キアヌ・リーブス出演の刑事映画ベスト3

現在、「ジョン・ウィック」シリーズで再びハリウッドにその名前をとどらかせるようになった男
キアヌ・リーブス

ハリウッドを代表する常識人としても知られ、映画の撮影や告知とは関係なく
ラーメンが食べたくなったために日本にくるなど日本通としても日本人の間で多くファンがいます。

実はキアヌ・リーブスは、数多くの刑事映画に出演されており、
その中にはハリウッドをはじめ世界中で大ヒットした作品も多くあります。

今回は、そんなキアヌの出演する刑事映画について、様々な作品をご紹介します。

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1位キアヌ・リーブスの出世作となった名作「スピード」


1994年制作されたアクション映画「スピード」は、
キアヌ・リーブスの名前を世界中にとどろかせ
彼の社会的成功に大きく貢献した作品の一つとなっています。

本作は日本でも高い評価を受け、
45億円以上のメガヒットを樹立した事でも高い人気を得ました。

舞台はロサンゼルス、ロサンゼルス市警に所属するSWAT隊員のジャック・トラヴェンは
突如しかけられた爆弾を解除しましたが、最終的に犯人を逃がしてしまいました。

やがて、ジャックに恨みを抱いた犯人のハワード・ペインは、
後日ジャックに路線バスに爆弾をしかけたことを電話で報告。

ハワードは元々爆弾処理班にいましたが、ケガを負ったことで退職。

その際に退職金と金の時計しかわたさなかったことに恨みを抱いたハワードは、
復讐のために爆弾をしかける爆弾魔に堕落していたのでした。

ジャックは単身、バスに向かい仕掛けられた爆弾を解除するために乗客たちと協力しようとします。

しかし、ハワードのしかけた罠は何重にも張り巡らされており、
ジャックは苦戦をします。

果たしてジャックに解除ができるのでしょうか。

本作は、1990年代を代表するアクション映画の一つとして認知されています。

主人公は刑事なのですが、同時期に製作されていた「リーサルウエポン」シリーズなどと比較すると、
主人公は年若く刑事としての経験も浅く、ベテランの爆弾処理班であった悪役尾ハワードと比較すると
頼りなくみえます。

このやや頼りない主人公をキアヌ・リーヴスが熱演、
これが功を奏し彼の代表作の一つとして高い人気を集めました。

また、本作の悪役を務めるとのは「イージー・ライダー」などで有名になった
ハリウッドの怪優であるデニス・ホッパーでした。

実はデニスにとっても本作は自身のキャリアを高める結果となり、
本作のヒット以降デニス・ホッパーは数多くの映画で悪役を務めることになりました。

ちなみにデニス・ホッパーのTV吹き替えは「ドラゴンボール」のピッコロ大魔王や
「バットマン」のジョーカーで有名な青野武さん。

トチ狂ったデニス・ホッパーの演技が、さらにクレイジーさを増していました。

また本作はヒロイン役としてサンドラ・ブロックが出演、
本作のヒットがきっかけとなりハリウッド映画を代表する女優として君臨するようになりました。

また本作は製作費3,700万ドルに対して、3億ドル以上の大ヒットを呼び、
制作スタジオだった20世紀フォックスに大きな貢献を与えました。

と、いろんな人間のキャリアを変えた本作なのですが、
本作の監督を務めたヤン・デボンは本作以降ヒットに恵まれず、
2003年に製作された「トゥームレイダー2」の大コケをきっかけにハリウッドを
追放されてしまうのでした。

2位腐敗した警察権力との闘い「フェイクシティある男のルール」


2008年に公開されたサスペンスアクション映画「フェイクシティある男のルール」は、
元警察関係者であったデビット・エアー監督が製作した事でも話題になりました。

本作でキアヌ・リーヴスはその強引な捜査方法から警察内外から嫌われている暴走刑事を演じています。

しかしながら、本作の主人公は暴走刑事でありながらも悪徳刑事ではなく、
いっぱしの正義感を持ち合わせており、この正義感と己の本能を武器となっています。

ロサンゼルス市警で働く主人公の刑事ラドローは事件解決のためなら
強引な捜査方法や人種差別的な言動も多くとることから「風紀委員」と称され、
他の警察関係者からも嫌われ、多くの敵がいる評判の悪い男でした。

そんな彼は、ある日かつての相棒であったワシントンが何者かに殺される場面に遭遇します。

ワシントンは、ラドローの悪行を内務調査班であったビッグスに報告し、
ラドローとは少し喧嘩をしていた状態にありました。

そんな仲であったもののやはり友人は友人、ワシントンの死を悲しむラドローでしたが
次第に彼の死の背景にいるのは上司であったジャック警部であることを突き止めます。

果たして上司であり理解者でもあった警部相手にラドローは一体どのような策をしかけるのでしょうか。

本作は素行が悪く嫌われている刑事の、彼なりの正義を見せるハードボイルド映画でもあります。

また本作はキアヌ以外にも脇を構える俳優が豪華で、
すべての黒幕であった警部には黒人俳優として有名なフォレスト・ウィテカーが起用。

普段は善人のイメージが強い彼が黒幕を演じているのは非常に面白い特徴的な部分となっています。

また、ラドローの助手を務める若い巡査役は後にMCUでキャプテンアメリカを
演じてスターダムに乗っていったクリス・エヴァンスが演じています。

さらに、キアヌ扮する主人公と対立しながらも彼を利用し、
警部をはめようとする内務調査班のビッグス役には「ドクターハウス」などで有名であった
ヒュー・ローリーが演じています。

このようにわきをがっつり固めた本作、中々の魅力を放っています。

3位真実を追いかける刑事の孤独「エクスポーズ 暗闇の迷宮」


2016年に公開された映画「エクスポーズ暗闇の迷宮」は、キアヌ・リーブス主演の
サイコスリラーとなっています。

キアヌ・リーブス扮するニューヨーク市警に勤続する刑事のスコッティはある日突然、
相棒であったジョーイが殺されてしまいます。

スコッティは妻が死に、天涯孤独であったためジョーイは数少ない友人の一人でした、
しかし、スコッティは知らされていませんでしたが、ジョーイには汚職刑事という裏の一面がありました。

そして、スコッティはやがて、ジョーイ殺害事件の背後にある女性がいることを知ります。

彼女はジョーイに過去に性的加害を加えられたことがあったのでした。

果たしてスコッティは事件の真相にたどり着くことができるのか、
と言ったものが本作の内容となっています。

本作に登場するキアヌ・リーブス扮する主人公は、
上記であげた刑事映画の作品の主人公たちと違い、ヒーローではありません。

終始事件に振り回される人間でしかありません。

このようなヒーローにならないところもキアヌの魅力であったりします。

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まとめ

今回は、キアヌ・リーブスが出演した刑事映画の中でもおススメの作品をチョイスしました。

今回わかった事をまとめると以下のようになります。

・「スピード」はキアヌ・リーブス主演のアクション映画で、キアヌ自身のブレイクを産んだ作品となった。
・「フェイクシティ」はキアヌ・リーブス主演のアクション映画で、暴走刑事が主人公のハードボイルド映画となっている。
・「エクスポーズ暗闇の迷宮」はキアヌ・リーブス主演のサイコサスペンス映画で、キアヌが頼りない主人公を演じている

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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