エッセイコンテスト2022の受賞作は?おすすめの3作品を紹介!

国連WFPが毎年開催しているチャリティーエッセイコンテストというものがあります。

このコンテストを開催している目的は3つあります。

⑴世界中で日々の食事も満足にとる事ができない人達が多くいるという事実を知ってもらう
⑵その人達に対する支援が必要である事を知ってもらう
⑶私たちが日常生活においてフードロスを減らすよう心掛けるきっかけになって欲しい

これらの目的で毎年テーマを決めて作品を募集し
1応募に付き支援国の給食2日分が寄付される仕組みになっています。

私もこの記事を書くまでこのようなエッセイコンテストがある事を知らなかったのですが
エッセイを書いて応募してそれが支援につながるというのは
素晴しい企画だと感じました。

この記事ではこのエッセイコンテスト2022の入選作品の中から
私が読んでおすすめしたいと感じたものを3つ書きます。

ちなみに2022年のテーマは「わけあおう!わたしの幸せごはん」です。

これまでエッセイを読まなかったという人が
ちょっと読んでみようかなと思っていただけると幸いですので
最後までお付き合いください。


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●エッセイコンテスト2022入選作品からおすすめ①

*『ももちゃんのお煎餅』鈴木洋子さん著

幼稚園に通う3歳の娘さんがお菓子にもらったお煎餅を家族と分けるために
持って帰ってくれた時のエピソードです。

文章から娘さんの無邪気な様子や自分が一番幼いのに一番小さいお煎餅を選んで
大きい方を母親や姉に渡そうとする思いやりが伝わってきて読んでいて
とても温かい気持ちになりました。

最後に自分達、家族をリスのようだと例えてまとめられていて全体を通して
とても心が温まり、愛らしい印象を受ける文章でおすすめです。

●エッセイコンテスト2022入選作品からおすすめ②

*『半分この味』風間史帆さん著

小学5年生の作者の姉が風邪で寝込んでしまいました。
この姉はいつもお菓子やケーキを作者に分けてくれるのでいつも分けてもらうお礼に
家庭科で習ったおむすびを作って2人で分けて食べるというエピソードです。

文中ではおむすびを作るシーンも書かれているのですが
ご飯から立ち上る湯気やにぎる時の感触が丁寧に書かれていて

とてもイメージがしやすいです。

小学5年生にこれだけの表現力があるのかぁと驚かされました。

最後はいつも姉から分けてもらっていたけれど
これからは自分も分けてあげようという

作者の心の成長が感じられてまるで自分が親になったように
感動できたのでおすすめです。

 ●エッセイコンテスト2022入選作品からおすすめ③

*『じいじの守ったお寿司』小林真緒さん

留学していて一時帰国した作者のためにじいじが
2人で食べるためのお寿司を買いに行った時のエピソードです。

じいじがなかなか帰ってこないので心配になり作者が様子を見に行くと
お寿司を抱えて道でうずくまっていました。

慌てて救急車を呼びじいじは少し気分が悪くなっただけで平気だったようです。

その後なぜ気分が悪くなったのか理由が分かりその
理由が微笑ましくとても温かい気持ちになりました。

じいじの言葉からは自分が戦争中に満足に食べられなかったから
孫にはしっかり食べてほしいという願いがこめられていて

それがひしひしと伝わってくる感じに
とても感動したのでおすすめのエピソードです。

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●まとめ

ここまでエッセイコンテスト2022入選作品からおすすめの作品を3つ書きました。
様々な年代の方が応募しているので同じテーマでも
どれも違った魅力が感じられて読んでいてとても面白いです。

この他にも入選作品はあってどれもテーマに合った食事場面での
とても心が温かくなるものばかりですので
ぜひ入選作品を読んでいただきたいです。

そして自分も応募してみたいという人が出てきてくれれば
より嬉しいと感じています。ご検討をよろしくお願いします。

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