キャンプでは椅子がコンパクトなほうがいい?メリットとデメリットは?

キャンプに行こう!と思ってまず購入するのはテントかな?と思いますが、
次に「テーブルと椅子が欲しいなー」と思いますよね。

テーブルは使う用途によって様々なサイズを選べますが、
そうなると椅子はどうでしょうか。

座り心地もそうですが、
コンパクトな椅子を選ぶ方も多いのではないでしょうか。

今回は椅子をコンパクトなタイプにするメリットとデメリットをご紹介します。

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●コンパクトな椅子のメリットは?

小さく軽量でコンパクトな椅子、どんなメリットがあるのでしょうか。
詳しく解説していきます。

*とにかく小さいので持ち運びがラク

コンパクトになる椅子は、軽量なタイプが多く、
どこでもヒョイと持っていけるのが最大の特徴です。

「食事の際はここに持ってくる」
「焚き火の時は、焚き火台の近くに」

など、取り回しがしやすいので、設営や準備の際には大いに役に立ちます。

*荷物がかさばらない

テント、テーブル、着替え、シュラフなど、とにかく荷物が多いキャンプ。
コンパクトになれば、その分車への積み込みがしやすくなります

またコンパクトな物は、キャンプ以外にも登山やその他のレジャーで大いに役に立ちます。
子供の運動会なども荷物が多くなりがちなので、積極的に利用したいところですね。

*災害時にも大活躍

近年大きな災害が相次いでおり、防災意識もかなり高まっているかと思います。

皆さんは防災バッグの準備はどうでしょうか。

小さなサイズや折り畳みのできるタイプだと、
防災バッグの側面などにくくりつけることができます

高齢の方が利用したり、列を並ぶ際の待ち時間にちょこっと座ったり、
ちょっとした小物置き場としても使うことができるでしょう。

重要度は低いかもしれませんが、非常時こそキャンプ道具の出番もあるかと思います。
検討してみてくださいね。

●コンパクトな椅子のデメリットは?

何事も小さいもののほうがいいじゃない!という方もいらっしゃるかと思います。
でも実際には、こんな落とし穴があったりするんです。
デメリットも詳しくみていきましょう。

*組み立てが面倒

コンパクトなものは、実際にはカバーを取り外してさっと使えるわけではありません。

代表的なヘリノックスのコンパクトチェアのようなタイプは、
組み立てが必要で、椅子を出すのが面倒になることも。

筆者は実際にこのタイプを使用していますが、組み立てが面倒になってきてしまい、
ちょっと使うのが億劫になりつつあります。

また、布を張る際にも少し力を使うので、
そういった面でももう少し楽なものにすれば良かったと後悔する日々です。

*不安定な物が多い

このタイプの椅子は、子供が座るとひっくり返ってしまう事故がよく起こります。

重心が取りづらいようで、前に傾くと顔面から、
後ろに重心をかけると簡単にひっくり返ってしまいます。

子供は足をつけておくのが難しかったりするので、
安全性を考えるとファミリーキャンプ向きではなく、筆者はオススメしません。

ちなみに、この椅子は大人も酔っ払うとひっくり返ります。
キャンプ場へ行くと割と高い頻度で見かけますので、大人も十分にお気をつけください。

*座り心地がイマイチ

最近のキャンプブームでその形が人気となった組み立て式の椅子は、
実際に座ってみると、意外とゆらゆらして不安定なんです。

ちょっと心配になるくらいで落ち着かないので、
苦手な方もいるのではないでしょうか。

また体格の良い方には、幅が狭い分座りづらくて窮屈に感じます。

立ち上がるのも億劫になりますので、
落ち着きたいときには向いているのかもしれませんが、
忙しなく動き回る方には不向きかもしれません。

メリットとデメリットをご覧いただくと、
シーンや座る方によっては危険なこともあるようですね。

次は形状を踏まえながら、どんな人にコンパクトチェアが向いているのか
ご覧いただきましょう。

●コンパクトな椅子が向いているのはどんな人?

「じゃあ、どんな人がコンパクトチェアを購入するの?」と思うかもしれません。
キャンプスタイル別にみてみましょう。

*キャンプ×登山をする人は三角スツールタイプ

キャンプ好きが講じて登山をするようになったという方もいるでしょう。

自分で荷物を背負ってキャンプへと向かうキャンパーさんには、
「三角スツールタイプ」がオススメです。

畳むだけで超コンパクトになるこのタイプは、軽量で持ち運びに便利です。

荷物にくくりつけたりして、地べたに座りたくなかったり膝が痛くなってしまった時でも
サッと取り出せるのがメリット。

座り心地はイマイチですが、すぐに立ち上がることができるので、
登山にはもってこいの椅子でしょう。

*ファミリーキャンプをするならベンチタイプ

開いてすぐに使えるベンチタイプは、脚元がしっかりしているので、安定しやすく、
怪我をしにくいのが特徴です。

ちょっとかさばって重たいように思えますが、
平たくなる分積み込み時に困ることはほとんどありません。

子供と2人で並んで座ったりできるので、一緒に作業することが多い
ファミリーキャンプでは大助かりの逸品です。

*ソロキャンパーこそ組み立て式

1人で気楽なキャンプ、楽しいですよね。

他のことに気を取られたり、必要以上に荷物が多くなることもないので、
組み立てる時間にも余裕ができます。

ファミリーキャンプよりはコンパクトな荷物量になるため、
椅子もそれに合わせてコンパクトにしたほうが、
家でも置き場所を気にしなくていいですね。

基本的には自分の周りで作業が完結できるので、
いろんなところへ動き回ったりせずとも良いので、立ち上げる際の注意も必要ありません。

転んでも人目を気にせず楽しめるのが嬉しいです(笑)

このように、ソロキャンパーや、登山などの「軽量させたい」
「荷物を減らしたい」などの用途がある際は、
コンパクトな椅子を選んだほうが良さそうですね。

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●まとめ

いかがでしたでしょうか。

キャンプのスタイルによって選べる点は、
昔よりキャンプを長く続けるコツなのかもしれませんね。
ひょっとしたら、

「今日は家族で出かけるからベンチタイプ」
「今日はソロキャンプなのでコンパクトタイプ」

というように、2タイプ揃えてしまう方も多くいるのではないでしょうか。
筆者も、これを機にもう1脚・・・いや、2脚購入してしまうかも!?

是非この記事を参考にして、より楽しいキャンプライフをお過ごしくださいませ。

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