礎知識を知ろう

はじめに、焚き火での炊飯は数あるアウトドア料理の中でも難易度が高い調理の1つです。
難しい面倒な工程は無しのですが、なにせ失敗の多い調理法です。

せっかくメイン料理が上手に出来たのに、
ご飯がべちゃべちゃだったり焦げていたら残念な気持ちになってしまいますよね。

キャンプの焚き火で上手にご飯を炊くために、覚えてほしい基礎知識をご紹介します。

⑴お米一合は約150g
⑵お米一合に対して水は200ml
⑶最低30分は給水が必要
⑷炊き始めは強火で一気に沸騰させる
⑸沸騰したら中火・弱火に調節する

 
上記の5つはご飯を炊く際にどんなときにも使える基礎知識として覚えておいてください。

●キャンプの焚き火でのご飯の炊き方

具体的なキャンプの焚き火を使ったご飯の炊き方を順を追ってご紹介します。

⑴お米に水を吸わせる

ご飯を炊く前に、水に浸すことがとても大切です。
1合のご飯を炊く場合は、メスティン(飯盒)にお米1合分と分量の水200mlを入れて最低30分ほど浸けておきます。

水を吸わせることによって、お米の芯まで水が浸透し、ふっくらと炊き上がります。
お米に水を吸わせずに加熱してしまうと、米粒の表面側からご飯に変化していき、中は硬いままになってしまうことがあります。

冬場は水温が低く浸透しにくくなるため、1時間ほど浸けておくようにしましょう。

⑵強火で沸騰させる

炊き始めの焚き火の火加減はメスティン(飯盒)を炎で包み込むような強火にしてください。

キャンプの焚き火では、針葉樹と広葉樹の2種類の薪を使用します。
炊き始めは、火付きがよく燃えやすい針葉樹を使用し一気に沸騰させましょう。
そして、沸騰したら火加減を落とします。

⑶沸騰後は火加減を落とし炊き上げる

正直、失敗につながる要因はこの時の火加減と時間だと思います。

中火なら8分~10分、弱火12分~15分の加熱となります。
なぜ、曖昧な表現になるかというとキャンプの焚き火では火加減を安定させるのが難しいからです。

そもそも、焚き火の火加減は個人の主観で変わってくるものです。
そして風の強さや薪の量で中火を目指してもなかなか火がつかない、弱火を目指しているのに火が収まらないことが、よく起こります。

これだけは、経験がものをいう感覚なので、キャンプの焚き火を使って上手にご飯を炊くには、
何度か経験を積むことが最も早い上達方法だと思います。

蓋を開けてみて、表面の水分がなくなっていれば炊き上がりのサインです。

焚き火から下ろして、
蓋をしたまま蒸らして落ち着かせましょう。

●ご飯を炊くときにあると便利なギア

キャンプの焚き火でご飯を炊くときにリフレクターがあると便利です。

その名の通り〝反射板〟のおことで、風除けをし、火を長持ちさせてくれます。
焚き火陣幕ウィンドスクリーン風防とも言われています。

金属のリフレクターは、焚き火を丸く囲むだけなので設営も簡単です。
火をぐるりと囲むので、火加減を安定させやすく焚き火料理をする時に向いています。

汚れがついても手入れがしやすく、比較的安価で手に入ります。
アルミ素材のものは軽量で、コンパクト、ステンレス製は丈夫で手入れもしやすいこともポイントです。
風を防いでくれるので料理する際の火力も安定し、火も長持ちするので薪の節約にもなります。

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●まとめ

キャンプに行った際に、ぜひ挑戦してみてほしい焚き火を使用したご飯の炊き方はいかがでしたでしょうか。

一朝一夕には習得が難しいスキルかもしれませんが、
キャンプだけではなく万が一、災害に見舞われた場合にも役に立つ知識ですので一度は挑戦してみてください。

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