アカデミー 賞11部門を受賞した作品とは? 気になる作品名と内容を紹介!

アカデミー賞で11部門を受賞した作品は
1959年の映画『ベン・ハー』、
1997年の映画『タイタニック』、
2003年の映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の3作品です。

『ベン・ハー』、『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
の3作品はアカデミー賞で作品賞を含む史上最多11部門でオスカーを
獲得した映画史に残る大作です。

公開から時を経てもなお映画史に輝き続ける3作品について詳しく
解説をしていきます。

アカデミー賞史上最多11部門を受賞した3作品を
映画館の大きなスクリーンで鑑賞すれば、
未だかつてない興奮と迫力に圧倒されること必至です。

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●1:映画史に残る迫力満点の戦車レースシーン


巨匠ウィリアム・ワイラーが監督を務めた1959年公開の映画が
ベン・ハー』で、第32回アカデミー賞で
作品賞、監督賞、助演男優賞、美術賞、撮影賞、衣装デザイン賞、編集賞、
劇映画音楽賞、音響賞、視覚効果賞、主演男優賞の合計11部門で
オスカーを獲得しました。

ユダヤ人豪族の青年ベン・ハーは旧友メッサラと久しぶりの再会を喜びますが、
かつての友はローマ帝国の軍人、
ユダヤ人を支配する側の人間になっていました。

ある日、ささいな出来事から罪に問われたベン・ハーは捕らえられて
奴隷に身を落とし、鎖につながれて死ぬまで船の漕ぎ手に従事させられる
という過酷な運命に見舞われてしまいます。

過酷な運命に見舞われながらもベン・ハーは旧友メッサラへの復讐を誓い、
多くの奇跡に恵まれながら懸命に生き抜き、旧友との対決に挑むのでした。

未だ映画館のスクリーンで鑑賞できていない作品で、
死ぬまでに映画館の大きなスクリーンで鑑賞したいと思っています。

過去にDVDで鑑賞したことがありますが、
残念ながら迫力に欠けていました。

絶対に映画館の大きなスクリーンで鑑賞したい作品で、
映画館をレンタルしてでも絶対に鑑賞したいと思います。

迫力満点の海戦シーン、壮大で圧倒的な映像、
目を奪われる巨大セットに圧倒され、
クライマックスである戦車レースのシーンは手に汗を握ってしまいます。

主人公ベン・ハーを演じてアカデミー主演男優賞を受賞した
チャールトン・ヘストンの顔立ちはギリシャ彫刻を想わせ、
鍛え抜かれた美しい肉体に男ながらほれてしまうほどです。

映画史に残る戦車レースシーンにはローマ帝国時代に存在しないはずの
腕時計を付けた人が映っていると言われています。

●2:豪華客船を舞台に身分の違いを越えて運命の恋を貫く男女


『エイリアン2』、『ターミネーター2』で知られるジェームズ・キャメロン監督
が1912年に発生した豪華客船タイタニック号沈没事故を題材に、
身分の違いを越えて出会った男女の恋を描いたスペクタクル・ロマンです。

製作費2億ドルを費やした映画『タイタニック』は第70回アカデミー賞で作品賞、
監督賞、撮影賞、美術賞、主題歌賞、音楽賞、衣装デザイン賞、視覚効果賞、
音響効果賞、音響賞、編集賞の合計11部門でオスカーを獲得しました。

イギリスの豪華客船タイタニック号に乗船したローズ・デウィット・ブケイターは

財産目当ての結婚を強要され、気持ちは晴れないでいました。

ある日、船尾から身を投げようとしていたところを三等船客で
画家を夢見る青年ジャック・ドーソンに助けられます。

次第にローズとジャックは惹かれ合っていきますが、
タイタニック号沈没という悲しい運命が2人を待ち受けていました。

中学生だった公開当時に映画館で2回も鑑賞するほど大好きな映画で、
セリーヌ・ディオンが歌う主題歌『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』を
何度も聴いて映画のシーンを目に浮かべていました。

