【豆知識】エレキギターにdi(ダイレクトボックス)は必要か?役割とメリットについて紹介!

エレキギターにdiを使う必要ってある?
そもそも、diってなに?
diを使うメリットは?

今、この記事を見ている方は、
こんな疑問をもっているのではないでしょうか。

今回は、なぜエレキギターにdiが必要なのか?
という点について解説していきます。

この記事にはdiを使うメリットについて、
6年ほどギターをやってきた私自身の経験談も

踏まえて解説しているので、
読み終えたころにはきっとdiを試してみたいと思うように

なりますよ。

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●di(ダイレクトボックス)ってどんなもの?

ざっくり説明するとインピーダンス変換器のことです。

インピーダンスとは、交流電気における電気抵抗のことです。
インピーダンスには種類あり、楽器ごとに異なります。

・ハイインピーダンス:電気抵抗が高い(エレキギター、ベースなど)
・ローインピーダンス:電気抵抗が低い(マイク、キーボードなど)

diはこのハイインピーダンスをローインピーダンスに
変換してくれる機材になります。

●なぜエレキギターにdiが必要なのか

ここで、重要なのが
ハイインピーダンスの楽器をローインピーダンスの音響機器に繋ぐと
音質劣化が起きる
」ということです。

この、音質劣化を防ぐには以下の方法があります。

・出力側のインピーダンスと入力側のインピーダンスを合わせる
(インピーダンスマッチング)

・出力側をローインピーダンスで出し、
入力側をハイインピーダンスで受ける(ロー出しハイ受け)

レコーディングでは、エレキギターはハイインピーダンスに対し、
オーディオインターフェイス側がローインピーダンスであることが多く、
インピーダンスを合わせる必要があります。

そこでdiの出番です。
diは、エレキギターから出力されるハインピーダンスの信号を
ローインピーダンスに変換してくれるため、
音質劣化を抑えることができます。

ただし、オーディオインターフェイス側の入力に
Hi-Z」と記載のあるものに関しては、ハイインピーダンスでも
受けれるという意味になるのでdiを通さず直接、接続ができます。

レコーディングなどの際は、確認してみるといいでしょう。

●エレキギターにdiを繋ぐメリット

ここまで、エレキギターにdiが必要な理由について説明してきましたが、以下のように疑問に思った方も多いと思います。

「ライブだと直接アンプにつないでるけど特に問題ないよ?」
「そもそもレコーディングしない人はいらないんじゃない?」

この疑問について解説していきます!

ライブでエレキギターをdiを使わずアンプやエフェクターに
直接つないでも問題がないのは、アンプやエフェクターの
インピーダンスがとても高い
ためです。

「それじゃ、やっぱりライブするだけならdi必要ないじゃん・・」
と思いますよね。

実は、diにはもう一つの機能があります。

それは、アンバランス信号をバランス信号に変換する役割
もっていることです。

仕組みについてはここでは省きますが、
それぞれに特徴があります。

・アンバランス信号はノイズが乗りやすい
・バランス信号はノイズが乗りにくい

エレキギターから出力されるのはアンバランス信号です。
また、ケーブルが長ければ長いほどノイズが乗っかりやすくなります

diには、アンバランス信号からバランス信号に変換することで
ノイズの発生を抑えてくれるというメリットがあります。

経験上、機材に問題がないのにノイズがどうしても改善しない場合、
これが原因であることは少なくありません。

私も、ライブ本番で「やっぱりdi挟んでおくべきだったか~」と
思ったこともしばしばあります。

どうしてもノイズが改善しない、本来の音質を保ちたいという方はぜひ、
diの導入をおすすめします

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●まとめ

今回はdiの役割とメリットについてお話ししました。
diの役割は楽器本来の持ち味をそのまま生かすことです。
エレキギターにdiが必要な方は以下になります。

・レコーディングする方
・ノイズがどうしても改善しない方
・長いケーブルを取り回す方
・楽器本来の持ち味を生かしたい方

しっかりとしdiを導入することで確実に音質は良くなりますので
ぜひ、エレキギターにdiを導入して楽器本来の音を楽しんでください。

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