【雑学トリビア】万博って何年ごとに開催されるの??そもそも万博ってなに??

しばしばニュースでも話題となる大阪万博、楽しみですね。

けれども、万博っていったい何なの?万博とは何年ごと?

オリンピックのように定期的に開催されているものなの?
と疑問に思ったことはありませんか?

万博は原則5年に1回とされていますが、開催一覧を見ると、
あれ?と思う方も多いでしょう。

それは万博には種類があり、
その種類により何年ごとに開催されるかが変わるせいなのです。

では、万博について説明をしていきたいと思います。


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①万博ってなに?

フランスのパリを本部とするBIE(博覧会国際事務局)という国際機関があります。

そして、BIEの承認のもと、国際博覧会条例に基づいて開催される博覧会のことを万博といいます。

参加を表明している国や地域は、今回の大阪・関西万博では160カ国にもなります。

また、正式な名称は『国際博覧会』といいます。

万博の他にも「エキスポ(EXPO)」とよばれることがあります。
大阪にあるエキスポシティの名前の由来はここにあるのですね。

②万博には2種類の万博がある。

現在、万博には、「登録博覧会」と「認定博覧会」があります。

登録博覧会
開催期間 6週間以上6カ月以内

認定博覧会
開催期間 3週間以上3カ月以内

特徴 会場の規模が25ヘクタール以内。参加国に割り当てられている面積は1000平方メートル以内。
注)1996年以前は「一般博」「特別博」に区分されていました。

③万博とは何年ごとに開催されるの?

博覧会の種類によって異なります。
登録博覧会では、二つの登録博覧会の間隔は少なくとも5年以上。原則5年に1回
認定博覧会では、二つの登録博覧会間に1回のみ開催可能

なるほど、登録博覧会の間に認定博覧会が入るから、
万博とは何年ごとに開催されているかがわかりにくかったのですね。

④日本と万博

一番初めの万博は、イギリスの首都ロンドンで1851年に開催されています。
別名「水晶宮博覧会」とも呼ばれ、大盛り上がりのイベントとなりました。

日本が初めて万博に参加したのは、1867年にフランスの首都、パリで開催された第2回パリ万博。

なんと1867年は江戸時代、徳川幕府の時代です。

「幕府」、鹿児島の「薩摩藩」、佐賀の「鍋島藩」からそれぞれ出品されています。
そんな時代か!!と驚きますね。

その時の様子は福沢諭吉の著作「西洋事情」にも紹介されています。

「日本」として公式に参加したのは第一次世界大戦のあと、
オーストリアの首都ウィーンで1873年に開催されたウィーン万博です。

金の鯱(しゃちほこ)や日本庭園が展示されました。
この万博までの道のりには悲しい海難事故もありました。

しかし、この金の鯱は大きすぎたため本来輸送されるはずであった船にのることができず、
難を逃れたというエピソードもあります。

その後、日本では1970年に大阪、1975年に沖縄、1985年に茨城県、1990年に大阪、
2005年に愛知で開催され、2025年には大阪で開催される予定です。

たくさん日本でも開催されていますね。特に大阪では、次回の万博を含めると3回も。

⑤2025年大阪万博の楽しみ

万博では目玉と言われる展示があります。例えば1970年の大阪万博では、
月の石」、2005年の愛知万博では「冷凍マンモスの頭部」。


これらの展示を見たくて、人々は、万博入場のために長蛇の列をつくるのです。

1970年の大阪万博に入場したひとたちは「月の石がすごかった」「太陽の塔に感動した」と
目を輝かせて話してくれます。

また、「エレベーター」「動く歩道」など万博をきっかけに、
新しい商品や技術が広まることもあります。

今回の万博では、「動く心臓」や「空飛ぶクルマ」などの展示が期待されています。

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まとめ

果たして、世界中の人々が何時間並んでも見たいと思うものを、準備できるのか?
人々の生活が便利になる技術をみることはできるのか?

個人的には、どのようなものが展示されるのかすごく楽しみにしています。

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