【雑学トリビア】美ら海水族館はいつできたの??歴史や人気の秘密について・・

沖縄美ら海水族館」、通称「美ら海水族館」。

沖縄本島北部の本部町にある、沖縄県国営沖縄記念公園の中にある施設です。

展示している海の生き物の総数は約700種類

とても大規模な水族館です。

美しいサンゴや、ジンベエザメなどの展示、
世界最大級レベルを誇る巨大水槽「黒潮の海」など。

見どころが盛りだくさんの水族館ですよね。

沖縄に旅行に来たら必ず寄りたい観光地!人生で一度は行ってみたい水族館!
と言っても過言ではないほど、毎日多くの観光客が訪れる施設です。

沖縄の美しい海を水槽の中に再現しており、
美ら海水族館でしか見られない生き物の展示もされています。

大人気観光地の美ら海水族館ですが、一体いつできたのでしょうか?歴史は?
という疑問について今回はまとめてみましたのでご覧ください。


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●美ら海水族館はいつできたのか

そもそも美ら海水族館ができたのはいつなのでしょうか?

今から50年ほど前の1975年

沖縄国際海洋博覧会が開かれ、
海の生き物を展示した沖縄国際海洋博覧会の海洋生物園が出展されました。

海や海の生き物を身近に感じられるこの博覧会は、
日本を含む36か国と3つの国際機関が参加して、
当時では史上最大級レベルのものだったそうです。

博覧会の後、この施設を引き継ぎ
1979年に国営沖縄海洋博記念公園水族館ができたのです。

その後1987年には国営沖縄記念公園水族館と改名されています。

国営沖縄記念公園水族館には多くの人が訪れていましたが、
老朽化が進み、2002年8月に閉館してしまいます。

同じ年の11月1日、リニューアルをして沖縄美ら海水族館として新しく生まれ変わり、
現在の美ら海水族館ができたのです。

元々は美ら海水族館という名前ではなかったことにも驚きですが、
意外と古くからあったことにも驚きですよね。

●沖縄国際海洋博覧会での美ら海水族館は?

博覧会に出展されていたときは、今の美ら海水族館とは全く雰囲気の
違うものだったようです。

出展当時のテーマは「海—その望ましい未来」。

展示していた生き物も沖縄で見られる生き物ではなく、
長崎県に生息する大きな魚やサンゴの海の展示も生きているサンゴではありませんでした。

水族館というよりは少しまじめな感じの展示ブースだったのでしょうか?

沖縄らしさをあまり感じられない展示内容は意外に思えました。
では、いつから今のような水族館に変わっていったのでしょうか?

●国営沖縄海洋博記念公園水族館となるとき、新しい変化が

施設に少しずつ変化が訪れてきたのは、博覧会が終わった1978年頃。

沖縄での漁業の変化により、ジンベエザメなど
今まで見ることのできなかった海の生き物たちが多く網にかかるようになりました。

今までの漁業では、食べられない海の生き物を生きた状態で
捕獲することができませんでした。

漁業の変化により、生きたままの珍しい海の生き物
水族館に提供することができるようになったそうです。

この頃から少しずつ沖縄でしか見ることのできない
海の生き物の展示を開始するようになっていきました。

地元の漁師さんと施設との繋がりが強く、
珍しい生き物が網にかかればすぐに連絡をもらえるような
とても良い関係性を築き上げています。

施設だけではなく、地元の方も協力して県民みんなで作り上げている水族館なのですね。
現在の美ら海水族館のテーマである「沖縄の海との出会い」へと繋がっていくのです。

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●まとめ

今回は美ら海水族館の歴史やいつ頃できたのかという疑問についてまとめてみました。
できたきっかけや、歴史など新しい発見がたくさんあったのではないでしょうか?

いつ訪れても私たちの心を感動させてくれるような美ら海水族館ですが、
今までの歩みを知ると更に魅力的に感じられますよね。

沖縄を訪れる際は、ぜひ美ら海水族館に立ち寄って、
沖縄の海の世界をたっぷりと満喫してきてくださいね。

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