【2024年最新版】美ら海水族館の「ジンベイザメ」は現在何匹いる??実は、、、

美ら海水族館といえばジンベエザメが有名です。

日本の水族館でジンベエザメが見れる場所は3カ所しかなく、
美ら海水族館はその一つとなっています。

しかし、インターネットで美ら海水族館のジンベエザメを検索しても
数が記事によって異なっており、今現在水族館で何匹見れるのか分かりにくいです。

一体何匹?と気になった方は
ぜひ最後まで目を通して頂ければと思います。

では、2024年現在美ら海水族館でジンベエザメが
何匹いるのか紹介していきます!


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●ジンベエザメって?


みなさんはジンベエザメについてご存知でしょうか。

まだ分かっていない部分も多くありますが、
ここで少しだけ生態について紹介します。

ジンベエザメはサメ科の魚で世界最大の魚類です。
それにちなんで英名も「whale shark」と日本語にすれば鯨鮫となります。

生息は世界中の温帯の沿岸及び概要に生息し、
日本近海には初夏から秋にかけて回遊します。

特徴は体の背面にある白色の斑点で、
その模様が甚兵衛羽織に似ていることからこの名前がついたそうです。

体長は平均で5-12m、確認されているもので最大18.8mに及ぶこともあります。

しかし、近年台湾などでフカヒレをとるためにジンベエザメが漁獲され、
1年間に数百頭のジンベエザメが海から消えるようになりました。

そのため、IUCN(国際自然保護連合)が2000年に作成したレッドリストの中で
絶滅の危険が増大している種としています。

また他のサメと違って温厚でおとなしい魚で、
食事は主に小型の甲殻類やプランクトンを食べます。

オスとメスの見分け方は簡単で、
腹びれの付け根にある交接器(クラスパー)があるものがオス、ないものがメスです。

交接器は交尾の時に使われる器官です。

1995年の台湾で捕獲されたジンベエザメから赤ちゃんはおなかの中で卵からかえり、
子どもの状態で生まれてくることがわかりました。

しかし、ジンベエザメがいつどこで生まれて
赤ちゃんがどのように育つのかなど生態として分かっていないことも多く
今でも多くの研究者たちが研究を進めています。

●美ら海水族館のジンベエザメの歴史

2024年現在、美ら海水族館にジンベエザメは何匹いるのでしょうか。

かつて美ら海水族館にジンベエザメは3匹いました。
この3匹はオス1匹、メス2匹です。

3匹は「黒潮の海」という一番大きな水槽にいました。

ところが2016年11月にジンベエザメ繁殖の新たな試みとして
ジンベエザメのメス1匹(全長8.0m)を海上いけすへ移動し、
水槽には2匹になりました。

しかし、2021年6月、体調が思わしくなかったメスのジンベエザメを
いけすに移動したが摂餌障害で死亡が確認されました。

美ら海水族館での飼育年数は13年2ヵ月と国内で最も長く飼育された
メスのジンベエザメでした。

そのため美ら海水族館のジンベエザメはオスのジンタ1頭のみとなりました。

このジンタは水族館で世界一長い期間飼育されているジンベエザメで、
2023年3月で28年目になりました。

まだまだ記録は更新中で、HPにはお祝いのレポートもあります。

●ジンベエザメのいる水槽について

美ら海水族館のジンベエザメがいる水槽は、「黒潮の海」といって、
沖縄の沖合の海を再現している大水槽になります。

開館中の決まった時間に給餌があり、
普段どうやって魚たちが餌を食べるのかを間近で見ることが出来ます。

開始時間 9:30(ナンヨウマンタが餌を食べる様子をご覧いただけます)     
15:00 / 17:00(黒潮の水槽の生き物たちが餌を食べる様子をご覧いただけます)

但し、生き物の体調により、
予告なくプログラムを変更・中止する場合があります。

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●まとめ

これで美ら海水族館のジンベエザメが何匹いるのかお分かり頂けたかと思います。

今年の元旦にあった石川県能登半島地震により、
のとじま水族館にいた2匹のジンベエザメが亡くなりました。

水族館という閉鎖空間でストレスなどが原因になって亡くなる場合もありますが、
災害によってポンプなどの故障が原因となる場合もあります。

また飼育は研究段階でもあり、かなり困難な状況で
ジンベエザメは飼育されているということです。

皆さんもジンベエザメが観賞できる裏側では
飼育員さんたちの頑張りがあるということを
ぜひ頭において会いに行けるときに会いに行ってほしいです。

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