もしもアベンジャーズが1970年代に結成されていたら
zaku0909世界中の映画業界に影響を与え続けていたMARVELシネマティックユニバースことMCU。
そんなMCUを躍進させたのは、
2021年に公開された「アベンジャーズ」であるといっても過言ではないでしょう。
また、劇中世界でも、アベンジャーズが結成されていたのは、
2012年でした。
今回は、そんな「アベンジャーズ」が、もしも1970年代に結成されていたら、
MCU劇中世界はどのように変化していたのか、
もしも21世紀ではなく20世紀にアベンジャーズが結成されていたら、
こういったイフに対して考察してみました。
アイアンマンはトニーじゃなかった！
アベンジャーズの代表的存在であったアイアンマンことトニー・スターク。
彼が決起人となったことでアベンジャーズが結成されました。
しかし、実はトニー・スタークの父であるハワード・スタークも、
トニー同様の天才であり、第二次大戦時には、その天才的な頭脳をいかして、
第二次大戦で見事アメリカを勝利に導きました。
アイアンマンのスーツを産んだのはトニーなのですが、
ハワードも息子同様の天才であるや、MCU正史とは違うパラレル世界を描いた作品
「WHAT IF」ではヒドラ・ストンパーというパワードスーツを生み出したことから、
その気になればトニー・スタークのパワードスーツに近いアイアンマンを生み出すことは
可能であるといえるでしょう。
トニーのようにメンタルが弱いわけでもない、
ハワードは恐らく他のメンバーと不和を起こすことも少なく、
安定したアベンジャーズの運営ができるといえるでしょう。
キャプテンアメリカは黒人だった！
超人兵士キャプテンアメリカは、アベンジャーズにおいて
主力メンバーの一人ともいえます。
そんなキャプテンアメリカことスティーブ・ロジャーズ大尉は、
ヒドラを倒すために南極で氷漬けになり長い間眠っていました。
その間に第二次大戦が終わったことから、
ロジャーズは1940年代から2010年代の長きの間、浦島太郎状態になりました。
しかし、実はキャプテンアメリカ以外にも超人兵士になった人物はいました。
その名前はイザイア・ブラッドリーです。
彼が登場するのは番外編ドラマ「ファルコン＆ウィンターソルジャー」でした。
イザイアはなんと黒人で、
キャプテンアメリカが受けた超人血清の最初の被験者でもあったのでした。
ロジャーズ大尉が眠っている間に、
もしも宇宙人が来た場合彼がキャプテンアメリカとして、戦っていた可能性があります。
最大の敵はサノスではなく、アメリカ大統領だった可能性
このようにメンバーが多きくかわったアベンジャーズですが、
史実の1970年代当時アメリカは大きな動乱の時代に入っていました。
これはアメコミの世界でも同様であり、
この時代に社会風刺を多くしたコミックが増えていったといわれています。
その中には、当時の大統領であったニクソン大統領その人が
悪役として登場するストーリーも多くありました。
ニクソン大統領とは、1969年～1974年にアメリカの大統領を務めた人物で、
実はアメリカの歴史に残るほどとんでもない政治スキャンダル事件
「ウォーターゲート事件」の首謀者として多くの批判を受けてしまい、
最終的にアメリカ大統領史上初の辞任に追い込まれてしまいました。
彼が起こしたウォーターゲート事件、というのは、1972年の大統領選挙期間中に、
ニクソン大統領が所属する共和党のライバル政党であった民主党本部事務所に
5人の男が乱入、警察の取り調べの結果、ニクソン大統領が送ったスパイであり、
なんと彼らはニクソンの命令を受け、
民主党の事務所に盗聴をしかけようとしていたことがわかりました。
このウォーターゲート事件は、当時のコミックでも大きな影響を与え、
キャプテンアメリカがとある事件を追いかけていく内に
大統領が黒幕であったことを突き止めるという話も展開されていました。
このコミック劇中ではニクソンであることを言及されませんでしたが、
後にこれはニクソン大統領であるとMARVELから認められました。
もしも、この事件がMCU世界でも起きていれば、
最終的な敵はアメリカ大統領であったという展開になっていたかもしれません。
悪の大統領、恐らくそれはサノスを越える凶悪な大物ヴィランとして
君臨することになるでしょう。
まとめ
今回は、アベンジャーズ結成がされたのが1970年代であったらということで、
様々な情報をご紹介しました。
今回わかったことをまとめると、以下のようになります。
・アイアンマンになるのはトニーの父親であるハワード
・キャプテンアメリカとして戦うのは、ロジャーズではなく黒人のイザイア
・サノスを越えるボスキャラとしてニクソン大統領が出てきた可能性がある
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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