エレキギターをネットで買う際の注意点!知らずに買うと後悔することに?!

初めてエレキギターを買うときにどこで買うのか?
という選択が出てくると思います。

楽器屋さんで買う?
ネットで買う?

これからエレキギターを始めようとする方には、
楽器屋さんは敷居が高いように感じる方も多いと思います。

ちなみにですが筆者はエレキギター歴20年以上ですが
いまだに楽器屋さんでの購入が苦手です。

そんな時に便利なのがネットでのエレキギターの購入です。

しかしながら楽器屋さんとは違い、欲しいギターを見て、
さわって、弾くということができないため注意しなければいけないことがあります。

そんなエレキギターをネットで買う際の注意点を、4点ご紹介していきます。

購入したら自分でできる簡単な初期メンテナンスや知識がないうちは
やらない方がいいことなど筆者の失敗談を交えながらご紹介していきます。


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●色や木目など見た目が商品画像と違う場合がある?!

エレキギターをネットで買う際にデジマート、サウンドハウス、楽天、アマゾンなどが利用されると思います。

その際、商品ページに載っているエレキギターの写真は照明を強めに当てて
明るく見せている場合が多い
です。

商品ページのギター画像よりも気持ち暗い色、木目が見えているギターであれば
商品画像より現物の方が木目が落ち着いて見えると頭に入れておくと購入後に後悔することが減ると思います。

●エレキギター全体のサイズ感がわからない?!

エレキギターをネットで買う際に『スケール』を頭に入れておくと良いでしょう。

エレキギターには一般的に3つのスケールがあります。
スケールとはギターに張ってある弦の長さ(ナットからブリッジの長さ)になります。

・ロングスケール 647.7mm
・ミディアムスケール 628.65mm
・ショートスケール 609.6mm

数字を見てわかる通りロングスケール(レギュラースケールとも言います)が一番長く、ショートスケールが短いです。

代表的な例をあげますと

・ロングスケール ストラトキャスター、テレキャスター
・ミディアムスケール レスポール SG
・ショートスケール ムスタング ジャガー

ストラトキャスターやテレキャスターのロングスケールが一般的で多数のギターに採用されています。

しかしながら小柄な方にはショートスケールのギターを選択するのも手ではあります。
ショートスケールのギターは張ってある弦の長さが短いため
弦の張力が小さく押さえやすいというメリットもあります。

●届くまでどのような音なのかわからない?!

店頭に出向き楽器屋さんでエレキギターを購入するのであれば
その場で試奏をして音の確認ができるのですが、
エレキギターをネットで買う際にはそれができないので注意が必要です。

エレキギターにはピックアップと呼ばれる弦の振動を電気に変換するマイクのようなものがあります。

ピックアップにも種類がありますのでそれを把握すれば後悔することも減るでしょう。

・シングルコイルピックアップ ストラトキャスター、テレキャスターなど
・ハムバッカーピックアップ レスポール、SGなど

シングルコイルピックアップの音の特徴はジャキジャキしたシャープな音が特徴です。

クリアな音でのコード弾きやカッティング奏法などに向いています。
もちろん歪ませて特有の枯れたサウンドもシングルコイルの持ち味です。
デメリットとしては電気的なノイズが入りやすいことがあげられます。

ハムバッカーピックアップはシングルコイルピックアップを2つ縦に並べて1つにしています。

シングルコイル2つを1つにしているためパワーがあり
シングルコイルのデメリットであったノイズを打ち消してくれます

太い音が特徴で歪みとの相性は抜群です。

高音域の音色が好きであればシングルコイル、
中音域の音色が好きであればハムバッカー
といった選択ができると思います。

しかしながらエレキギターは電気楽器ですのでアンプやエフェクターの調整次第で
シングルコイルで低い音色、ハムバッカーで高い音色など色々と調整は可能です。

最初はピックアップの見た目などで選んでも全然ありだと思います。

●適切な調整がされていない場合がある?!

店頭で楽器を購入する場合は、店員さんに自分の希望する調整をお願いすれば
その場で弦の高さやピックアップの高さを調整してくれたり、最適なチューニングを行った状態で購入することが可能です。

しかしながらエレキギターをネットで買う際には自分の希望の調整にはされていません

チューニングはほとんどの場合発送の前にされてはいるのでしょうが、
配達の際にチューニングがずれてしまっていることが多々あります。

次項ではギターが届いたらやるといい初期メンテナスをご紹介していきます。

●エレキギターが届いたらやるといい初期メンテナンス!

低価格帯のエレキギターをネットで買う時にありがちなことですが、
各パーツを止めているネジが緩んでいることが多いです。

そのままギターを弾き続けているとチューニングが安定しなかったり、
弦の張力でギターが壊れてしまう可能性があります。

ギターが届いたらまず弦を緩めてから各ネジを閉めてあげてください

特にギターのヘッドにあるペグ周りのネジが緩んでいる場合が多いです。

『弦を緩めてからネジを締めすぎない程度に締める』是非こちらを試してみてください。
それが終わったらチューナーを使い最適なチューニングを行いましょう。

●知識がないうちはやらない方がいいこと!

・弦高の調整

弦高の調整はブリッジ付近にあるネジを締めたり緩めたりして高さを変えてあげるだけではありません。

ネックのそり具合を判断してネックの中に仕込まれているロッドを調整したり、
フレットの減り具合(どのフレットがどれくらい減っているのか)を判断するなど
初心者のうちではなかなか難しいことが多いです。

筆者自身、そこそこギターが弾けるようになった頃、弦高の調整を自分で行おうと思った時があります。

調べてから作業を行ったつもりだったのですが
いじっているうちに何が何だかわからなくなってしまい
結局楽器屋さんに持っていき調整してもらうこととなってしまいました。

やり方のコツを覚えてしまえばそこまで難しい作業ではないのですが、
始めたばかりで筆者のようになってしまうとモチベーションもダダ下がりになってしまうと思います。

2台目、3台目を購入しだしてから弦高調整にトライしてみると後悔も減るかと思います。

しかしながらどんなに低価格帯のギターでも弾けないくらいの
弦の高さで届くということはあまりないと思われます。

弦高を高く、低くの調整は上級者に近づくにつれて意識していけばいいです。

まずは届いた状態の弦高で練習していきましょう。

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●まとめ

『見た目』『サイズ感』『音』など店頭に出向かなければわからないことが多々あると思います。

それらを少しでも解決してくれる方法は欲しいギターの商品名をYOUTUBEで検索し
同じギターの演奏動画などを視聴することです

『見た目』『サイズ感』『音』などを把握することができると思います。
現在世界中でエレキギターだけではなく日用品から車などあらゆるものが店頭に出向くことなく
ネット上で購入することが一般的となってきています。

その際に全ての人が考えるのは失敗したくない、後悔したくないということだと思います。

少額のものなら勉強代と言えますがエレキギターは低価格のものでも数万円はします。
後悔しないためにも是非本記事を参考に購入を検討していただければ幸いです。

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