【雑学トリビア】sonyの名前の由来とヒット商品の歴史

sonyというメーカーの名前を聞いて、どんな製品をイメージされますか?

自分はテレビやウォークマンといったAV家電の世界的なメーカーというイメージがあります。

実際に調べてみて、2012年3月頃は、
4500億円ほど赤字で、2015~16年頃は赤字だったとのこと。

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SONYの誕生

sonyの創業は1945年にさかのぼります。

第2次世界大戦が8月に終わり、焼け残った窓ガラスもないひび割れたビルの一角で、
東京通信研究所」という名称で創業されたそうです。

戦後間もない中、世界情勢のニュースを得るための手段はラジオ放送だったそうで、
ラジオの修理を主な業務としていたとか。

会社名をsonyとしたのは、1958年

名前の由来として、当初はラテン語のSonus(音という意味)、
Sonny boy(当時流行していたかわいい坊やという意味の言葉)の組み合わせで、造語を作ったそう。

しかし、Sonnyという綴りだと、日本語で発音した際に「ソンニー」と発音してしまう。
」という言葉を連想してしまうため、「SONY」という綴りにしたそうです。

「SONY」という名前に決めた理由として、
世界ではアルファベット3文字の会社名が多かったそうです。

ABC、CBS、IBMといった3文字が多かった。

そして、世界のどこの国に行っても、「ソニー」と発音してほしい、ということを考えた。

調べた結果、「SONY」であれば、世界中、
どこの国でも「ソニー」と呼んでもらえるとわかったことにより、会社名を「SONY」としたそうです。

SONYの黄金期。そして、危機

そこからsonyはテープレコーダーをヒットさせ、
トランジスタラジオ(現在で言うところの携帯ラジオの原型)、

カラーテレビ、ビデオカセット、8ミリビデオ、カセットテープ、ウォークマン、コンパクトディスク(CD)、MD、フロッピーディスクなどの今としては懐かしい、
当時としては最先端の製品をコンスタントに発売していました。

しかしながら2012年、赤字になった主な理由としては、液晶テレビの販売台数の低下。
今となっては懐かしい言葉、「家電エコポイントの終了」です。

2009年から2011年3月31日まで行われていた制度で、
現在では当たり前に普及している、地上デジタル放送対応テレビを普及させるため、
環境庁、経済産業庁、総務庁が行った政策でした。

自分も当時、家電量販店のテレビコーナー店頭に販売員として立っており、
家電業界にいて、一番忙しいと思える日々を過ごしておりました。

開店1時間前に出勤し、店内の清掃や昨日販売した商品の確認、
納期の遅延が出ている商品の確認をし、あれこれ確認と準備をしているうちに、
店舗のオープンの時間を迎え、忙しさの波にのまれていました。

sonyという名前を指名して、どのテレビがいいか?

ということを尋ねる方もいらっしゃるくらい、sonyのテレビは人気があり、
AV家電メーカーといえばsonyというイメージが自分にはありました。

確かに、エコポイント政策が終了した2011年の4月~5月頃は、
家電量販店の店頭に立っていて、恐怖に思うくらい売り上げが冷え込み、
店で一番売れていた家電製品といえばテレビと言われていた時代の終焉ともいわれました。

sonyに限らず、パナソニックやシャープといったメーカーも、
売上トップを誇る家電製品が全く売れなくなってしまう事態となり、
販売店側も他メーカーも、尋常でない事態に対策に追われていたのをよく覚えています。

SONYの復活。さすが世界のSONY

そんな中、次にsonyがシフトした製品がスマートフォン

そう、Xperiaです。

しかし、日本国内においてiPhoneが全体30%という圧倒的なトップシェアの中、
シャープ、富士通といったメーカーに先を行かれ、4番手という厳しい状況でした。(2012年当時)

携帯電話市場で伸び悩んでいたところ、ある製品の販売で、大復活を果たします。
それがPS4

日本はもちろん、アメリカ、ヨーロッパでも人気を獲得。
世界累計販売台数1億台を超え、見事復活。

PS4の爆発的なヒットにより、携帯電話市場の損失をカバーすることができました。

現在でも、sonyは世界最高レベルとも言える製品を数多く輩出しています。
ノイズキャンセル・ヘッドフォン。
ワイヤレス・イヤフォン。
そしてウォークマンにPS5。

もちろんテレビも。
挙げ始めたらキリがないほどあります。

筆者としては思い入れがある製品のテレビは、現在では規模自体は縮小してしまっていますが、
2020年時でも、家庭用テレビとして所有しているメーカーで、サムスン、LGに次ぐ第3位。
まだまだその人気は健在といっていいでしょう。

2021年に社名を「ソニーグループ」に変更した。

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今後もsonyは失敗と成功を繰り返しながら、我々が驚くような製品を世に送り出すことでしょう。

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