手に入れたパンフレットは今でも大切に保管していて、
ときどき開いて映画の世界に入っています。

実はタイタニック号には鉄道官僚であった細野正文(ほそのまさぶみ)氏が
二等船客として乗船していました。

細野氏は鉄道技術を習得するためにロシア・サンクトペテルブルクに
留学しており、留学を終えた細野氏はイギリスからニューヨークを経由して
日本へ帰国するためにタイタニック号に乗船しました。

サンクトペテルブルクはロシアの西端にあることからヨーロッパ経由すれば
日本へ早く帰ることができたのです。

イギリスで同じ鉄道官僚であった木下淑夫(きのしたとしお)氏に会い、
細野氏はタイタニック号乗船を勧められました。

というのも、当時の最先端技術を駆使して建造されたタイタニック号は
世間の注目を集めていて、ニューヨークから日本への定期航路ありました。

地球一周することになる行程でしたが、生涯に一度は
経験してみたいという思いが細野氏にあったと思われます。

二等船客としてタイタニック号に乗船した細野正文氏は1912年に
沈没事故に遭遇しました。

二等船客の男性は最も死亡率が高いと言われていましたが、
救命ボートに飛び乗って生還を果たしました。

タイタニック号沈没事故から生還を果たした細野氏ですが、
タイタニック号沈没事故の生存者の1人であるイギリス人男性
ローレンス・ビーズリーが出版した著書で
「他人を押しのけて救命ボートに乗った嫌な日本人がいた」という証言があり、
細野氏は批判にさらされたといいます。

後に細野氏の手記や他の船客との記録を照合した結果、

細野氏は他人を押しのけてボートに乗っていないことがわかり、
事故から85年が経過した1997年に名誉が回復されました。

正文氏には4人の息子がいて、晴臣氏は正文氏の四男である日出臣氏の息子、
つまり細野正文氏は音楽家として活躍している細野晴臣氏の
祖父にあたる人物です。

晴臣氏の祖父である正文氏はタイタニック号の便せんに手紙を書いていて、
細野家の家宝となっているそうです。

オークションに出品すれば莫大な値が付けられるとのことですが、
晴臣氏は手放す気はなく、現在は寄託物として「横浜みなと博物館」に
保管されているそうです。

●3:壮大な3部作を締めくくる迫力と興奮の大作


1959年の映画『ベン・ハー』、1997年の映画『タイタニック』と並ぶ
アカデミー賞史上最多11部門に輝いた映画が2003年に公開された
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』です。

第76回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、
衣装デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞の
合計11部門でオスカーを獲得しました。

世界を支配できる力を持つ指輪を破壊する旅に出た人々の冒険と戦いを
壮大なスケールの映像と迫力満点の戦闘シーンを盛り込んで描いていきます。

最初はあまり興味がなかった映画ですが、
2002年に映画『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』公開に合わせて
2001年公開の映画『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』が
映画館で再上映されることを知りました。

あまり興味を持たないまま第1作目である
『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』を鑑賞したところ、
幻想的な映像と壮大なスケールに目を奪われ、感動の涙があふれていました。

第2作目『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』も映画館で鑑賞し、
第3作目である『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』も鑑賞しました。

第1作目と第2作目を遥かにしのぐ幻想的な映像迫力満点の戦闘シーンに
圧倒され、物語を思う存分堪能しました。

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まとめ

アカデミー 賞で11部門を受賞した3作品について解説してきました。

1959年の映画『ベン・ハー』、1,997『タイタニック』、
2003年の映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
の3作品がアカデミー史上最多11部門でオスカーを獲得していることが
わかりました。

3作品全てを映画館の大きなスクリーンで鑑賞することが叶い、
体中が感動に包まれました。

1997年の映画『タイタニック』については、実際のタイタニック号に
日本人が二等船客として乗船していたことがわかり、驚きました。

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